公立王国崩壊へ│私立台頭と焦る公立高校、そして唯我独尊の浦高 | 毒親更生 埼玉2024高校受験の記録と2027大学受験

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S玉県S市在住。塾なしで難関高校を目指すため毒親だった自分を反省しつつ、これまでの経験、情報を整理し、できる限りシェアしていこうと思います。
埼玉独自の北辰テストと確約制度や定期テスト対策、内申の上げ方なんかも

S玉県公立高校の倍率です。

この記事を書いている時間では未だ発表されてないので、皆さまチェックくださいね

R6埼玉県公立高校倍率速報 

受験勉強もあと少し。最後までやり抜こう!

ファイト!



閑話休題

私立台頭と焦る公立高校、そして唯我独尊の浦高

こちらの記事の続編です。


埼玉県S市に住んでいると、イヤでも目にする「文教地区」というワード。
不動産屋さんも、この住所は◯◯小学校区と謳い集客してますしね。
大都市あるあるです(札幌や福岡なども人気校区あり)。

異邦人(部外者)の自分は、そこまで歴史を知らないので、もう少し詳しく調べて見ました。
※以下ネタ元


私高公低問題に迫る 


いろんな方々が分析していますので、そこは専門家に任せる(餅は餅屋)として、主に感想を書きますね。
令和9年(新中1生)から新たに改革がありますので、私立人気は加速するでしょうね

S玉県で良かった改革

学区の撤廃

昔、荒川に国境があったのでしょうか?川越に住んでいると、浦高は受検出来なかったらしいですね。今はもちろん県内どこでも受検できます。


理数の設置

理数科という響きが良いです!上位層の囲い込みに成功して大宮高校がトップ高の地位を確立

これだけ?

改悪の黒歴史

平成6年度〜脱偏差値教育推進
・中学校内での業者(北辰)テスト廃止
・中学校と私立高校との事前相談禁止
・筆記試験のみの1回入試から2回入試へ
※2月上旬推薦入試(定員の25%)、2月下旬一般入試

となり、ここから「確約ゲット」埼玉方式ができたとのことです。

平成15年度〜
調査書の評定を相対評価から絶対評価へ変更

平成16年度〜
通学区の廃止、並びに、調査書の評定の3年間併記、及び全面開示

平成17年度〜
推薦入試・一般入試から前期募集・後期募集へ※2月上旬総合入試、2月下旬一般入試

平成22年度〜学力重視路線へ切替
・学力検査(筆記試験)を各教科40点満点から100点満点とし、
前期募集は、5教科・500点満点、
後期募集は、3教科・300点満点に変更

・調査書を点数化し、その点数と学力検査との合計点数を選抜基準とする

平成24年度〜
後期募集を廃止。

平成29年度〜
学校選択問題(英数)の採用

次の改革は、塾が必須(親塾では無理)、私立人気が加速する


令和9年度(現小6、新中1生から)
・調査書の様式変更
・自己評価資料提出・面接実施
選抜の特色化(神奈川県の特色入試を想定?)
となる予定。

入試改革の影響予測

今度の入試改革と私高公低のトレンドから、予測すると、

浦高(川越高、春日部)、大宮とそれ以外での格差が広がり、

・トップ層:浦高、大宮

・準トップ層:栄東、開智、大宮開成、川越東の私立勢と市立浦和、市立川口のお金持ち公立高校(一女が辛うじて残るか?)


で進学校グループが形成され、

その次の層以降は、私立高校に流れるというのが、自分の見立てです。


最後に、唯我独尊の浦高

埼玉県の意地なんでしょうか?

絶対に

県立浦和高校は守りきる

そんな強い意志を感じます。

OBの強大な政治力と影響力を舐めてはいけません。

浦高こそ、埼玉の至宝と彼等は勝手に思っていますからね…


まぁ異邦人の私には関係ありませんネ


長文お付き合いありがとうございました🙇