キタコ パワードライブキット導入 ~その1 導入前のノーマルJOG | 原付JOG(50cc)で旅に出よう!

原付JOG(50cc)で旅に出よう!

YAMAHAスクーター JOGでのキャンプツーリング日記。自分では特別なことをしている意識はないですが、旅で出会った方には大変驚かれます(笑)
キャンプ道具一式を積み12日間の旅をしたこともあります。工夫次第で原付でもロングツーリングを楽しめますよ。

ノーマルJOGの加速及び最高速をUPさせるため、兼ねてから興味のあったキタコパワードライブキットTYPEX(↓)をとうとう導入、@24,267km(2016.2.6)


 
 <キタコパワードライブキットTYPEX 489-0089000>
 

キット内容は、プーリー、ドライフフェイス、ウエイトローラー(3.5g×6)、クラッチ強化スプリング、プーリー専用モリブデングリス。
純正ウエイトローラーは5gなので、軽量化される設定です。

WRを軽量化すると、通常は「加速が良くなるかわり、最高速が落ちる」ようだが、導入者のインプレッションを読む限り「加速が良くなり、最高速も速くなる」ようだ。
そんな旨い話があるかと思うが、さてどうなるでしょうか・・

①導入前のノーマルJOG、②取り付け、③インプレッションと順を追って書いてきます。



導入前のノーマルJOG

今までノーマルで4stJOGを使ってきましたが、WR変更等する前に一応、ノーマル状況の感想や不満点を書いておきます。


<全体的な印象>

本ブログで書いてきたように、頑丈でかつ燃費もいいので、パワー不足という根本的な問題を除き、特に大きな不満はありませんでした。加速についても悪くありません。

加速については書いたことがないので、4stノーマルJOGの加速をここでご紹介します。

第一京浜(R15)を二輪で走る場合、赤信号では信号待ちの車をすり抜けて先頭まで進み、青信号になると同時に軽快に飛ばしていく走りが多いです(相棒JOGも同様の走り)。
信号待ちの間、前や隣のバイク車種をみたりしていますが、第一京浜ではスクーターが圧倒的に多いですね。なかでもリアボックス付けたアドレスV125やシグナスを多く見かけます。他にマジェスティ、スカイウェーブ、フォルツァのようなビッグスクーターもよく見かけますし、リアボックス付PCXやリード125もたまに見かけます。
そして、青信号になると皆一斉にスタートするので、後ろから見ていて他のバイクの加速がよくわかる訳です。

まず、アドレス、シグナス、PCXですが、最初の加速からしてJOGとは違い、あっという間に差をつけられます。ビックスクーターもアドレス等と同様の走りです。

興味深いのがバイクですね。
原2の後ろを追走している印象ですが、ギアチェンジでもたついている場合もあったりしてセローやCB250を追い抜かすこともあったりします笑 (しばらくして抜かされますが。)
また、あるときは相棒の後ろに停まったバイクが青信号になると同時に、驚異的な加速で相棒とその前を走るアドレス軍団を一瞬にして抜き去っていきました。
先が詰まっていたのでそのバイクに後で追いつきましたが、車種を確認したらニンジャH2と書いていました。あんな爆発的なバイクの加速を見たのは初めてでした・・・。原2の加速なんて目じゃなかったですね。。。

スーパーカブについては、第一京浜では殆ど見かけませんが稀に隣に並ぶこともあります。
ガッコンというギアチェンジがあるので他の原2ほど加速がスムーズではなく、ピンクカブは最初の3,4秒はJOGでついていけますし、黄色カブであればむしろJOGの方が加速がいいくらいです。
同じ50㏄で比較すると、JOGより早い車種はあまり見かけないですが、2stは別で加速は原2と同程度のような気がします。(見ただけで2stの区別がつかないので、音で判断しています・・笑)。

4stノーマルJOGの加速でも大きな不満はないので、パワードライブキットに期待するものは、加速力UPよりも登坂力UPと最高速のUPです。




<ノーマルJOGの不満点>

パワー不足が不満ですが、具体的にいうと、峠の登坂力です。
峠の登坂力については↓で書いているので省略します。
原付キャンプツーリング⑤ ~峠越え編


もう一つの不満点は、最高速の低下です。
これはVベルトに起因するものと考えています。
新車購入時には最高速60kmが暫く乗っているうちに57kmまで落ちましたし、昨年末Vベルトを交換して60kmが復活したものの、現在ではまた最高速が58kmになっています。
走行しているうちにVベルトは劣化するのでこれはスクーターの宿命でしょう。
ただ、何年も乗っていて60kmが維持できている方もいるようなので、「30kgの荷物を積んで長距離走行したり、フルスロットルを多用したり、馴らし運転をしなかった」ワタクシ個人の乗り方の問題もあるかもしれません。

現在の最高速58kmは走行距離が伸びるについて、だんだん低下していくことが容易に想像できます。
Vベルトを交換すれば再度60kmが復活するのでしょうが、最高速が落ちてくるのは気分の良いものではありません・・・(ツーリングでは快適性に影響しますし)


前回Vベルトを交換したのが20,148km時点なので、まだ4,000kmしか走ってません。
キタコパワードライブキットを導入するのであれば、ベルトもノーマルから強化ベルトへと変更する必要があります。

Vベルト交換は20,000km毎なので少しもったいないですが、最高速UPと登坂力UPを期待してパワードライブキット導入に合わせてベルトも交換することにしました。

続く。


キタコ パワードライブキット導入 ~その3 インプレッション
キタコ パワードライブキット導入 ~その2 取り付け