信州秋の旅 11日目 明治温泉、ビーナスラインで転倒 | 原付JOG(50cc)で旅に出よう!

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YAMAHAスクーター JOGでのキャンプツーリング日記。自分では特別なことをしている意識はないですが、旅で出会った方には大変驚かれます(笑)
キャンプ道具一式を積み12日間の旅をしたこともあります。工夫次第で原付でもロングツーリングを楽しめますよ。

信州秋の旅 11日目(2015.9.29)


連載が途中になっていました、、
旅記録の掘り起しになりますが、ご容赦ください。

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朝5時半に目が覚める。

9月末だというのに、駒出池キャンプ場は想像していた以上の寒さ。
管理棟には既に薪ストーブがたかれており、営業期間があと少しで終了というのも頷ける。

まず最初に行ったことは、テントの移動
というのも、昨夜小川のすぐ脇にテントを張ったはいいが、水音が大きすぎて寝つけなかったからだ・・苦笑
少し離れた場所に荷物ごと移動させた(↓)

 <移動後のテント (BBQ道具で随分散らかってます・・汗)>
  
  <参考までに移動前。 (小川のすぐそば・・)> 


ついでに、管理棟でキャンプ延長の手続きも済ませた。
夜のBBQ用に薪も追加購入。

ひと段落したところで、キャンプ場の綺麗な景色を見ながらカップヌードルとドリップコーヒーの朝食。一日の行程を考える。

昨夜は風呂に入ってなかったので、温泉ガイドブックで露天を探す。
白樺湖周辺に温泉があるが、ありきたりな感じがしたので奥蓼科温泉郷の明治温泉を選択。

身体を温めたあとは、お決まりのビーナスラインを走ることにした。


10時頃キャンプ場を出発。
R299で蓼科に向かう途中、国道で2番目に標高が高い地点、麦草峠があったのでJOGを止める(↓)

  <国道で2番目に標高の高い麦草峠(2,127m)>
 
天気も良くて清々しい気分です。
ちなみに、国道の最高地点は渋峠(志賀草津道路)の2,172m。
渋峠も数日前に通ったばかりなので、点が線で繋がった感じがします・・笑

R299を途中で左折してR191へと抜ける道を進んだが、舗装路とはいえ、凹凸が酷く激しい道だった。

「湯みち街道」と名のつくR191に合流して暫く走ると明治温泉に到着。

露天こそありませんが、風呂からはすぐ横を流れる横谷渓谷を見下ろすことができます(↓)


 <明治温泉のすぐ横を流れる横谷渓谷>
 
渓谷沿いには遊歩道も設置されています。
水も綺麗だったので夏の暑い季節なら、川遊びもできるかもしれません。
 

温泉で温まった後は、ビーナスライン(R192)を走り、白樺湖・車山方面へ進む。

あれだけ魅了してくれたビーナスラインもさすがにシーズン終了。
特にバイクを停めることもなく、霧ヶ峰まで来た。
美ヶ原まで走ろうかと迷ったが、時間が遅くなるので、
R40で諏訪市街まで下り、24時間営業の西友で夜のBBQ食材を調達した。
 
松坂牛、黒毛和牛、酒・スナック類の買い出しを終えて、元来た道を通ってキャンプ場へ戻った。


この帰り際のビーナスラインで初めての転倒を経験する。

ビーナスラインは通るたびに思うが、路面がとても荒れている。
陥没も多く、タイヤの小さなJOGではハマるとその衝撃は大きいので、コース取りにはとても気を使う道だ。
全国でも有数のツーリング道路なのに、これほど荒れているのは不思議である。

転倒をした場所は、ビーナスラインR192の下り右カーブ。
スピードは45kmくらい出ていただろうか。

車線真ん中を走っていたが、カーブの途中で前方に陥没等を確認した。
左側には広い路肩があったので、路肩走行してその荒れた箇所を避けようとしたが、そこに浮き砂があることには気が付かなかった。

タイヤが滑ってバイクが右向きになり、ブレーキをかけたが遅く、バイクが車線とほぼ直角になって勢いよく左側にカラダが投げ出された。
買い物袋も散らかり缶ビールがコロコロと内側の対向車線方面へと転がっていた。

幸い後続車と対向車は無かったが、すぐに片づけないマズイので起き上ってまずはバイクをコーナー内側に停車させ、次にバックと食料等を片づけた。

左側のブレーキハンドルは衝撃でぐにゃっと曲がっていた。
激しく転倒したので、もうバイクは動かず別の手段で帰ることを覚悟していたが、ダメもとでセルボタンを押してみるとエンジンがかかってくれた。
ハンドルも左右に問題なく動き、曲がった左ブレーキも効くようだ。ガソリン漏れもない。

アスファルトに打ち付けた左側が痛かったが、日没も近かったので、恐る恐る原付を走らせキャンプ場へ戻った。


キャンプ場へ着いたのは5時半。
そこから身体を確認した。
転倒時、ヒートテック長袖+アバクロフーディ+革ジャン+レインウェアを着ていたが、革ジャンの左肘部分が破れているかと思いきや、大丈夫だった。

ズボンを下げてみると、左の腰には大きなアザが出来ていた。
左肘には擦り傷やアザはなかったが、打撲したのだろう、体重を預けるととても傷んだ。
(それからしばらくは左側を向いて寝れなかった・・笑)
頭部は、コツンとヘルメット左側をアスファルトに軽く打った程度だった。

原付の転倒は初めてだったが、浮き砂の怖さを思い知った一件だった。
それ以降、カーブ上で発見した陥没等については、無理に避けるのは止めるようにしている。



そこから夜のお楽しみ、一人BBQタイム(笑)
前夜に続き、駒出池キャンプ場の夜は冷え込んだ。
寒いときはビールやチューハイよりも、ウイスキーが良く似合う。

小川のせせらぎを聞き、焚火見ながら、ウイスキーで身体を温めつつ、
夜は更けていくのであった・・。


<11日目(2015.9.29)の走行データ>
■出発時メーター:××,038km      
■到着時メーター:××,196km
■本日の走行距離 :158km
■天候: 晴れ

信州秋の旅 12日目 白駒池、唐沢鉱泉、美ヶ原
信州秋の旅 10日目 野反湖、志賀草津道路、駒出池キャンプ場
信州秋の旅 9日目 法師温泉、宝川温泉、野反湖
信州秋の旅 8日目 秋山郷、湯宿温泉、たくみの里
信州秋の旅 7日目 滝の湯、塵表閣本店、秋山郷
信州秋の旅 6日目 白馬、星と緑のロマン館、戸隠神社、小布施温泉
信州秋の旅 5日目 笹ヶ峰、乙見峠トンネル、栂池高原、白馬
信州秋の旅 4日目 関田峠、燕温泉、笹ヶ峰キャンプ場
信州秋の旅 3日目 奥志賀林道、野沢温泉
信州秋の旅 2日目 山田牧場、雷滝、七味温泉(山王荘)
信州秋の旅 1日目 榛名湖、志賀草津、カヤの平キャンプ場
信州秋の旅 準備編