信州秋の旅 1日目(2015.9.19)
初日、朝4時半に湘南を出発した。
本日のキャンプ予定地は奥志賀高原のカヤの平高原キャンプ場。
伊香保、榛名湖、草津、志賀高見を経由するので標高が高い場所では紅葉が始まっているかもしれない。
参考までに、今回のツーリングの荷物積載状況は↓な感じ。
＜荷物を積載したJOG＞
相変わらず、相当な荷物量...(汗)
ステップにはバックが2つ、そしてビニール袋をかぶせた折り畳みチェアが載っています。
バックの横に少しステップが残ってますので、運転中はそこに足を載せて運転します。。
ちなみに原付のステップの積載量は相当なもので、2つ目のバックの上にもうひとつバックを載せることが可能ですネ。
リアの黒ドライコンテナチューブには、テント、寝袋、タープ、マットの4点が入っています。
ドライコンテナチューブの上の工具ボックスには、雨対策用の長靴とまな板包丁セットが、
ヘルメットボックスには3kg木炭、耐火グローブ、鍛造ペグ、着火剤、トング等が入っています。
荷物は合計30kg超えてるかもしれない・・・汗
そのまま日本1周の旅に出かけてくれと言われても、不自由なく出発できるだろう・・（笑）
神奈川から榛名湖あたりまでは、特に景色の綺麗な場所はないだろうとひたすら目的地を目指して原付を走らせていたが、途中、古い街並みのあるエリアに入ってきた。
川越だった。
京都や飛騨高山、都内では神楽坂のような古い町並みの残っている場所にくると、なぜかワクワクする..(笑)
川越は初めてだったので古い町並みを少し散策したいという誘惑に駆られたが、先がまだ長いので、川越散策はまたの機会にしようと先を急いだ。
適度に休憩を取りつつ、10時に伊香保エリアに入ってきた。
伊香保は初めてではないのでスルーし、そのまま榛名湖へと原付を進めた。
榛名湖は初めてだったが、ツーリングマップルでは榛名湖周辺は紫色の道が多く、ツーリングに人気あるエリアのようだ。
＜榛名湖＞
33号を少し軽井沢方面へ進み、キリの良いところでUターンしてから28号→145号経由で草津温泉方面へ向かった。
草津温泉へ向かう坂の途中で、バイクがたくさん停まっている蕎麦屋が目に入ったので、そこで昼食を頂いた。
今夜は勿論BBQなので、蕎麦屋のおばさんに草津温泉街で肉を購入できるスーパーの場所を尋ねた。
草津にくると温泉に立ち寄りたいと気分になるが、何回か訪れているのと、服に硫黄の匂いが付くのは避けたいと、スーパーでBBQ用お肉を購入すると湯畑に見ずに志賀高原方面へとJOGを走らせた。
参考までに、自称「肉食男児」としては、BBQ食材はもちろん野菜なしの肉オンリーである。。。（笑）
志賀草津道路（白根山の火山活動の影響により通行規制が布かれており、日中のみ通行が可能）は景色が非常に綺麗なので、ビーナスラインの車山・霧ヶ峰間と並び、ワタクシのお気に入りの道路です。
規制区間に入る直前の駐車場に原付を停めて、武具脱の池を散策した。
武具脱の池はそのままスルーする人も多いと思うが、夏に訪れたら高山植物が咲き乱れてとても綺麗だったので、志賀草津道路を通る際にはバイクを停めて足を延ばすことにしている。
池の周辺の草木はすでに紅葉が始まっていた。
＜武具脱の池： 黄金色に色づくシダ＞
＜武具脱の池： 赤く染まっているのはヤマウルシ＞
池の周りは紅葉が早いのか、これから約10日後、旅の終わりに再度池を訪れた時には紅葉がのピークは過ぎていたので、この日から数日間が武具脱の池の紅葉のピークだったのかもしれない。
紅葉の美しさに見とれていたが、ふと足元の木道下を見ると、苔の緑が美しいこと！
iPad画質が悪いため、写真ではその美しさを十分に表現できませんが、黄緑色のまるで絵具のような鮮やかな色が広がっています。
周辺には小さな青い花（リンドウのようです）も咲いていますし、池の周りにはホント様々な色が溢れていました。。
志賀草津道路の全体の紅葉の具合ですが、ピークまではあともう少しという感じであった。
夏から秋へと模様替えした高原風景をゆっくりと楽しみながら、カヤの平高原キャンプ場を目指して途中から奥志賀・野沢温泉方面へと北上した。
この奥志賀高原・野沢温泉方面へ進む道路は、さすがにツーリングマップルで紫色になっているだけあり、景色が美しい道だった。
途中から渓流沿いを道路がはしり、とても爽やかである。
といっても、既に夕暮れ時になっており、テント設営等を考慮すると途中で原付を停めているような時間はなかったので、そのままカヤの平キャンプ場へと急いだ。
カヤの平高原キャンプ場に到着したのは、4時半頃だっただろうか。
シルバーウィークということもありフリーサイト利用者はかなり多かったが、サイト内車乗り入れ可ということでファミリーが特に目についた。
受付を済ませて、薪を一束購入しテント設営をした。
テント設営を済ますと、食料の買い出しに山を下って飯山へ向かった。
何の必要性がありわざわざその時間から山を下ったのかよく覚えていないが、おそらくキャンプの必需品、酒を切らしていたのだろう・・・
飯山で買い物＆給油を終えて、カヤの平へ戻ってきたときは既に真っ暗だった。
日が暮れると、想像以上の寒さだった。。
ジーンズの下にヒートテックタイツを着こみ、さらにウィンドブレーカーの上下を着た。
が、夜はこれでも寒かった。
肉オンリーの一人BBQを終え、焚火タイム。
焚火の炎を眺めながら、iPodで音楽を聴きながらウイスキーをストレートでちびちびいく。
う～ん、至福の時間だ。
空には雲がかかっていたが、時折星空が顔をのぞかせていた。
＜1日目（2015.9.19）の走行データ＞
■出発時メーター：××,300km
■到着時メーター：××,660km
■本日の走行距離 ：360km
■天候： 晴れ
信州秋の旅 12日目 白駒池、唐沢鉱泉、美ヶ原
信州秋の旅 11日目 明治温泉、ビーナスラインで転倒
信州秋の旅 10日目 野反湖、志賀草津道路、駒出池キャンプ場
信州秋の旅 9日目 法師温泉、宝川温泉、野反湖
信州秋の旅 8日目 秋山郷、湯宿温泉、たくみの里
信州秋の旅 7日目 滝の湯、塵表閣本店、秋山郷
信州秋の旅 6日目 白馬、星と緑のロマン館、戸隠神社、小布施温泉
信州秋の旅 5日目 笹ヶ峰、乙見峠トンネル、栂池高原、白馬
信州秋の旅 4日目 関田峠、燕温泉、笹ヶ峰キャンプ場
信州秋の旅 3日目 奥志賀林道、野沢温泉
信州秋の旅 2日目 山田牧場、雷滝、七味温泉(山王荘)
信州秋の旅 準備編