eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の勧め
幾度となく直面した株価の暴落に対して、どうして米国の株式市場はこうも強いのか?
米国が移民政策を取り、人口が増加している、経済的に若い国であることは
もちろん理由のひとつですが、それに加えて、米国の中央銀行である
FRB(連邦準備理事会)や企業が、株価を維持させるのに必死だからです。
米国という国は、資本主義の総本山であるのはもちろんですが、
その資本主義の実態は「株式資本主義」です。つまり企業経営にしても
中央銀行の金融政策にしても、あるいは政治家までもが、株価を上げることを
最終目標としているのです。その理由は、個人金融資産であると私は考えます。
2018年に発表された「金融循環の日米欧比較」によると、日本の個人金融資産に
占める現預金の割合が52.5%であるのに対し、米国のそれは13.1%に過ぎません。
また株式と投資信託を合わせた比率は、日本が14.9%なのに対し、米国は48%。
これはつまり、米国において株価の上昇は米国に住んでる人々の
幸せに直結することを意味します。だから中央銀行も企業も、
そして政治家も株価の上昇、維持に必死にならざるを得ないのです。
これは実際に株式市場に参加している投資家にとってなによりの安心材料といえるでしょう
たとえ暴落しても、時間が経過すれば回復するという事実は、特に長期の資産形成を
行う人たちにとって、株式を長く持ち続けるための強力な拠り所となります。
(米国つみたて投資 太田 創 かんき出版より)
20年前には現在のような便利な金融商品がなかったが、
仮に当時始めていたらS&P500の投資利益は利回り込みでなんと6倍!
1,000万で開始したならば6,000万になっていた。数年前からアメリカは
現在バブルの状態になっており、2年前のコロナショックの底に
開始していれば2倍!1,500万投じていれば3,000万(2,700万)になっており
老後資金の問題はたったこれだけの短期間の投資で解消していたことになる。
ここ数年は急激な株価の値上がりが注目される。チャンスだと言える。
まだ二年にも満たないような、少し前の話ですが、コロナショックによる
暴落前ですら、3,380ポイントから4,786ポイントに急激に跳ね上がっている。
実際には投資収益の20%は国に税金で源泉徴収される。
S&P500は本年度中に5,000ポイント、来年度中に5,500ポイントを上抜ける予想。
具体的にはSBI証券か、三菱UFJ銀行または証券にて証券口座を作って
予算に応じて投資収益20%の全額免税が受けられるNISAや積み立てNISAを使って
まずは始められると良いだろう。金額は全て日本円で表記され、
解約すると瞬時に利益が自分のものになる。簡単なパソコンの操作で全てが行える。
楽天証券はポイント付与で一番人気だったが改悪されることが発表された。
財産を金融商品化するのは勇気が要りますが、例えば三菱UFJ銀行でしたら
ワンタイムパスワードがあるのでその管理を徹底すれば大丈夫。
ハッキングにより勝手に解約されたり、契約されたりという操作は行うことができるが、
自分の口座から他人の口座に振り込むという操作はワンタイムパスワードカードが
必要なので、他人に財産を奪われることはない。セキュリティは万全といえるでしょう。
一番人気だった楽天証券はポイント付与が改悪されてSBI証券に顧客が流れている。
楽天もSBIもワンタイムパスワードがないのでセキュリティ強化対策は
パスワードを頻繁に変えるか、追加認証システムを使うしかないのだが、
セキュリティには一抹の不安を残す。