キャブレター周辺の注油 | Memory and Experience ~Cinquecento syndrome~

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○○○ 71' FIAT500との生活○○○
MEXが綴る旧FIAT500との悲喜こもごもな日々

暑い暑いと言っていたら、いきなり晩秋になってしまった関東平野。

今日も日中は雨が降ったり止んだりで朝から気温が上がらず、まるで師走のような陽気です。

夏は苦手なのでありがたいのですが、こうも陽気が急変すると体調崩しそうなので気をつけないとですね。

 

 

 

さて、キャブレターの可動部やアクセルリンケージなどに対しては、その昔の購入時に主治医から

「たまにで良いからここはこうやって注油しておくように。」

と言われている箇所があります。

ウエスだけ用意すれば簡単にできるちょっとしたことだけど、これをやらないと動きが悪くなったり錆びたりするので気をつけています。

雨の日も乗るからなおさらですね。

 

 

ということで今回はサラッと

キャブレター周辺の注油

でございます。

 

*最近乗り始めた方向けの至極簡単な内容です。

 

 

 

注油箇所。

要はこの辺りの可動部の油を

切らさないようにするだけです。

頻繁に動く場所で

アクセルの感触に直結する箇所なので、

ちゃんと動作するようにしておくことが

とても大切。

 

 

 

先ずは注油箇所をウエスで綺麗に拭いたら

早速注油開始。

 

オイルは勝手に伸びて広がっていくので、

注油量は一滴も必要ないくらい。

このようにオイル差しを使うと

むしろオイルが出過ぎて

ギトギトになってしまうこともあるため

オイルレベルゲージを抜いて

ゲージに付着したオイルをほんの少し

ちょんちょんと付ける程度でOK。

 

オイルが足りなくなったら

オイルレベルゲージを

クランクケースに戻してオイルを補充。

 

*オイルレベルゲージを

クランクケースに戻す場合は、

必ず綺麗なウエスで

ゴミなどを拭き取りましょう。

 

 

 

リンケージを指で動かすと

可動部がわかるので、

そこに注油。

 

*この矢印部分はショプさんによっては

予めグリースを塗布してあるかも。

 

 

 

この辺りの可動部と

スプリングの付け根にもちょんちょんと。

 

*スプリングも湿る程度に注油しておくと

錆びて切れるリスクが減ります。

 

 

 

キャブレターとリンケージの取合い部や

バタフライシャフトのスプリングにも。

 

 

 

キャブレター裏側にもスプリングがある。

 

 

 

チョークレバーのスプリングも

忘れずに注油をし

最後にウエスで余分なオイルを

拭き取ったら完了です。


 

 

26年間この方法で、この辺りの可動部が錆びで動きが渋なったということとは無縁です。

と、ここまでやったらついでなので、アクセルワイヤーとチョークワイヤーにスプレー式潤滑剤でも吹き込んでおくと良いでしょう。

その際はスゲー飛び散ったりするので注意してくださいww。

 

 

 

追記:オートマイスターさんから

「アクセルワイヤーは

雨の水が伝わって

入ることがあるので忘れずに注油を!」

と念押しをいただきましたので写真付きで。

洗車でも水伝わって行きそうですしね。

アクセルワイヤーは

この左側の黄色矢印のところ。

右側矢印の

チョークワイヤーもついでにね^^。

 

 

 

キャブレター周辺の注油_END