帝国海軍十二糎自走砲 2 | 黒いダイスが俺を呼ぶ

黒いダイスが俺を呼ぶ

さすらいのSUZUKI SC100乗り。主にスズキフロンテリヤエンジン系を乗り継ぐ。
日活アクション映画、昭和の特撮番組が好物でロケ地巡り。
大日本帝国陸海軍戦闘車両模型も好き。

 

 

ZOOmodel製の海軍十二糎自走砲(改造キット)を入手しましたので、制作していきます。

 

先ず車台の製作を進めていきますが、

このキットや先発のイエローキャット製、多くの作例では、九七式中戦車・車台のまま、

天板を平に取付け、砲の操作台としてしている解釈ですが、

十二糎自走砲のキャプチャー画像を良く確認すると、

チハ車台の赤線で囲んだ戦闘室側面、履帯上の袖部分が無くなっているのです。

 

この部分の再現は恐らくあきら式改さんの作品だけのような気がします。

 

前回制作していた車台上面ですが、戦闘室前面装甲板やターレットリングを取外す事に

戦闘室の側面を車台後半の機関室の幅に切断して削り込んでみます。
前面装甲板やターレットリングも取り外し(瞬着で固定したターレットリングは破損)

車体上面のリベットは車體フレームを強化改造したと思われるので削り落としました。
同様に上面手摺は乗降時に手が掛けられない位置になるし、邪魔な筈なので撤去します。

(そのままでは、砲操作時に躓いてしまう原因になり、危険なのでは。)

戦闘室側面を機関室に合わせてプラ板で塞ぐように制作します。位置合わせが微妙。

またどうしても、車体上面と車体下部の合わせが上手く合いません。

 

元の組合せ位置を確保できるようにと、車体上面部品を削っています。

フェンダーも自走砲用の新規甲板に合わせて切断しています。

 

ここまで切断してしまったので、後戻りは出来ません、何とか形にしたいと思います。