前回の続きで【巻かないタイラバ】の話です。
ドテラ流しでは認知されている巻かないタイラバですが、私は明石エリアで多用しています。
明石など船を立てるエリアの巻かないは、ドテラの巻かないとではやり方が全く異なります。
厳密には、明石というか私の釣り方がドテラと違っている、という話ですが。
初めにやり始めたのは5年くらい前で釣れるのでは?と思って始めましたが当時は何の情報もなく半信半疑。
たまにアタリはあるものの釣り上げるには至らず。
初めて釣ったのは確か3年ほど前(2020年あたり)
スタートのシングルカーリーを使い始めた時期だったと思います。
一度釣れれば、確信をもって使えるようになり今では釣れるテクニックのひとつに。
で、それなりに引っ張りましたが
そのやり方は至って簡単。
通常通り底をとったら巻かずにスプールロック!
ロックしたまま、ロッドワークのみで
タイラバを引っ張り動かす!
これだけです(笑)
着底時は竿先をしっかり下に向けて、
あげる時は10時か11時くらいの
角度まで上げたら、
また底を取り直して上げるの繰り返し。
タイラバはロッド分しか移動しないので
おそらく2m程度です。
大雄丸に乗ったことのある方は、この釣り方をしている私を見たことあるかもしれません。
他船が横についている時もやってるので、大雄丸利用者以外の方も見たことあるかもしれません。
たぶん周りから
アイツ何やってんの!?
とか
タイラバ知らんの?
とか
何狙ってんの?
みたいな風に見えていたと思います。
たまに、それで釣れるんですか!?
って声を掛けてくれる方もいましたね。
見た感じは確かに変なんですが釣れるんですから仕方ない(笑)
ただひとつ言えるのは、タイラバ熟練者でないとちょっと難しいということ。
この釣りをするには海中のイメージがしっかりしている必要があるんですよね。
底の起伏やカケアガリ、カケサガリ、ライン角度、潮の流れ、ベイトを想像するなど。
ただ上げ下げしているだけでも釣れる時はあるとは思いますが…
なお、この釣り方の使い所はもちろんマダイが底モノを捕食しているタイミング。
普通にリールを巻いてもいいのですが、
リールを巻くよりレンジコントロールに優れ
デッドスローが再現し易いという利点があります。
底ベタ狙いといえば
キャスティングで底を舐めるような
釣り方がありますが、釣座によっては出来ない時もあるのでそういう時に有効です。
私の経験ではユムシがベイトになっている時が、もっとも反応が良かったですね。
釣果報告で底ベタとかデッドスローと
書いているモノは、
実はこの釣り方はだったりします。
大雄丸の健さんとカオルさんからも
この釣り方は評価頂いているので
ユムシがベイトになっている時にでも
お試しあれ。
あー、そうそう
タイトルに書いている
その名はってことで類似釣法を調べるも
似たのがなかったので勝手に命名しました。
ロッドワークの
上げのタイミングで食わせる為
RISE(ライズ):上がる、上昇する
からとって
RISING(ライジング)
ライジングタイラバって響き良くない?
ちょっと厨二病入ってる?
まぁ、某社のバスロッドとかの商品名に比べたら全然マシでしょう!
あと普通のタイラバも巻き上げてるやん❗️
っていうツッコミは無しにしてもらえると…
では、今回はこのあたりでノシ