タイラバ 自作ネクタイについて② | Nの人の釣りのことテキトーに

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前回のタイラバの自作ネクタイ話の続きです



明石で釣れるネクタイを作成するべく、色々考えたのですが、やっぱり   フィネス=細く  という概念が残ってしまいます。



しかし、第1号の細くしただけ。というのはしっくり来ず…



次に思い浮かんだのは、超薄い・ 超柔らかい素材ならフィネス特化に出来るのでは?



という素人らしい考え。



薄いと言えばフィルム系ですが、0.03mmとかの世界だそうで、私の考える波動とは遠い気がして試さず。



シリコンシートで探すと、アシスト工房のシートが0.2mmと極薄。



ただし、近所に売っておらず断念。

ネットで買えよ! というツッコミはナシで 笑



で、物色していると「とあるモノ」に目が行く。



安かったので購入し、

試しに作ってみると全くダメ…


何故かキレイに泳がない。。。



ただ、20個くらい作ったうちの1つか2つがめっちゃキレイに泳ぐんです…



カッターで切り出しているので個体差はありますが、同じ形で切り出してもキレイに泳がないモノが多数。



少しづつ形状を変化させ試していくと、何となくポイントが分かってきます。



試行錯誤を繰り返し、

最終的に決定した形状がコチラ。







めっちゃシンプルです 笑



ただ私はここまで来るのに苦労しました…




動画がないのが残念ですが、めっちゃいい動きしてくれます。



厚みが0.15mmくらいなのでホントにちょっとの水流で動いてくれます。



このネクタイ、スローは得意なのですが、速巻きは苦手です。


薄すぎて形の復元力が弱く、強い水流に負けている感じがします。



カーリーとストレートネクタイの中間な感じなので釣れない事は無い筈ですが、速巻きで食ってくる時は、それなりの波動があった方がいいので市販品に部があるかと。



話戻ってスロー引きですが、自作2号は市販のカーリーが泳がないくらいスローに引いた時でもしっかり動いてくれます。



まあ、実釣では潮の流れがあるので、ネクタイが泳がないような場面になる事はまず無いでしょうけど。



それでもスロー引きでよく動くので、底にへばりついて動かないようなタイにアピール出来るネクタイの一つだと思います。



実績は今のところ釣果4枚ですが、全てベタ底のデッドスローリトリーブで釣れてます。



なので、自作2号は【スーパースロー】シリーズと呼んでます 笑










市販品の場合、こんな尖った使い方しか出来ないネクタイは販売しないでしょうから、これぞ自作の世界な気がしますね。



まだ実績が少ないですが、映りが底に集中している時は、このネクタイを使って同船者との反応の違いを比較をしてみたいと思います。



深掘りしていくと楽しい世界なので、気になる方は一度やってみてはどうでしょうか?