● 現実って「過去の自分」の感情体験のくり返しなんですよ〜
こんにちは、高橋リエです。
前回の記事で、子育ては「過去の自分」の育て直しなんです、と書きました。
子どもの問題をきっかけに、「過去の自分」が抑圧した、自身のトラウマに気づけるからです。
でも、「過去の自分」の育て直しは、子育てをしなくても、もちろんできます。
なぜなら、目の前の現実はすべて、「過去の自分」が思い込んだことのあらわれ、いやな出来事やイライラ・もやもやはみな、トラウマ反応のくり返しだからです。
どういうこと？って思いますか？
わたしも、自分の経験だけではわからなかったと思いますが、数千人におよぶお客様のお話をうかがううちに、
過去にまったく見聞きしたことのないことは、その人の人生に起こらない、
現実は、「過去の自分」の感情体験のくり返しである、
そう、確信するようになったのです。
ますます、どういうこと？って思うでしょうか＾＾;
お客様のなかには、「そんなことって、ふつうないよね？」と驚くような、とても変わった体験をくり返している方がいます。
でも、子ども時代に、その原型となった体験を、かならずしています。
つまり、原型となる体験がなければ、その後もそういう体験をしないのです。
わかりやすく言えば、たとえば、お父さんがお母さんを殴っていた、子どもの頃、それを目の当たりにして、怖い思いをした人は、
「男は女を殴る」という原型の体験をしたことになります。
よって、大人になってからも、夫に殴られて怖い思いをしたりします。
（子どものときに、「わたしは絶対、殴る男とは結婚しない」と決断していれば、夫には殴られませんが・・）
子どもの頃、よく親に怒鳴られて、怖い思いをしていれば、「私は怒鳴られる」という原型の体験をしたことになりますので、大人になってからも、上司によく怒鳴られたりします。
逆に言えば、子どもの頃に、人が人を殴る場面をまったく見聞きしなかった、だれかが怒鳴る場面をまったく見聞きしなかった、
そういう場合は、その後の人生に、殴る人や怒鳴る人が登場しません。
これ、同居の家族などのリアルな人でなくても、テレビや映画などで、強烈な感情体験をすれば、それが原型となりえます。
わたしは子どもの頃、毎晩のように洋画をテレビで見ていたのですが、いまになって、けっこうその影響ってあったんだなあ、と感じています。
だからこそ、映画って、内容によって年齢制限があるのですね。
逆に、子どもの頃、テレビや映画で、外国の美しい風景を見て感動すれば、その後の人生で、外国を訪れる体験をする、というわけです。
小説などの文字情報でも、強い感情を感じれば、同じかと思います。
そんなわけで、乱暴に言ってしまうと、目の前の現実はすべて、過去の感情体験の・・
＊ ＊ ＊
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どういうこと？って思いますか？
わたしも、自分の経験だけではわからなかったと思いますが、数千人におよぶお客様のお話をうかがううちに、
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でも、子ども時代に、その原型となった体験を、かならずしています。
つまり、原型となる体験がなければ、その後もそういう体験をしないのです。
わかりやすく言えば、たとえば、お父さんがお母さんを殴っていた、子どもの頃、それを目の当たりにして、怖い思いをした人は、
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よって、大人になってからも、夫に殴られて怖い思いをしたりします。
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だからこそ、映画って、内容によって年齢制限があるのですね。
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