昔はよく見かけたのに、最近あまり目にしなくなったハナダイコン。




一方で、いつの頃からか、という感じでよく見掛けるようになったのが、この花。



ポピーみたいな可愛らしいオレンジ色のこの花は、ナガミヒナゲシです。






ナガミヒナゲシ


🟠ケシ科ケシ属の一年草


🟠地中海沿岸原産


🟠日本では1961年に東京都世田谷区で初めて確認される


🟠花が終わった後にできる「実」が他のヒナゲシより長いことからこの名が付いた


🟠繁殖力が旺盛


🟠茎や葉を傷つけると出る液に触れると、かぶれる


🟠いわゆる「麻薬」の成分は含まれていない


 

繁殖力の強さは驚異的で、一つの実の中に、砂粒のような小さな種が1000〜2000粒も詰まっているそうです。

また、アレロパシー作用と言って、根や葉から他の植物の成長を邪魔する化学物質を出す性質を持っています。

これにより、他の植物を阻害して自分たちだけが広がるスペースを作り出し、大量の種によってどんどん繁殖していくというわけです。


麻薬の成分は含まれず、栽培すること自体に違法性はないため、もし庭一面をこの花だけで埋め尽くしたいのであれば、そのままでもいいかもしれません。

しかし、近隣にもどんどん広がっていき、トラブルになる懸念もあり、他にもお花を咲かせたい場合など、基本的には駆除した方が良いようです。


駆除する際には、素手で触らないよう注意することが必要です。

茎や葉から出る黄色い液には、アルカロイドの一種であるプロトピンという化学物質が含まれており、皮膚に触れるとかぶれなどの炎症を引き起こします

駆除する際は、ビニールの手袋などをして、種が飛び散る前に根っこから引き抜いて袋などに密封するのが一番とのこと。

お子さんなどがうっかり摘んだりしないよう、気をつけてあげてください。






トゲならまだ可愛いものですが、毒☠️がある花は結構ありますね。ブログを書いていて、何度「毒あり注意⚠️」って書いたことか。


福寿草

根や茎に毒あり



ツルニチニチソウ

全体に毒あり



ミツバツツジ等ツツジ全般

ツツジの種類によって毒性にバラつきがあるが、見分けが難しいので蜜などは吸わないのが基本



その他で有名なのは、スイセンですね。葉がニラと誤認されて食中毒になった話は、毎年耳にします💦



他にも、ヒガンバナ、可愛らしいスズランも、意外なところではアジサイも、毒☠️があるそうです。

お花には迂闊に触らない、触った時は手を洗う、料理のあしらいなどに添える場合は特に注意する、などの対策が必要ですね。


綺麗だけどよく知らないお花には気をつけなくちゃ。