ホテルからオルセー美術館まで歩き、美術館の中も歩き回ったので、ちょっと疲れました😓
お腹も空いたし、何か食べたい。
地元の人たちで賑わっているカフェは、ちょっと入るのに勇気が要りましたが、こちらでバゲットサンドとアイスティでお昼にしました。



パンはそこらのスーパーで買ったクロワッサン🥐ですら美味しいくらいなので、野菜とチキンの入ったバゲットサンド、美味しかったです😋💕

アイスティは缶入り。



まだホテルに帰るには早いので、ロダン美術館に向かいました。


ロダン美術館


18世紀の美しい邸宅「ビロン館」を利用した美術館。

彫刻家オーギュスト・ロダンの晩年のアトリエでもあり、『考える人』や『地獄の門』、『接吻』などの名作が、優雅な室内や緑豊かな庭園に展示されている。


 




予約はせず、当日券を買って入りましたが、混雑などはしておらず、スムーズに入れました。

入口では荷物チェックがあります。



画家もそうですけど、彫刻家もすごいものですね。

あんな生き生きした迫真の「立体」を作っちゃうんですから💕✨



ここは、作品はもちろんですが、お庭が美しく、花もたくさん咲いていて、ゆっくり散策するのも良かったです。



薔薇🌹が盛りで、すごくいい香りでした😍






緑色のアジサイもありました。初めて見ましたキョロキョロ








さて、ロダンと言えば「考える人」が有名ですが、「考える人」ってあちこちにありますよね。

ロダン美術館にも、3体の「考える人」があります。


↓室内に展示されている中型サイズの「考える人」


↓前庭の大型サイズの「考える人」


↓「地獄の門」にも「考える人」が


これ以外にも、小さいサイズのものがあるようですが、目に付きませんでした🥲


そして、日本にも、国立西洋美術館等にありますよね?


一体、どれが本物なの⁉️


と思ったりしませんか?



帰国してから調べました。

結論から言うと、全部本物です😊


ブロンズ彫刻は「原型(型)」を元に複数鋳造して制作されるため、「本物が1体だけ、他は偽物やレプリカ」という概念がないそうです。


へえー、そうなんだびっくり


「考える人」の場合、フランスの法律やロダン美術館の厳格な管理の元、ロダンの残したオリジナルの鋳型から正規の手続きを経て鋳造されたものは、全て本物として公に認められています。


「考える人」には、3つのサイズのものがあります。


原型(縮小サイズ):最初に頭の中にあったイメージを形にしたもの。

中型(オリジナルサイズ):1880年に作られた、高さ約70cmのサイズ。

拡大像:迫力を出すために、1902年以降に大きく引き伸ばして作られたサイズ。


最初にオリジナルが作られてから、拡大像が作られるまで、約20年も経っているのですね。


拡大像は、「パンタグラフ(縮小拡大機)」という特殊な3次元の機械を使って作られました。

機械の操作や実際の拡大作業は、ロダンが絶大な信頼を寄せていた高名な技術アシスタント、アンリ・ルボセが行いました。

それをロダンが厳しくチェック、監修し、世に送り出したのが拡大像なのです。


拡大することによって、中型サイズの時には目立たなかったロダンの「指の跡」「粘土のヘラ跡」「荒々しいタッチ」などが、更なる陰影と力強さを生み出し、「考える人」はさらに魅力的な作品になりました。

ロダン自身もこの効果を非常に気に入り、その圧倒的な迫力に大興奮したと言われています😊

そして、これ以降、自身の作品をあえて積極的に拡大して発表するようになりました。


つまり、後世の人が拡大というアレンジを加えたわけではなく、ロダン本人の監修の元に作業が行われたというわけですね。


拡大像は、世界に21体あります。

フランスの法律で、ロダンが遺した型から鋳造していい「オリジナル作品」は最大12体までと定められています。

法律で決まっているとはすごい❗️びっくり

ロダンが生前に作った9体と、彼の死後にフランス政府の許可を得て限定鋳造された12体を合わせて、世界に計21体が存在しています。


日本にも4体の拡大像が存在しています。

世界に21体しかないうちの4体が日本にあるというのは、信じられないほど贅沢なことですね。


日本にある拡大像


⚫︎国立西洋美術館

松方幸次郎がフランスから持ち帰った「松方コレクション」の核心となる1体

⚫︎京都国立博物館

大正時代に日本にやってきた、非常に歴史の古い1体で、国の重要文化財

⚫︎静岡県立美術館

世界でも珍しい「屋内」の「ロダン館」で、360度どこからでも拡大像を鑑賞できる

⚫︎名古屋市博物館

大規模改修に伴う長期休館中のため、現在は岩手県の「陸前高田市立博物館」へ期間限定で貸し出されている


このうち、静岡県立美術館には、3つの異なるサイズの「考える人」があり、サイズの違いによってどのように筋肉の立体感や与える印象を変えているのかを、じっくり見比べることができます。


なお、世の中にはレプリカもあります。

日本では、豊中市役所、星薬科大学、一橋大学、明治村などにある「考える人」はレプリカです。



ふぅ、よく調べた、勉強になったー🧐

作品によって事情は異なるでしょうが、「考える人」に関してはこうなのですね。

知識と理解が深まりました🤔🙂‍↕️

これなれば、美術館に行った甲斐もあるというものです😊

絵画においても、似たような絵があちこちの美術館に展示されていたりしますが、それについても調べてみると面白そうですね。(←まだやってません💦)






この日の歩数は19935歩、合計14.6キロと出ましたが、ホントかな💧
よく歩いて疲れたので、さすがに帰りは地下鉄で帰りました。

続きます。