システム会社がクライアントを獲得しようとするとき、或いはシステムを販売しようとするとき、その資金計画に補助金を当てにしたらどうですか?というのはよくある提案なのだろう。こういう話が多い。なんとなく、オリジナリティーが無くなりそうで胡散臭く感じるが、関係性とか地域性とかで、向き合わざるを得ない状況にある。
システム会社も丸投げではなく、計画策定に一つ関わればいいのにと思う。システム提案には当然目的と効果があるわけで、それをクライアントと落とし込んでいる(ハズ)のだ。そのことが計画の根幹となる。それに、クライアントが該当投資(額)に耐えうる体力があるか、その収支見通しなども弾いてあげないと、本来はいけないのではないだろうか。
クライアントも、何も金銭の条件さえ揃えば言う通りにします、ではないだろう。導入の話が決まった資金計画だけを担う立場で、投資スタンスがどうこうとかは言えない。その前の段階で、やはりシステム会社が分析して説明を尽くし、社長は客観的に見極めるべきなのだ。
であれば、胡散臭く感じるのってそういうところなのだろう。「徹底的にクライアント志向になる」会社であれば、自社でそれくらいのことは行っている。売上至上主義、うちのシステムこれくらいしますから、ではなく、そういうところまでやってくれているかどうかが好感につながる。であれば、計画書の作成なんて楽だし、外部専門家にお金払ってまでやらなくても自分たちで描けるのではないかな、と思うけれど。
言い訳せずに感謝して、まずtryか。