それは、二十歳の僕に

突如として突き付けられた

人生の分岐点。

 

 

 

 

魅力的だけど怪しい

決断の瞬間だった。

 

 

 

 

 

 

 

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place1 デキる男の集まり

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仕事もできて、

女にもモテて

 

礼儀礼節を

わきまえていて

 

志も高く、

それでいて面白い。

 

 

 

 

いわゆる、

デキる男になるための

 

ビジネススクールを

紹介された。

 

 

 

 

青森から上京して

僕は確かに何も知らない。

 

時給740円のバイトから

人生を変えていくイメージなど

希望的観測でしかない。

 

 

 

 

ここでいろいろ

教わりたい。

 

 

 

 

稼ぎたいし、

モテたいし、

 

デキる男

になりたい。

 

 

 

 

だけど・・・

 

 

 

 

フリーターの僕が

47万円もの契約をして

 

後悔することに

ならないだろうか。

 

 

 

 

少し前にも

ネットワークビジネスの誘いに乗ったら

ネズミだとかタヌキだとか言われて

痛い目を見たばかりじゃないか・・・。

 

 

 

 

月々24,000円は

払えなくもないが

 

本当にここは、

大丈夫なのだろうか?

 

 

 

 

騙されているんじゃないか?

 

なぜ友人は僕を

紹介したのだろうか?

 

 

 

 

期待と不安が

世間知らずの僕に

結論を出すよう迫ってきた。

 

 

 

 

その会社は確かにここにあるし

辺りにはスクール生も見える。

 

目の前の社員も

確かにデキる男のように見える。

 

 

 

 

それくらいの判断基準しか

思いつかなかったが

 

それは自分が未熟であることの

証明にもなっていた。

 

 

 

 

人生、後悔したくない。

 

これは上京する前から

なぜか根底にあった素直な気持ちだ。

 

 

 

 

結局、その気持ちが勝って

僕はその社員と握手を交わした。

 

 

--

 

 

ビジネススクールでは

デキる男の志望仲間ができた。

 

共に学び、

共に遊び、

共に成長し、

共に事業を起ち上げた。

 

 

 

 

仲間がいるというのは

良いことだ。

 

 

 

 

孤独にならないし

モチベーションも保てる。

 

相談もできて助け合えるし

本音で指摘もし合える。

 

自分だけではできないこともできるし

良い情報も共有してもらえる。

 

 

 

 

ただ、

問題が1つあった。

 

 

 

 

それは、

ステージが同じ人と関わっていても

進歩はしないということだ。

 

 

 

 

1年、2年経っても、

僕らの事業は

 

サークル活動の域を

越えることはなかった。

 

 

 

 

そんなある日・・・

 

 

 

 

ベンツの男が現れて、

僕は連れていかれた。

 

 

 

 

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プロフィール

星 絢 -ken hoshi-

四柱推命鑑定師専門 起業支援家

株式会社地球人 経営者
一般社団法人日本占道協会 認定師範

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