Krakow日記4日目
今朝は9時起床
薬のお陰で喉が少し楽になった
昨日「もう絶対トラムなんて乗るまい
」と決めた癖に、朝おんぼろ寮前のトラム乗り場で番号をチェック
そしたら行きと帰りの番号が違う事が判明
ありえない
トラム降りてアカデミー前の公園を歩いてると、お家の無い方々から「じんどろぶね

」と挨拶され、笑っちゃいかんいかん
って必死に耐えながら10時にアカデミー着。アカデミー着いてから爆笑
ポ語では「じんどぶり」は「こんにちは」、「どろぶね」は「小銭」という意味で、このお家が無い方々はこれらの言葉をかけて小銭をねだったんでしょうか。ハイレベルな方々だ
一笑いしたとこで、いつも通りコーヒー飲みながら目覚ましてると、コピーに行ったY。さんから携帯に電話
Skypeできるネットカフェを見つけてくれちゃった
行ってみると本当にSkype出来る様子
これで時間気にせず色々な人とSkype出来るし、メールもチェック出来ますな
でかしたY
11時にアカデミーに戻るとSとんは教授とタバコを吸ってたのでしばし放っといて、Y。と今日はランチどこにするか相談し、近くのベジタリアンBarに決定し、3人で行って来た
あたしが頼んだハンガリー料理のGulaszには、豆がゴロゴロ入ってて全然気に入りませんでした
水買ってアカデミーに戻り、SとんとSala前でMD復習作業
昨日のSとんのレッスン聴講時の別冊メモをSとんに見せてやり、彼はそれを見ながらもう一度MD復習。熱心ですな
15時から練習室取ってみたが、全然関係ないShubertで時間が来てしまい、16時半からY。のレッスン聴講に

Y。のレッスン室行ったらもうSとんは到着済みで聴講最中だった。で、リュックから別冊を取り出し、さて聴講するぞ
って時に、Sとんのイタズラによりそれどころではなくなる
あいつめ、あたしの別冊の至る所に落書きを施しやがった

それが、彼らしくとても控えめなのにしっかり主張はするというスタイルで、もう笑いを堪えるのが大変でした
Y。ごめん

しかしY。の音楽、この先生についてからというものどんどん素敵に変わってくの

先生もすごいけど、1時間ちょいのレッスンで音が変えられちゃうY。もすげー

今日でY。のレッスン全日終了
その後、Y。とSとんはYちゃんのレッスンを聴講に行き、あたしは練習室に籠もった
でもあまりにお腹すいてスニッケルズでも買いに行くかーと下に降り、ついでにちょこっとSala覗いてみたらKevinが修了コンサートの出演者決めてるとこだったので、逃げるようにSalaから退出

その後姿をKevinに見つかり、「おいNAMI
コンサート出てくれない?
」と声かけられて、「えー
でもいつ?」って聞いたら「29日か31日から選べるよ
」って言うから「でも何弾けばいいの
?」って聞いたら「15分以内の曲
」って言うから「だったらScherzoしかないし・・・」って言ったら「うん、いいじゃないか、明日のレッスンでScherzo終わるし、でもその前は何やってたっけ?
」って言うから「Prokoのソナタ・・・」って言ったら「Oh
それが良い
」って言うから「でもProkoは20分あるし・・・」って言ったら「大丈夫大丈夫、Prokoだったら20分でも平気。それにScherzoよりProkoの方が良いからじゃProkoって事で
」って言われて大いに慌てる


だって29日か31日にProko全楽章弾くなんて準備日数が少な過ぎる

「どっちの日に出るか考えといてね
」って言われて、あまりの急な出来事にスニッケルズを買いに行く事を忘れて、青い顔して練習室に戻りそれまで練習してたScherzoとMozartの譜面をほん投げて、必死にProkoをさらう
YちゃんとSとんも出演依頼が出て二人ともRavelとMozart、ChopinとMozartそれぞれどっちがどっちを弾くか迷ってる様子

んで今までで一番集中して練習してるってのに今日は日曜とあって練習室の鍵のおばちゃんが早く呼びに来た

同じく集中してるとこを追い出され、キレぎみのSとんと一緒にY。の修了式が行われてるFloriankaへ。
修了式の後は修了コンサートが行われ、それを聞きながらあたしは自分の事の様に凄まじく緊張し、29日ではなく31日に出演する事を心に決めた
要するに「ここであたしProko弾くのかえ?29日って明後日ですえ
無理・・・
」って怖気づいたんです
会終了後時間も遅かったのでKebabしか選択肢が無く、でもおいしいからいいやって事で購入して帰ろうとしたら、トラム停でAちゃん発見
遅れて今日からAちゃんもこのKurs参加なの。ほいで、このトラム停はいっぱい変な人がいて大変危ない
そして今日は日曜って事もありさらに変な人がビール片手に騒いでる
これは大変危険。だので4人でトラム乗らずに歩いて帰った

今日からAちゃんは210号室に仲間入り
Sとんを呼び、皆でY。のレッスン終了宴会開催
楽しかった~
宴会終了後、あたしが必死に今日あった事を日記に書き留めてる時に、Y。が横から「26日って何があったん?」って邪魔してくる
「自分の頭を使えこら。あたしゃ忙しいんだ」っつってしばらく無視してたんだけど、「なぁなぁNAMIちゃ~ん
」てしつこく聞いてきてうるさいので教えてやったら、「すぐ教えてくれれば邪魔せんで済んだやんかぁー
」って逆ギレ。こんにゃろ
その間にも「ポタっとぉ・・・

」と水を切らずに干した洗濯物から落ちる雫を、あたしが飲み干した水のペットボトルで受け止めたりしてウロウロなさってた。Aちゃんは明日から連日レッスンの為あたし達を無視して早めに就寝

その後Y。は今日の修了式の後に撮った岡田真澄似のダンディーKarolとのツーショット写真が大そうお気に召したらしく、デジカメ眺めてはニタニタ



しかし部屋がサロンパス臭い
これあたしのせい。トローチ舐めながら就寝

Krakow日記3日目
今日は8時半起きしていつも通り準備して、8割方化粧も終わったとこで何を寝ボケてたのか日焼け止め塗るの忘れてやり直し
ぶー
だのに9時にはトラム乗れてたってとこがすごい。
10時からSとんのレッスン聴講

今日彼がレッスン受けたのはMozartのソナタで「レッスンに2回しか持ってってなくて新しすぎてヤバイから・・・」ってボソボソ言ってたけど、嘘つき
完璧じゃないか
しかしさすがだよSとん。Kevinも褒めてたじゃないか
でもあたしからしたら何も直すとこなかろうにって思ったけどKevinはさらに上の事をSとんに要求してた
レベル高~い・・・

今回はKurs組3人の受講予定曲を予め調べて、全員聴講時には色々注意書き出来る様に全楽譜×3でコピーして別冊聴講用楽譜を作ってったのね


でもそれ3人が受ける曲全部入った本だからIKOの本並に分厚くて重かったんだけど準備して良かった
すごい便利だった
あたしは聴講しながらその別冊にあたかも自分がレッスン受けてるようにKevinの言うヒントを殴り書き、かつSとんの晴れ姿をデジカメでおさめ、時々同意を求めるかのように客席に向かって目配せするKevinに身を乗り出して反応し、大変忙しかった



Sとんのレッスン後はアカデミーの前の公園にある公衆電話で日本に国際電話して来月来ポする家族にクラクフの寒さについてお知らせしといた
自分のクラスのレッスン聴講が終わったY。とKevinクラスの超イケメンLの聴講が終わったSとんと合流して今日こそ学食へ
って意気込んで行ってみると「土日はお休みなの
」という張り紙が貼られてるではないか
こういうのは下に貼って下さい
お腹が学食になっちゃってるとこにこんな事言われても困るんだよ
諦めてまた昨日も一昨日もお世話になった近くのBarへ。今日はこれからレッスンの為肉よ肉
Kotoletとジュレック頼んだ
クラクフに来てから3人の団結は日に日に深まり、最近は物静かなSとんがあたし達の会話に突っ込みを入れてくるようになった
よく笑うしよく話す
昔は蝋人形みたいだったけどSとんも大分人間めいてきたわね
打ち解けてる証拠だ
ひひ
ランチの後昨日Y。が買って来てくれたうまい冷えた水を今日も購入してアカデミーへ戻って練習
練習室をとったY。にあたしとSとんも便乗しておしかけ、Y。のとった部屋でなぜかSとんが練習を始める

30分後からY。が本格練習に入りSとんは廊下で今日のレッスンのMDを聴き、あたしは練習室の時間調整の為ちょこっと昼寝
14時から17時まで練習室でがっつりレッスン前の練習
17時にSalaに降りてみるとあたしの前に「教授」と呼ばれてるM氏がシューマンの謝肉祭のFinaleやっててもうKevin大興奮

この後あたしのレッスンできるのか
って位の白熱ぶり
すっごい爆音
しかし教授も負けてない
しばらくしてあたしの番になり今日はProkoⅡの途中からスタート。
Kevinはさすがに疲れてる様子だったがあたしのレッスンもちゃんとやってくれた。さっきまでの爆音を弾いてた人とは思えない程透き通った潤いのあるppを出してくれて、鳥肌ぽつぽつ
今日もマンツーマン形式だったのでppを弾くKevinの手を間近で拝見し、ほほうこうやったらあの透き通った潤いのあるppが出るのかぁと感心
そしてガン見


「Prokoの全ソナタの中で4番のⅡの中間部が一番美しい
」とおっしゃるKevin様
その想いもひとしおらしく、素晴らしいエッセンスを沢山散りばめて下さって、あとはあたしが緊張した時でもそれが出来ればきっと音楽が変わるはず
そしていよいよ恐れてたⅢ
Kevinは待ってましたー
って感じで自分用のピアノの前に座って目輝かせながらワクワクしてる
最初Ⅲを通させられ、練習のし過ぎか緊張のせいかもう腕の筋肉が限界で最後はもうぐっちゃぐちゃに崩壊
Kevinが言うには「このⅢはとてつもなく難しい、テクニック的にもそうだけど、作曲者が要求してる内容と世界が難し過ぎる」らしいが、にしてはKevinすらっすら弾いてたけどね
でも時々「えー
ここはどうしたらいいんだ
」って苦悩してらっしゃったけど。
で、初めてKevinと音楽的解釈が違うとこが現れた
Kevinの音楽性はあたしの最も好むスタイルであり、今まで「ここ解釈が違う」って思うとこって無かった。いつも「そう
そうなの
こう弾きたかったの
」って感動する位あたしの目指してる物とKevinの解釈は合致してた。
でもこの度初めて違うとこが。
でも、Kevinのおっしゃる解釈もとても素敵
研究します
その他テクニック的な事やペダルなどを直されて、さらに勢いもプラスされて、あたしゃもうその凄まじいレッスンについてくのに必死
そしてヘトヘト
やっとⅢが終了して「やっと終わった~
」って疲労感がどっと押し寄せてきて腕もボロボロなとこに信じられない事をKevinは言った
「まだ時間あるからもっと何か弾いて
」って。
予定では次回3回目のレッスンにScherzoを持ってくのが本来の順番だったけど、腕がもう乳酸MAXで使い物にならない為、Mozartにしようかなとも思ったけど見てもらいたいのはScherzoだし、Kevinがもう楽譜とペン持って客席で「さぁっ
」ってまた目輝かせながらスタンバっちゃってたから逃げられず
そのままぜーぜー言いながら弾いた
全身のどこかに残ってるエネルギーを腕から先に集中して、内臓脂肪も急遽エネルギーに変えて挑んだけどやっぱりダメ・・・
もう最初の数小節で意識なくなりそうだった
でも時間がちょこっとしかなかったお陰で第Ⅱテーマ入る前に止めてくれたから助かった
と、思いきやその後のレッスンが大変だった
KevinはScherzo十八番だし何かKevin疲れ過ぎててヤケになってる感モリモリで、すんごい勢いで攻め込んできた
どこにそんなエネルギーが残ってたの
って位。きっとあたしみたく臨時で内臓脂肪をエネルギーに変えたに違いない。
あたしはとにかく彼の勢いについてくので必死
でもすっごい面白かった
長く弾きすぎてて煮詰まってたから特に。すごくシェイプアップ出来そう
彼はどうやったら素敵な音楽になるのか、裏技というか、スパイスというか、表現したい事が表現し易くなる様な技を教えてくれる
これが出来る様になり、自分なりの解釈でさらに深めて行けたらどんなに面白くなるだろう
しかしもう最後の方はMDに頼りっきりで、あたしは既に白目で、唇も乾き、ご臨終してた
レッスン終了後Kevinに「Thank you」って言ったつもりだったけど空気だけ出て声出なかった

脱水機にかけられた洗濯物みたくなってステージを降りた。
SとんとY。が聴講してたので3人でSalaを出て、Sala前の椅子に座りあたしの意識が戻るのをしばし待つ
30分後位に少しずつ意識戻ってきたので広場に夕飯食べに行った。さすがに今日もKebabってのもね
生野菜を欲してたので2つもサラダ頼んで、ランチに「明日起きたら顔がじゃがいもになってるかもしれない」って位食べたFrytki(ポテト)も懲りずに頼んだ。無敵だ。
2人はPiwoであたしは薬飲まなきゃだったので水
あ、今日そう言えば夕飯の前にApteka(薬局)巡りした。
喉が凄まじく痛くて持ってきた薬がなくなりそうだったのでうがい薬とトローチ買いにね。そこの店員さんがとても良い人で変なアジア人3人の片言のポ語の相手を忍耐強くしてくれてたんだけど、あたし達の後に待ってる女性がいたのであたしハラハラしっぱなし
しかしその女性は店員さんとアジア人達のやり取りがおかしいらしく、笑いが止まらない様子。店員さんがトローチいっぱい紹介してくれて、Sとんが「どれがオススメ?」って聞いたら、後ろの女性も覗き込んで見てた
さらにうがい薬を決める時に「喉の痛みはどれ位?」って聞かれたから「Ba~rdzo Boliっ
」ってきっぱり言ったらなぜか全員大爆笑
なぜ?何がおかしいんだえ?
後ろの女性に「長々とすまなんだ
」と謝ったら笑顔で「いいのよ、気にしないで
」と言われてAptekaを後にした。
続いてその通りにあるHotel Saskiについでだから9月の予約の確認に行った。
そしたらあたしやっぱり疲労困憊らしく、「Zarezerwowałam(予約したの)」がかんじゃってどうしても言えなくてフロントのおばちゃんも、あたし達の前にいたもう1人の客も大爆笑
何で皆して笑うんだ
でも無事予約出来てる事を確認して帰ろうとしたら、あたし達の前にいたもう1人の客に「あなたのポ語素晴らしいわね
」って言われた。
今思えば嫌味だったのかもしれないけど、素直なアジア人達は普通に喜び皆でワイワイ盛り上がって、最後には手ぶんぶん振ってバイバイしながらHotelを後にした

話は戻って夕飯は外のテラスで食べた為、寒くて食べ終わった後の余韻を楽しむ暇もなく帰路へ
Sとんはもちろん徒歩
あたし達は昨日トラムの番号調べたから今度こそ大丈夫
って意気揚々とトラム停へ。
20分位待ってやっとおんぼろ寮方面に行くはずのトラムが来たので乗った。
しかし曲がらないはずの交差点を曲がった・・・
1回で目的地に着かない事件今日で2回目
しかも2日連続でBiletを無駄にした腹立たしさにイライラMAX
どうなってんだクラクフのトラムはぁぁぁ

また大分連れてかれた1駅目で降りて、そこからまた戻るトラムを探すも、今日は土曜とあり最終も終了
仕方なくTAXI呼んで、近いから悪いなぁって思ったけど、そのタク運が良い人だったので難なく快適におんぼろ寮着

帰ったらSとんと廊下で遭遇
徒歩で帰った奴はもう風呂上りでございました
あー切ない・・・

もう絶対トラムなんて乗るもんか
ってぶつぶつ文句言いながらマッハでお風呂入って洗濯して薬飲んで1時に就寝
疲れたーーーーーーーーー


Krakow日記2日目

Y。は今日もダンディーのレッスンの為そのまま練習室へ直行


あたしはコーヒー飲みながらSala前でSとん&Kevin待ち

実は昨日の夜、あたしの2回目のレッスンは本当は今日だったのが、オーディションにはいなかったのになぜかレッスン生になれてる人達のレッスンが入って変更になってたのね
これはどういう事ですえ
って抗議する為にKevinを待ち構えてたのね。ほいであたし1人じゃ不安なので冷静なSとんを見方につけようって魂胆よ
んで、8時にSとん現る


Sとん逃げるように練習室を借りるも、何気にあたしと話がはずみ足止めを食らわされ、結局Kevinが現れるまで一緒にいた

当のKevinは5分遅刻で焦って走ったらしく顔中汗まみれにしての登場



Salaに入る所をとっ捕まえてあたしの2回目のレッスンはいったいいつになるのか事情聴取
その時、助けてもらおうと思ってたSとんは去年同室だったポ人の男の子と談話中でちっとも役に立たず
仕方ないので1人で交渉。2回目のレッスンは明日の一番最後の枠、17時からになった

えー、この頃ってKevin疲れてるじゃーん
嫌だー
オーディション受けてないでレッスン生になれてる人達がそういう時間に入ればいいのにー
ぶー
そうしてこの件が片付いてさてあたしもそろそろ練習すっかって思ったら、お父ちゃん(ポ)から携帯にtel

「チカクニY。ハイル?」って言うから、彼女は今練習室で練習中で、昨日携帯をなくしたから電話は通じない旨を伝えた

そしたら「シッテ~ルシッテ~ル」と答えが。
?
?事情を聞くとどうやらY。の携帯を拾ってくれた人がY。の電話帳にのってたポ人らしき名前のお父ちゃん(ポ)に問い合わせてくれたらしい。
驚きのあまりあごが外れそうになったけど、お父ちゃんに仲介役をして頂き、拾い主の住所を聞いて、ボケボケ未だにポ人男の子とくっちゃべってるSとんに事情を話し、練習中のY。を呼びに行き、現実がなかなか飲み込めずパニック状態なのに1人で受け取りに行こうとするY。を2人で「あたし達も一緒に行く
」と静止して、3人で携帯受け取りに行った




Y。に地図を持たせて行ったがやはりパニックだったらしく思うように進まないので、結局地図はY。が持ってたけど、横から覗いて頭でナビを働かせてSとんが目的地まで連れてってくれた

そこはアカデミーから10分位のとこで、呼び鈴を鳴らして名を名乗るとお父ちゃん(ポ)から全て話しは伝わってたらしく、すぐに反応してくれて下まで降りてきて下さった。
その人は優しげな若い女性で、昨夜TAXIの中でこの携帯を拾ったらしい。後で発着信履歴をみたら色々な所にかけて下さって持ち主を調べてくれたらしい。
この国は人が持ってる携帯をも盗むというのに、落ちてる携帯、ましてやTAXIの中に落ちてた携帯なんて普通はラッキー
って自分の物にし、売るか自分で使うかとかしちゃうはず。でもこの女性はそれをせず、それどころか手を尽くして持ち主を探し当てて下さった。ポ人も皆が皆そういう悪い人じゃないんだよね。感動し申した

3人でお礼言い倒してお父ちゃん(ポ)のアドバイス通りささやかなお礼金を払おうとしたらかたくなに断られ、彼女はちょうど出かける所だったらしく、手を振りながら小走りで去って行った



Y。の携帯はこうして親切な方と日本語とポ語が話せるお父ちゃん(ポ)の仲介によって無事手元に戻ってきたのです


昨日に引き続き、今日も3人力を合わせて団結して、困った仲間を助け、気がついてみればまだ2日目だというのに素晴らしく一丸となってるではないか

Y。は「昨日からあたしは江頭沸騰しとぉ・・・

」と涙目で感謝の気持ちを述べた。そのまま3人仲良くKurs代を払う為にBankにお金降しに行って、全員一仕事終えて安心したのか「お腹空いたー
」を連呼するので、クラクフアカデミー名物の学食に行くも12時開店でその時11時だったから、先にKurs代払いにKASAに行こうって事になって行ってみたら、ちょうど休憩時間にてそれも叶わず・・・
全員もう空腹が我慢できずあたしなんかは朝から今日一日のパワーをほとんど使ってしまった為、喉がからからでフラフラになり、Sala前のベンチに座り込む始末


するとY。が近くのキオスクで超冷え冷えの水を買って来て下さった
それをSとんとうめーうめー言いながら飲んで、元気回復

でも学食が開くまで待ってられなかったのでそのまま昨日のBarに行ってランチ

今日はBigosとGołąbki(ロールキャベツ)。大変おいしかった~

ランチ後、練習室借りたY。の部屋についてってそこで15分間昼寝
13時半からあたしも自分の部屋とって練習
その部屋は去年Y。の先生だったあのお方がレッスンで使ってた部屋。
古い小さいスタインウェイが入っててステージと客席とがちゃんとあってミニサロン風
こういうとこって本番を想定した練習が出来るからいいね
がっつり2,5時間練習して、16時からYちゃんのレッスン聴講してきた


Yちゃんは同じくKevinクラスの子でドイツのハンブルグに留学中の日本人。
めっさ上手でござった
聞いてて気持ち良かったし、Kevinもノリノリであたしも大変勉強になりました
彼女のレッスン終了してSalaから出てくるとSとんやらY。が集合してて、そこでYちゃんと同じ留学生同士って事で意気投合してしばし歓談

18時から3人で夜練

20時過ぎに3人でアカデミー出て、昨日のKebab屋にてお持ち帰り


大雨の中トラム待ったが、何番がおんぼろ寮の前に行くか定かではなくとりあえず行きそうなトラムに乗ってみた
がしかし、今クラクフのトラム事情は様々な路線が変更されてて、行きは通るのに帰りは別の道に行くとかいうのが頻繁にそして普通に起こってる状態
だので、乗ったトラムは案の定おんぼろ寮方面にはいかず、大分知らない場所に連れてかれた後一駅目で降りて戻るトラムを待つ

しばらく待ってやっと来て乗って帰った
Biletの無駄
悔しい事に歩いて帰ったSとんが先に到着。くっそー
そして昨日同様210号室でKolacja
洗濯したり、お写真撮影大会したりしながら、Piwoでプチ宴会
明日朝一でレッスンのSとんを先にお風呂に行かせて、あたし達は洗濯の続きしたり、大雨でぬれた物を干したり
しばらくしてSとんのお風呂終了の合図のドアノックが鳴ったのであたし達もお風呂へ

今日はちょっとはりきって練習し過ぎたから手が痛いぞ


湿布貼って、喉がすとらっしにえぼりだったから薬飲んで、保湿マスクして、姉さんの爪剥がれの治療して就寝

長い一日だった・・・

Krakow日記1日目
今日からクラクフ日記 2006,08を開始します
大変細かく書いてきます故覚悟しいや。
朝6時の電車に乗る為中央駅に5時半集合がはりきり過ぎて20分着
タク運が良い人で幸先良いな~
って思いながらルンルンで駅構内に入るともっとはりきってルンルンな人を約一名発見
1人だけ周りと季節感の違うノースリーブの娘が湯気出しながら立ってた
Y。だった。
笑いを堪えながら近寄ると開口一番「あのね、暑いの
」。いえ、暑くありませんから

いつものパン屋にお気に入りのパンが売ってなくて、仕方なく駅構内のCoffee heavenで朝食購入し、時間になったのでホームに降りて電車を待つ
クラクフ行きの電車がやってきて乗り込もうとしたら短髪Sとん発見
これからクラクフ到着までの3時間、絶対うるさいであろうあたし達とは違うWagonに乗り込んでおられた。
あたし達のWagonには荷物を上に上げるのを全く手伝ってくれないMarcinとやらが居て大変不愉快でした
でもサンドイッチ食べたり楽譜見たりしながらあっという間に3時間が過ぎて無事クラクフへ。
3人でコロコロを転がしながら「懐かしいねぇ」を連発して目指すはアカデミー
到着後10時までやる事が無かったので練習室借りて指慣らし
10時過ぎにオープニングセレモニーに参加する為にSalaに行くも、着席と同時にセレモニー終了
苦笑いしながらKevinクラス希望者だけSalaに残ってオーディション開始を待つ

しばらくするとニヤニヤお久しぶりのKevinがあたし達の方にやってきて、笑顔で握手を求められ馬鹿なあたしは嬉しくなって舞い上がり、「Hello! Pamiętasz?」と何とも失敬極まりない挨拶を交わした
「Pamiętaやろ
」って横からY。に直されて慌てて言い直すももう遅く、気さくなKevinは笑いながら「Of course×2
」を連呼


一通り挨拶が終わるとオーディションの時間、分数、順番などを説明されていよいよスタート。あたし達のグループからはまずはSとん。続いて何人かが横入りがいてついにあたし。
Salaに入るとまずKevinは「君の事覚えてるんだけど、ごめーん
名前忘れちゃった。エヘ
」って頭ポリポリかくのでちょっとブーイングしながら教えて進ぜた。
そしたら「あ
そーかそーか
NAMIだ
NAMI
NAMI
」と連呼。
「そいじゃNAMI、ここへ座って。今回は何持ってきたんだい?」って言われたので「Proko 4番とー・・・」って言うとKevinに「うわぉ
タフだね
」って言われ?マーク全快のあたし。どういう意味ですか?
だってむしろKevinにProko Sonata見せるなら戦争Sonata位準備しないとがっかりされると思ってたから。
続いてScherzoともし時間があったらMozartをお願いしますと伝えた。でも予定ではMozartの代わりにDebussyのEstampesのつもりだったんけど昨日の練習の感じではとんでもなかったので無難に弾けるMozartにとっさに変更した
「じゃちょっと弾いてみてくれる?何弾く?」ってKevinさんがおっしゃるから、Scherzoと迷ってみたけどProkoの方がKevinの反応が良かったのでProko弾いた
この曲を緊張状態の中1曲目に弾くのは去年のBarkarolaとは違って初めてだったのですごい不安だったけど、いつも通りのスーペルシェイキングフィンガーで丁寧に弾いてみた


Kursの前1ヶ月強とことんピアノをサボったつけが回ってきて、所々で暗譜が飛びそうになったけど何とか弾いた
オーディションは5minって言われてたのに2minもたたないうちにストップがかかった
やっとのってきたとこだったのにぃ
ここでKevinに言われた事はここには書きません
秘密
オーディションが終わりSalaから出てSとんとどうだったか話してる間にY。も終了
結果発表まで3人で去年散々お世話になった近くのBarへ
Kotlet schabowyをモリモリ食べてSとんが頼んだBigosをちょこっと頂いて満腹になってアカデミーに戻った


今年は去年と違ってKevinが通った人の名前を呼び上げるんじゃなくて、事務の人が紙にプリントアウトしてSalaの前に張り出しという形だったので、受験の合格発表見に行くみたいドキドキした
無事オーディション通りました
今年は20数名の中から12人通ったけど、なぜかオーディション受けてない人というか、オーディションに来てない人が5,6人通っててビックリ。どういう事でしょうか
その後今日の13時からあたしが一番バッターでレッスンだって事が分かったので練習室を取って30分練習
そしてレッスン前にSとんとY。とあたしの団結が深まる出来事がありましたが、あたし達だけの心にしまっておこうと思います
13時になりレッスン開始
本日2度目の緊張とあってProkoⅠを通させられたんだけど、暗譜が飛びまくって作曲しまくった為、現代曲っぽくなっちゃった
でもKevinだったらこう教えるに違いないって予想してた通りの素敵な解釈が盛り沢山で、曲にどんどん色がついてった
んで信じられない事にⅠが終わっちゃってⅡも通しで弾かされた
もう今日のスタミナはとっくに切れてて集中力散漫で、止まるわ、コントロール出来ないわで最悪だったが、Kevinは脱力、打鍵の速度、雰囲気の出し方など素敵なヒントをい~っぱい教えて下さり、Ⅱの中間部で1回目のレッスン終了
本当に本当に勉強になったし、かつ楽しいレッスンだった~
でもね、ショックな事にMDが15分しか取れてなかったの
でもこのたびは去年と違って1台のスタインウェイでKevinがみっちり横についてマンツーマンレッスンだった為、彼の手が良く見えたし、話してる言葉も良く聞こえたし、彼の腕の毛があたしの腕にあたってゾワゾワしたしで、印象深いレッスンだったからMD無しでも何言われたか全部覚えてるし大丈夫
その後、あたしのレッスン聴講してたY。とこれからレッスンのSとんを差し置いてRynekにお茶しに行った
寒かったのでジュレック飲んだ。これが激ウマ
もっかい帰るまでに食べたい。少しはエネルギー補給出来た。
続いてY。のレッスン聴講

Y。の先生は超ダンディーでかっこいいおじ様風ポ人

聴講してたら見た目だけでなく腕も確かという至れりつくせりの先生。
とても丁寧で忍耐強く、やたら「no no no no no
」とか「Tak Tak Tak Tak Tak
」とAllegroで連呼しながらレッスンを進める癖がある以外は、fの時の腕の使い方、ペダルの使い方、効果的な指使いなどなど、聴講してる側もすごい勉強になるレッスンをされてらした
去年のY。の先生とは違ってすごく好感が持てた
全員今日の予定が全て終了し、夜もふけてたしコロコロもあったので、TAXI会社の電話番号を去年も同じ用件でお世話になった守衛の丸ハゲおじちゃんに聞いて、3人でコロコロしながらKebabや水買って、最後にタクを呼んだが繋がらず
結局もっかいアカデミー戻ってさっきの丸ハゲおじちゃんに他をあたってもらって無事来たタクシーに乗り込んで去年お世話になったおんぼろ寮へ

このたびは210号室。電気を消すと天井に貼り付けてある星がキラキラ光るまるでプラネタリウムみたいな可愛い部屋
今年も異臭は多少したけど、去年よりはずっと綺麗
そして到着早々、去年同様カーテンを壊したあたしを横目に、Y。はSとんを部屋に呼んで3人で夕飯
Sとんはあたし達の部屋の分のシーツをフロントのおばちゃんからもらってきてくれた。
話して、食べて、笑って、荷物解いてシャワータイム
男女一緒で向かいの棟から丸見えのシャワールームもちょっと工事されてて綺麗になってた
今年は去年の免疫がある為、汚くても、男の人が髭剃ってても、お湯が出なくても動じませんえ
シャワータイム終了して部屋に戻り、Y。は洗濯
今年は去年の反省を生かしてワルシャワで洗濯紐を購入して持って来てたので、すぐに洗濯紐を張ってインスタント洗濯干し場完成
そんなんで長い一日は終わるんだろうと思いきや事件発生
Y。の携帯が無い
どこにも無い
おんぼろ寮に帰ってくるタクの中まではあったのに。タクの中か?フロントか?
慌ててフロントに確認しに行ったが無い
Y。ったらそう言えば今年大殺界
しかし、彼女、諦めも早い。無い
無い
ってうじうじしない。
無いものはない
と諦めて就寝
すげー
明日また探そうね
おまけ
この日Sとんはお風呂にバスタオル持ってくの忘れて、ぬれたままシャツを着てパンツはいて、ピチピチの透け透けの変態スタイルでそそくさとシャワールームから部屋まで戻ったらしい

物音、人影に過剰に反応しまくりながら
明日から
もう21時なのに大家はまだ来ませぬ
早く来い
寝れないじゃないか
明日早いんだってばーーー
明日からクラクフさ行って来ますえ
オーディションの出来によっては明日のうちに帰ってくるかもしれませぬが、そうならぬ様に祈ってて下さいませ


ほいでは皆お利口さんにしてる様に
行って来ます

