Krakow日記9日目
今日は朝9時に目覚ましセットしたはずなのに、30分寝坊で9時半起床
昨日までとは違う非常に晴れ晴れとした、肩の荷ががっつり降りた朝を迎えました
おまけに快晴
最高
仕度しながら荷造り
お世話になったこのおんぼろ寮とのお別れを惜しみながらもくもくと片付けてった。
おんぼろ寮の清算を済ましコロコロやりながらトラム乗ってアカデミーへ。
寂しい事にSとんはワルシャワに戻ってからのコンサートの件でProf.に呼び出され朝8時台の電車に乗って一足先に帰って行かれました
あたし達はアカデミーのKevinクラスのSalaの前で朝ごはん食べながらコーヒー飲んで、去年はダメだったけど今年はめでたく練習室の鍵のおばちゃんとこにコロコロを預ける事が出来てたので身軽になっていざ観光へ
観光のはずがショップで買い物したり、プレッツェルを買い食いしたり
そろそろ本気で観光する気になってきて、ヴァヴェル城に向けて歩き出す
トラム停で何番がヴァヴェル城に行くのか聞いたら「近いしもったいないから乗るな」って言われて歩いて行く事に
お写真撮影したり、くっちゃべりながら歩いてたら本当にあっという間に着いちゃった
シーズンなだけあって観光客でモリモリ


教会見学したり、素晴らしい景色を撮影したり、スズメの水浴びを観察したり盛り沢山しながら過ごした

がははおほほ楽しんでると、前方に世にも美しいお人が真っ白なドレスのヴェールをたなびかせて通り過ぎてゆくではないか
もしやここの教会で結婚式だったんですか
って思って近くまで追いかけてみたけど、どうなんだろ・・・。雑誌の撮影かな?それとも式の後の思い出お写真撮影大会かな?
いずれにしても美しかったですけどもね
気がついたらもう14時近くになってたのでランチしにRynekまで散歩
途中誘惑に負けて激甘ソフトクリームを購入。
甘すぎて白目全開で、道に立ちすくむ馬車の馬達に話しかけながらひたすら歩く
そしたらまたまたあっという間に広場が見えてきちゃって、実はヴァヴェル城ってRynekから大変近い事が分かって2人で感動
そして初日にお茶しに行ったジュレックのおいしいレストランでランチ
歩いてると感じないけどテラスにじっと座ると結構寒い
紅葉も始まってて夏も終わりですな~ってしみじみしながら、ジュレックとビゴスで食べ修め
Y。はこれでもか
って量のプラツキを群がる蜂と戦いながら食されておりました
今度は織物会館でお土産ツアー
3往復位してやっと全員分を購入
時計を見るともう17時過ぎてるではないかっ
慌ててアカデミーに戻ってコロコロを受け取り、お世話になったKevinクラスのオーディション通過者名簿に書かれたレッスン時間割表を記念に一枚失敬して、小雨の中駅へ
切符を買うも出発時間まで1時間もあったから駅構内で餌を求めて羽ばたくハトと格闘しながら時間潰し
その間Y。はのん気にお菓子を食べ始める
その手が一向に止まらない
何だこいつは。幼稚園児みたいで可愛いぞ
「Przykro mi(本当にごめんなさい)」って聴こえる駅構内アナウンスに散々脅されながら、ワルシャワ行きのホームに行ってみるとちゃんと電車待ってたので乗り込む
その乗り込んだ電車が日本の新幹線みたいな皆揃って前向く形の座席でコンパートメントじゃなかった。この国でそういうの乗ると何か新鮮
「自動ドア」って書いてある自動ドアがちっとも自動じゃなくて完全なる手動ドアだった事を覗けば新しくて綺麗だったし快適な電車だった
座るや否や昨日の宴会で残ったソーセージ、ハム、チーズ、スナック菓子、りんごなどの消費開始
電車乗るとなぜか分かんないけど何かつまみたくなっちゃうんだよねぇ
不思議
“Przykro miに聴こえるあれ、本当はいったい何て言ってるんだろ・・・?”って考えてる間に電車はちゃんと定刻通り出発。
ワルシャワまでの3時間中お互いが完全に黙ったのはほんの数分であとは食べたり話したり笑ったりお写真撮影したり


中央駅からはタクで帰宅

無事家に帰ってきて方々を確認
だってクラクフに発つ日、寝てる大家を起さないように出てきたんだもん
もしかしたらまだいるかもしれないじゃん
ビクビクしながら行った全部屋の現場検証によると、大家自体はいなかったけど、あたしが出発した後も数日間泊まってったらしい痕跡が
汚れ放題
くっそー
まぁでも無事帰ってこれて良かった
体調も薬中生活のお陰で酷くせずに小康状態のまま保てたし
しかしね、今回のKurs本当に行って良かった
日本で色々あって参加するかどうか本気で迷った時期もあったし、練習も充分じゃなかったからすごい心配だったけど、二人の熱心なお誘いのお陰で参加を決めて、帰ポからKursまでがむしゃらに頑張った1週間は無駄じゃなかったな
そしてレッスンではもちろんの事、それ以外でも得た事がこの度は本当に多かった
素敵な出会いがあって、友情が深まって、いつの間にか思い出いっぱい作ってて、毎日刺激受けて、凹んで、初心に戻って、努力して、励まして、励まされて、這い上がって、目で魚飼ってるんじゃないかって位目からうろこ放出三昧のレッスンで、鳥肌立つ程感動して、お腹痛くなる程笑って・・・etc.
とにかくすごい充実っぷりだった
この度共に過ごしたY。、Sとん、Aちゃん本当にありがとう
これからもさらによろしくね
一言でまとめれば今年のクラクフ最高でした


万歳三唱して今年のクラクフ日記
完
Krakow日記8日目
今日は朝8時半起床。
10時からSとんのレッスン聴講

もし時間が余ったら弾くって言ってた曲じゃない曲を完璧に弾きこなす天才日本男児

その天才の指導をするさらなる天才アメリカ男児

11時から練習室借りた。
籠もる前に事務所に今日の演奏順を聴きに行った
Sとんが今朝確認した時はあたしは前半の3番目だったらしく、その心積もりで行ったら全然違った
大嘘つきめ

後半2番目。しかもピアノ部門の一番最後

しかも修了コンサートの前にKevinクラスの修了式があって、コンサート前半はブラームス君のブラームスのソナタ全楽章つきの1時間ちょいという長さ、それに休憩が入ってやっと後半
って事はあたしの出番は21時前だ
遅い、遅すぎる・・・
その後絶望しながら練習室籠もってイメトレなどなど。
昨日はりきり過ぎたらしく、昨晩湿布貼って寝たのに今朝になっても手の痛みが取れなかったから弾くのはほどほどにしてあとは頭使いました。
Próba後にobiadにしようと思ったけどイメトレやら何やらで頭を使う作業をしたらお腹が減っちゃったので13時半に1人で学食でobiad
食べて下に降りたらY。やSとんやYちゃんが勢揃い


今日ドイツに帰るYちゃんとバイバイしてあたしはその足で会場へPróbaに
会場に着いたらブラームス君がPróba中だった
ブラームス君あたしの存在に気がつくと「もし差しさわりなかったらあと5分だけ僕にくれないかい?
」って白い歯見せながらおっしゃるので悩殺されて、貴重なPróba時間を間違えて5分くれちゃった
パリっと弾き終えて、その貴公子の様なお姿と演奏に拍手してやったら、ブラームス君気を良くしたらしく、「君は今日何弾くの?
」って聞いてきたから「Prokoよ」って言ったら「わお
Prokoなんてとても難しいじゃないか

」って言うから「いやいや、ブラームスのソナタの方が何倍も難しいと思うよ
」って言ったら「いいやProkoの方が・・・
」って延々続きそうだったので適当なとこで切り上げてあたしはPróba開始。彼は「See you

」って言って爽やかに去ってった。
ほいでピアノに触って気がついた
ピアノ新しくなってる
去年は古いフルコンスタインウェイだったけど今年は新品フルコンスタインウェイです
キーは重めだけど粒が揃ってて響きも申し分ありません
ただ良く響くホールだからペダルの使用量にうばーじゃい


30分弾いておんぼろ寮へ退散。
Sとん&Y。推奨お昼寝術を参考にしながら実行。
びっくりした事に本当に頭がすっきり
頭作ったり、本番セット準備したり、イメトレしたり、バナナ食べたりして過ごすもまだまだ時間有り余ってる

もっかいお昼寝術を駆使してさらに頭をすっきりさせる。
外は雨が降ってきてる
気圧のせいか、頭痛が起こりそうな予感がしたので、Aちゃんが置いてった、いつ買ったか分からない、そして連日常温で放置され続けた危険なヨーグルトを食べて薬を飲む
もう暇過ぎて死にそうだったのでトラムで会場まで向かっちゃった。
ほいでこういう時に限って運良く会場前まで行くトラムがあっさり来やがる
まぁいいやって思ってそれに乗るが降りる駅を一駅間違えて結局歩く羽目に
それでも会場到着はかなり早かった
んで会場への階段登ろうとしたら目玉が飛び出るかと思うほどたまげた

目の前に、絶対いるはずの無いKevinがいるではないか
あたし大そう慌てふためいて幻かもしれないから目こすりながら、
「え
え
え
あれ
今日は荷物のパッキングで忙しかったんじゃあなかったんですかえ
」って尋ねたかったけど、きっとちょっと顔出しただけだと思ってあえて聞かなかった。
「やぁNAMI
今ブラームスのソナタだよ。NAMIの出番はま~だまだ
」だって。I know・・・

楽屋に入るや出演者一同の緊張顔が一気にこちらを向きドキっとする

さっさと着替えてブラームス君のブラームスソナタをバックに精神統一状態に入る。
しばらくするとブラームス君が演奏を終えて楽屋さ戻ってきた。
汗だく
でも爽やか
歯も白い

拍手で呼び戻されて何度も楽屋とステージを行き来
やっと休憩に入り汗だく爽やかブラームス君に「おめでとう
」って言ったら「ありがとう
君も頑張ってね

」ってキラリ白い歯を見せて笑って応援してくれた。
休憩に入った為、前半出演者の関係者やProf.達が楽屋にわさわさ入って来て「おめでとう
」の英語やポ語が飛び交いあちこちでハグやら撮影大会が始まる
これから出番の後半組は誰一人この状況が耐えられず全員廊下へ



この時で後半トップバッターのOksanaと話して「ところで何であなたポ語話せるの?」って聞かれたから「あたしワルシャワに住んでてショパンアカデミーに留学してんだぜ」って言ったら彼女も実はショパンアカデミーのProf.Kの門下生だって事が判明
そして意気投合
緊張地獄を共に分かち合う
休憩も終わりいよいよ後半開始って時にP氏が何やらOksanaに話してる
彼女に「P氏は何て?」って聞いたらあたしの後の出番だったヴィオラの子を先に演奏させるって事だった。って事は最後の友情出演カルテットを覗いたら本当にあたしがこのコンサートの最後の出演者って事になってしまうではないか
何でだこら

でも文句言う暇もなくヴィオラの子はヴィオラ持ってステージに出ちゃったので諦めて本番までの緊張の持って行き方の配分を調整し直す
ヴィオラの子はあっという間に弾き終えてさっさと着替えて帰ってった
ずりー
続いてOksana。
綺麗に弾いてる様子
楽屋で聞いてる限りでは大そうエネルギッシュなショパンでした
ついにあたくし

弾き終えたOksanaに「頑張って
でも1分待って
急いで会場入るから
」って念を押され彼女は競歩で会場客席へ
あたしはステージへのドアが緊張ゆえなかなか開けられず、呼吸困難になりながらもじもじ×100してたらカルテット組が異変に気がついて、全員で一致団結してあたしを励まし、ステージへ送り出してくれた


×4
ほいであたしいつもステージに出ても客席に誰がいるか見たくないから焦点ぼかして行くんだけど、何だか青いシャツの巨大な人が後ろの方から前の方の席へのそのそ拍手しながら歩いて来るではないか。
トトロみたい
とか思って気になって焦点合わせてみたらびっくり仰天
心臓と目玉が逆になりそうだった
⇔
青い巨大な人はトトロじゃなくてKevinだった
口が張り裂けるほどの笑顔で拍手しながら前の方の席へ移動してるではないか




もう手に負えないほど緊張MAX

ぎゃー
どうしよう
Kevin来るなら来るって行ってよ
レッスンで言われた事直してないよぉぉぉ
って心の中で大絶叫
後で知ったんだけど修了式からKevinは来ててSとんたらディプロマをKevinから手渡しされたんだって
ずりー
あたしは出番が21時前だったから19時の修了式には到底出られるはずもなく・・・
そして2人はその時から客席でKevinが聞いてるって事知ってたけどあえてあたしに知らせなかったんだって。これを言えばあたしが緊張し狂うに違いないと踏んでのお心遣いだったらしい
何て優しいんだ
あたしゃ目頭沸騰

話を戻して、とにかく去年の失敗を挽回したかったからパニック状態の自分に喝入れて根性すえて頑張りましたえ
すごーーーく緊張したけど結構落ち着いて弾けた様な気がする
まぁ細かい事は本番レポートで
2楽章の始まりで左手が骨抜きになった一瞬には超ビビッたけど他は納得行く演奏が出来ました
そして弾き終えた後、ホッとしながらお辞儀して客席を見て最初に目に入ったもの
それはこぼれんばかりの笑顔で、風が吹いてきそうな位のごう音でバッシバッシ拍手する青く巨大なKevinと、椅子から立ち上がり通路にまで出てカメラ小僧に徹してるY。でした


ところでSとんはどこにいたんだろ。
楽屋に戻るとあたしを団結して送り出してくれたカルテット組も拍手で迎えて下さって、「まだ拍手で呼ばれてるよ
さぁステージに戻って
」って言われながらまた送り出された。
ステージにもっかい戻るとやっと緊張が解けて、さらなるごう音でバンバン手はたき続けるKevinの顔をやっと凝視できた




すさまじい笑顔なんだけど彫が深いからやっぱり目が影になっちゃってパンダみたいで可愛かったです
コンサート前Y。に「写真ブレるからお辞儀しまくらんといてな
」って言われてたので、お辞儀しまくりたい所をじっと我慢して堂々と胸張って立ってみました
ほいで通路に仁王立ちしてカメラ小僧してたY。から両手で大きな○のサインが出たのでやっと退場したのでした。
今度はあたしがカルテット組を送り出し、汗だくだった為この前の一時帰国の際両国で買った扇子で扇いでると楽屋のドアが開いてY。とSとんが入ってきた



コンサート出演が決まった日からの長い緊張が完全に解けてもうしゃべりまくり
今日の出演者それぞれの演奏の感想を聴いたり、お写真撮影したり、Y。からのNiespodziankaに驚愕・感動したり
そうこうしてるうちにカルテット組が演奏を終え今日の修了コンサートやっと終了
時間はもう22時
でもどうしてもKevinと話したくて廊下で待ち伏せしてたら青い巨大なKevinがのっしのっしやってきた
ほいで「Congratulations
」って言いながらハグされて彼のお髭があたしの顔にじょりじょり刺さって痛かった
そして彼の首元、ほのかに魚の匂いがしたんですがなぜでしょう
Prokoのソナタについてや、今日のあたしの演奏への感想など色々話した。
せっかくドレスでしたので、もう既に彼とのお写真撮影会は終わってましたがもう一度、今度はとても刺激的なスタイルで撮影してみました
それはここには載せられませぬ。
その後Sとんとも常連Y。ともべらべら話しまくり、お写真撮影してKevinはカルテット組にもおめでとうを言いに行って傘持ってやっぱりトトロの様に帰っていかれました


Kevinのコメント内容がとっても嬉しかった
頑張って本当に良かった
それからSとん教授からも、こちらが聞いてないのに彼の口から自発的に今日の演奏の感想を頂きまして、驚くと同時に大そう嬉しかったです
ちゃちゃっと着替えて皆で宴会の買出し
いつものKebabと、お酒とかハムとかチーズとかスナック菓子とか購入して、異臭も今や心地良いおんぼろ寮へ。
全員マッハでお風呂入って210号室に23時だよ全員集合
でもあたしは今日本番、Sとんは今日朝からレッスンだった為すぐにバテて深夜1時過ぎに解散。だってY。以外全員白目むいてたもんね
すごく達成感と充実感を感じながら今年のKursは終えられた
3人の団結もさらに深まってすごい楽しかったなぁ今年のKurs
もうこのおんぼろ寮ともお別れ。寂しいな
明日はゆっくり起きてもらいそびれたディプロマもらって、クラクフ市内観光してワルシャワさ帰るぜ
Krakow日記7日目
朝8時起床
頭痛は大分良くなってた
しかし油断できない為、取れるか分からないアカデミーの練習室を狙って朝から行くよりも、おんぼろ寮の部屋にあるおんぼろアップライトでまた頭を使ったイメージ練する事を選びY。とAちゃんを見送った後、8時45分から練習開始
すると9時位にY。から電話
Aちゃんも今日は練習室諦めて登校したが運良く取れた、だから今Y。の名前であたしの練習室とっとこうか?というお電話だった。お言葉に甘えてお願いした
今日は最後のレッスンなのでKevinへの貢物を購入しアカデミーへ
Y。が取ってくれた練習室は運良くまた♯104。昨日度胸試ししたサロン風のレッスン室です
ここで12時まで練習
今日のレッスンはMozartだけどProkoを中心に整理。
12時から最後のレッスン
初日を除いてあとは全部一日の最終枠の17時からのレッスンばっかだったから、Kevin疲れてるのではないかっていつも気が気じゃなかったけど、今日は昼間だからそんな気兼ねしなくて済んだ訳よ。しかしそんな日に限って白熱する必要の無いエレガントなMozartのレッスンなのよね
人生うまくいかないもんだ
最初Ⅰを通した。そしてレッスン開始。
この曲は散々舞台にのせてきて吟味に吟味を重ねてきた曲だから自信あったけど、根本からスタイルを直された
Kevinはうちの先生とは全然解釈が違うの。だから必然的に弾き方も違ってくるし音も雰囲気も違ってくる。
どっちかというとあたしが好みとするMozartはKevinの解釈の方だなぁ

先生ごめんなさい
先生の解釈もすごく素敵で好きだけどあたしが目指したいMozartの雰囲気はちょっと違うみたい。
しかし人によって色々な解釈があるもんだね
同じ曲扱っても人によって全然仕上がりが違ってくる。だから音楽って面白いよね
Kevinの言う事、教えてくれる事を全部もらさず吸収したいって耳をダンボにしてたり、必死に弾き方などを試してる姿勢が伝わったらしく、いつも以上に熱心に色々ヒントを下さり、こっちも発見がいっぱい


彼はMozartの真髄や彼がMozartに対して持ってる絶対的なイメージについて熱く語って下さり、口だけではなく実際に弾いて示して下さり、その為にはどんなテクニックが必要か説明して下さり、もう至れりつくせりだったえ
まぁこれをどれだけ吸収して実践できるかは別問題としてね
ⅡではKevinの特技、透き通った潤いのあるpp講座が炸裂
そして楽典的なとこまで掘り下げたフレーズの作り方の説明もあり、目からうろこつきの魚がポロポロ出てきた


なるほどね~
他の曲にも使えそう
残念ながら時間がきてしまってⅢはレッスンできなかったけど、Ⅰ、ⅡでMozartの世界に片足ずつ突っ込む事が出来たのでⅢはどうすればいいのか大体分かるから自分でやってみよ
レッスン後今年もお世話になりましたと貢物をプレゼント
この度は水、バナナ、リンゴ、スニッケルズ、プレッツェルなどなど
Kevin大そうお喜びに



そしてプレッツェルの面白話聞いちゃった
大いに笑ってその後お写真撮影大会
あたし今日たまたま去年のお写真と同じ洋服だったからきっと何ら代わり映えしないお写真が出来上がるはず

んでKevinさん、9月24日辺りにJabłąskiさんとモーツァルトのコンサートやるんだって
ほいで招待状送付の為にメールアドレス教えて
って言われたから教えたが、その紙がY。の筆箱に常に常備されてる小さい付箋紙だったから、多分どっか捨てられちゃうな・・・
まぁいいや。
「でも招待状あげる代わりに、コンサートでは誰よりも大げさに拍手してね
へへへ
」ってKevin。要するにあたし達にサクラをやれと。どぶらどぶら
まかしといて
レッスン後Officeに明日の曲目と名前とクラスを言いに行った。
何か明日の出演者人数多そうだえ・・・

すごい長いコンサートになりそう
まだ演奏順も決まっておらず、今日の夜P氏が決めて明日の朝正式なものが貼り出されるんだとか・・・
当日まで自分がいったい何番目に弾くのか分からないのか
一番になっても、一番最後になっても怖気づかないように覚悟しとかなきゃ
それから学食でランチ
日替わりメニューがなぜか昨日と同じメニューでこれじゃちっとも日替わってないじゃないかこら

去年よりメニュー大分減ったし、活気がないし、どうしたんだここの学食は。
午後練しようとしたら案の定練習室空いてなくて、運良く15時から取れたSとんの練習室を16時までお借りした。かたじけない
そして16時半からY。も呼んで度胸試し最終回開催

ⅢTempo落としたのにまだ危ないぞ・・・
落ち着けー
17時半からまた新たに練習室借りようとしたらおばさんが貸し渋り攻撃してきた
明らかに空いてる練習室はあるのに貸してくれないの
でもこっちも意地になってひたすら待って、その間Sとんと雑談及び貸し渋りおばさんの悪口言って時間潰した
18時を過ぎてしばらくしてやっと練習室貸して貰えて19時半まで練習
今日の度胸試し最終回で頂いたアドバイスを元に今のあたくしに必要な練習をした。これだけやったんだから大丈夫
という自信と時間を少しずつ積み重ねて、本番の緊張状態に打ち勝つ為の心臓の毛を一本一本植毛してく感じの練習。
つくづく思うけどピアノって地道な果てしない作業だよね
でもお陰で大分演奏も精神も落ち着いてきた
練習終了後雨の中おんぼろ寮までトラムで帰る
地元のコンサートを聴きに行ったりと別行動して先におんぼろ寮に帰ってたY。と近くのカジミエジュ地区でディナー
Y。が今日コンサートに行った時にここの地区を発見したらしい
おんぼろ寮の近くにこんなに拓けた場所があったなんて
そして今頃気がつくなんて・・・
明日本番ですので、今日は当然肉です肉
しかも巨大なシュニッツェルをレモンジュージューかけてむさぼり食いました
おんぼろ寮に帰り、いつも通り雑務、お風呂、洗濯などをこなし、さぁ寝ようって時にここの滞在を1日延長しなきゃいけない事を思い出し、うすうすパジャマ姿で下に降りた。
延長出来るかな~とか、そもそももう夜もふけてるのでフロント閉まってるんじゃ・・・とか色々思い巡らして行ったけど、パジャマ姿のおじちゃんたらこっちが拍子抜けする位あっさり延長OKしてくれて、何の手続きもなく、「OK、分かったよ~ん
」ってだけの口約束で、ポってこういう所適当で融通きいてすごく良い
って思ったね。
さて明日は運命の日
地獄だー
Krakow日記6日目
朝8時40分起床
大雨で気圧が低いのか、風邪のせいか、よく分からないけど凄まじい頭痛
10時にアカデミーに着いてすぐ練習室取った。そしたらあたしの後からもう練習室は1個も無い状態に
何でだ
最近部屋貸し出し数明らかに減ってる気がする
P氏が「練習室は1人一日3時間まで」とかいう決まり事をいつの間にか作ったりしてさー、まぁうまく工作してあたし達は完全に無視してるけどね。
今日借りれた練習室が度胸試しに適してたので急遽11時から今日本番のSとんとあたしの度胸試し会開催
MD録音しようと思ったけど、空のMD持ってきてなかったのでY。のMDを借りて録音した
Sとんバラ3完璧
この調子で今夜も頑張って
あたしはやばい
Ⅱの暗譜も飛んだしⅢなんて止まった
レッスンで言われた事が鮮明に頭に残っててそうやって弾きたいと思うからか、直すつもりは無いんだけどそういう弾き方にしちゃってるみたい

それが慣れてないまま緊張状態で弾くからアクシデントが起こるらしい
あと2日で調整できるか・・・
度胸試しの後さっきの録音したMDを借りて何がいけないのか研究し、13時まで練習
何がいけないのかはっきりしたし、本番まで何をどうすれば良いのか検討ついたから気分的に大分落ち着いた
練習後、ネットカフェで両親(ポ)&妹子にメールして、帰りにいつものBarでY。とランチ
Sとんは今日本番の為Próbaもあるし、本番まで本人なりの過ごし方などがあると思われる為個人行動をさせた。
もうね、朝からの頭痛がますます酷くなってお昼の頃には寒気ももよおし、頭の血管がどっくどっくいって、目が飛び出しそう

本当にこのままだと死にそうだったので、明後日本番も控えてる事だし、Y。のススメでおんぼろ寮に帰って寝る事にした
トラム停まで歩く事も出来ない位の頭痛だったのでTAXI呼んで帰った

おんぼろ寮着後、薬を飲んで仮眠
起きたら18時になってて、SとんとYちゃんが今日出る修了コンサート、聴きたかったけど今無理するわけにいかないので部屋から念力飛ばして応援する事に
寝たら頭痛は少しだけ楽になった気がする。
スニッケルズ食べて部屋にあるアップライトで、今日の度胸試しで暗譜飛んだ場所とか、本番までどういう練習をするか今日昼間決めた事をやった
もう今のあたしに必要なのは指の練習じゃなく、色々頭で整理して、イメージを強く持つ事と、自信を持つ事
気が済むまで練習したら、お風呂入って、洗濯して、バナナ食べて昨日のMD復習作業に入った


しばらくするとコンサート終わりのY。が夕飯にKebab買って帰ってきてくれた
毎日毎日Kebabだけど、これ実は肉も野菜も入っててすごいパワーつくの
しかもおいしいの
ここのKebabが今まで食べたKebabの中で一番おいしい
本番終わりのSとんとYちゃんはAちゃん達と旧市街広場の方に打ち上げに行ったらしい
聞くと2人とも立派に弾いたらしい
おめでとう
お疲れ
しかし、今日で終わっていいなぁ・・・

打ち上げから帰って来たAちゃんや食後のY。が雑務をこなしてる間にあたしはまたベッドに入ってMD復習作業の続き


薬飲んで20時就寝
明日になったらなぜかいきなり体調良くなってますように
Krakow日記5日目
朝8時半起床
本当はもっと早く行くはずだったのに寝坊して結局あたし達と同時刻登校となったAちゃんと共に10時にアカデミー着。
コーヒー飲んでたらKevinがやってきたから明日ではなく31日に出演する事を伝えた。「OK
Thanks
でも今日僕達レッスンあるよね?その時にメモるからもっかい言って
」って言って去ってった。今言ったんだから覚えて下さい
あたしとSとんが、「公衆電話ではテレピン使って携帯に電話かける事は出来ません」って言ってるのにどうも信じられないらしく、「ほんまぁ~?」と言って方々の電話ボックスで試し始めるY。
自分で試してみてかけられないと分かりやっと信じる事が出来たらしい
11時から練習室取って今日のレッスンはScherzoだけど必死にProkoさらう。
13時にレッスン聴講終わりのY。とSとんとAちゃんと今日こそ学食へ
屋上だから日が大そう照って、皆で「あちーあちー
」言いながらうちわ全開で食べてるとクラクフ名物のP氏が「コンニチハ
」って言いながらやって来た。このままあたし達の隣に座ったらどうしようって思ったけど、奥のヨーロッパグループがP氏を同席に誘ってくれたので助かった
食後再び練習に励もうとしたら「練習室は一切開いてない
」と貸し渋りおばちゃんに言われ、でも運が良い事にSala Koncertowaが15時から開いてたから16時まで使っちゃった
今日は18時からカルテットのコンサートがあるからPróbaやら何やらの関係で今日のKevinのレッスンはSalaではなく♯109だったの。
でもPróbaしてる様子も無かったので良いピアノで響きを確認しながら、ScherzoではなくまたProkoを練習しました

16時にやっとカルテット組に追い出されたのでSalaを退散し、もうそろそろ1部屋位空いただろうと、鍵のおばちゃんとこに行ったら「全然無い
」って言われて、もう1人並んでたポ人のAniaと顔を見合わせてため息をつく

この子とても良い子で、どうやら明日から始まるProf. Staffan Schejaのクラスらしい。15分位立ち話して、あたしは仕方なく♯109の前で座って楽譜読む作業に没頭した
すると途中、たまたま隣の隣の部屋だったProf. Staffan Schejaが部屋から出てきて、あたしを生徒と間違えて「あれ?待ってたの?さぁ入って
」って言ってきた。「あたくし違います
」と説明してまた楽譜に集中。そもそもあなたのクラスは明日からでしょーに
その後廊下で彼の演奏聴いてたんだけど、Prof.の練習方法なんかも盗み聞き出来て大変参考になりました
17時ちょい前にY。登場。
時間になったので二人でレッスン室入ると今日のレッスン室はギャラリーがすごーい
椅子が埋まっておりました


しかしKevin師匠、やっぱり丸一日レッスンして、運悪く今日も最後の枠だったあたしのレッスン時間になると多少疲労困憊らしく、あたしの顔見るなりいきなり「Thank you・・・
」と言って勝手にあたしの水を飲もうとする位疲れており、水分を異常な程欲してるらしい
だってKevin師匠自分の水持ってたもん。
そんな中でProkoばっかやってて全然練習してなかったScherzoを披露
弾き終わってあまりのぐちゃぐちゃ具合に疲労
しかし思いの他Kevinはお気に召して下さったが、あたしは断固否定
その様子にKevinやらギャラリーはげらっげら笑ってたけど、何がおかしいんだこら
今日はテクニック的にあたしがどういう部分が弱いかっていうのを指摘された。
それはもちろん本人も気がついてた事で、今まで色々な対策を練ってきたけど、なかなか改善されなかったのよね
壁にぶつかってたが、そればっかやってるわけにもいかず放置してた問題だった。今日彼はそれを直す方法を教えてくれた
だってね、世界的ピアニストであるKevin様でさえも同じ悩みを持ってて、日々努力してるんだってさ
同じ悩みを持ってるからこそ、的確なアドバイスが出来るんだよね。その方法はすっごいシンプルで意外だった
有名だからとか、過去の栄光に縛られて、名前はすごく知られてるのに演奏聴くとちっとも良くないピアニストっていっぱいいるけど、彼は違うんだな~。ピアニストとしてあんだけ弾けるのに、もう指導者としての名もあるのに、まだまだ今の自分自身に満足しない、さらに上を目指し続けるってすごい事だよね
改めて尊敬
そしてコイツは本物だと再確認
しかしKevin様の話聞いて勇気が湧いたね。そしてあたしもその方法で絶対直そう
って誓ったね。
で、今日のレッスンはP氏のレッスンみたくギャラリーも交えた問いかけ形式だったんだけど、同じクラスの問題カップルJarekとEmilyの意味の分からないタイミングでの爆笑に、まるであたしの演奏が笑われてるかの様で大変ムカつきました


MDにもしっかり奴らの爆笑とちっともヒソヒソしてないヒソヒソ話が入っててさらにムカついたね




でもKevinの十八番な曲だけあって色々なとこにKevin節が炸裂し、こっちもギャラリー遮断出来る位集中してきて、最後の方はもうノリノリだったね
んで一通り最後まで終わってから「前回やったけど、最初の部分もっかい弾いてみて
」って言われて、そこの部分だけはMD復習してProkoと共に練習してたので、それを踏まえて弾いてみた。
そしたら大変嬉しいコメント頂けたのでこのままこの方向でやってくぞと決意
んで、レッスン後に「じゃ、NAMI、31日はScherzoで出るんだよね
」ってあっさり言うから“おい・・・やっぱり覚えてない・・・
”ってまなざしを向けながら「Prokoじゃなくて?」って言ったら「Ah-hahーーー

そうだったそうだった

Proko、Proko、Proko、Proko、Prokoだよ、Prokoに決まってるじゃないか

」と連呼
おいおい・・・

そんなんしてたらKevin氏の携帯に電話かかってきて「OK,今アカデミー出たら5分で家に着きます、じゃ
」って言って電話切ってた
今日は電気の何かの業者が来るんだって。しかし5分で着くってすんごい近いのね
レッスン後、修了コンサート明日の枠を選んだSとんの度胸試しを練習室にで開催
そこのピアノ運悪くAs弦が切れてたのね。ほいでSとんが明日披露するのはショパンのバラ3ね。これAsが鳴らなければ使い物にならない曲なのよね

だから真剣に度胸を試してるSとんには申し訳なかったけど、大事な箇所でAsが鳴らずに腑抜けてしまってとにかくおかしかったです
しかし平日だというのに練習室早く追い出されたので、3人でY。が2年前に見つけたカレー屋さんへディナーしに行った
去年も探したんだけど見つからなくてもうつぶれたのかもね~って言ってたの。
でもひょんな事から今年見つける事が出来て今日行った次第であります。
チキンカレー、野菜カレー、ラムカレー、カラフルライス、チーズライス、ガーリックナン、サラダなどなど頼んで明日のSとんの成功を祈って乾杯

帰り道、Y。は酒臭くてまいったね
んでワイワイ言いながら歩いてたら目の前をおんぼろ寮方面へ確実に向かうトラムが出現
Sとんを置き去りにして猛ダッシュし、5日目にして始めてトラム下校成功
部屋に着いてからは雑務をこなし、只今23時半
Y。が「つまらんから早く日記書き終え~よ~」って言いながらこっちを凝視してます


今日は初めてトラムで間違わずにちゃんと下校出来て大変嬉しかったです
おやすみなさい