立花3〜4丁目の野良猫たち(17) | 「下町の猫たち クワトロの会」

「下町の猫たち クワトロの会」

東京・墨田区など下町周辺地域の自治会等に地域責任を求めつつ「野良猫対策」をご提案し、TNRに取り組む任意のボランティア団体です。野良猫への不妊・去勢手術や保護せざるを得ない猫たちの飼育者募集などのクワトロの会の活動を紹介をさせていただいています。

「野良猫対策」を地域責任で向き合って頂き

3月からスタートした不妊去勢を現在も進めています

*TNRに動く前に地域住民へのお知らせと共に

 進捗状況のポスターを作成し貼り出して頂きました*     

 

野良猫のTNRを前に地域住民へお声かけした際に

数人から厳しい反応を受けましたが

それでも一頭・・・一頭・・・とTNRに動くと

次第に住民の反応が軟化してきた感触があり

捕獲場所近くの公園に設置された「餌やり禁止」の看板

その設置を願い出たアパート自治会長に

看板内容「餌やり禁止」から「条件付き餌やり受容」に

内容表示を変えたい・・・とお伝えすると

その1週間後渋々でしたが了承が得られました

しかし様々な案件に追われ

次の段階に進めずにいた3週間後のある日

一緒にTNRを行なっている餌やりの方から

住民のお一人から餌やり時に

「餌やり禁止と看板にも書いてあるでしょう!」

繁殖抑制に動いていることをお伝えしても

会話は成立しなかった・・・これから餌やりどうしよう・・・

気落ちした声で連絡が入りました

こうした看板設置はその場所・場所で表示内容に微妙な違いがあり

統一した内容にして頂きたく又すべき・・・と考えています

 

繁殖抑制で共生を目指すことを進める助成金制度の一方で

餌やり禁止の看板を設置=餓死させましょう・・・?

あるいは目の前の迷惑を他に振る行為を提案?

現場で野良猫のお世話をする多くの方々が直面する矛盾

マナーある餌やり行為の受容は地域責任で動く基本の基です

野良猫への餌やり行為について

行政の対応方針を一つにまとめることに行政側に

何か問題があるのでしょうか?

近々こうした看板設置を担当されている墨田区の道路公園課と

話し合いが予定されています

ー 続く ー