ネズミ捕りで野良猫を処分していたお宅から
3年前 必死で救助した「幸太」と「るみ」
ご近所の方からも「助けて!」と泣く子猫の声が
だんだん小さくなり・・・もう聞こえない・・・と悲痛な声が!
子猫たち保護協力の立ち会いを交番に願い出たけれど
「警察は忙しいんだ」と椅子から立ち上がることもなかった
已む無く独り救出に動き出しましたが
兄弟の一頭は既に処分されてしまったようで
るみは何とか自力で脱出し急いで捕獲器で保護
幸太は全身「とりもち」の粘りで全く身動き出来ず
衰弱した状態でへばり付いた板のまま保護しました
「犯罪行為」と当事者にお伝えしても最後まで
「被害者」として終始されていた「猫が嫌い」の一家でした
2頭は生死・紙一重の思い出をさらりと忘れて
我が家では仲良く飛び回って遊び・元気よく育ち
そして2頭一緒の「しあわせ」ご縁に出会えて
真夏の茹だるような昼下がり
飼育希望者宅にお届けを済ませました
間もなく譲渡から3年
飼育をして下さっている方から
先住猫を交えた仲の良い3頭の写真が送信されてきました
先住猫「るら君」とのご縁も2頭にとっては最高!
ママに甘え足りなかった「るみ」はおっぱい恋しさから
るら君の乳房をおしゃぶり
父親代わりではなく母親代わりとしても優しく乳房を吸わせ
るみを受け止めてくれた素敵なお兄ちゃん
*飼育者Wさんと13歳になる先住猫「るら君」にありがとう!
感謝の想いを込めて写真を掲載させて頂きました*
大変な状況下で保護された後に
「幸せ」ご縁に出会えた「幸太」と「るみ」
決して忘れることの出来ない温かくて懐かしい思い出です