2頭の保護(2) | 「下町の猫たち クワトロの会」

「下町の猫たち クワトロの会」

東京・墨田区など下町周辺地域の自治会等に地域責任を求めつつ「野良猫対策」をご提案し、TNRに取り組む任意のボランティア団体です。野良猫への不妊・去勢手術や保護せざるを得ない猫たちの飼育者募集などのクワトロの会の活動を紹介をさせていただいています。

隅田公園で暮らす野良猫たち2頭

雨の日も台風の日も雪の日も

ボランティア仲間数名が主となり世話をしながら

公園内の掃除や草花への水撒き

野良猫を前に多くの猫好きが集い会話を楽しみ

野良猫を増やすのではなく減らすために動いてきた

しかしその手間暇・費用負担は軽いものではなく

見捨てられずに背負わざるを得ない被害者と言っても良いだろう

公園という公共の場に越冬用の箱を置くことは

小屋を目当てに捨て猫が増える可能性は否めないが

遺棄する人はいづれにしても捨てることを諦めない

 

野良猫を作る原因のひとつ「遺棄」

100年経ってもいい加減な人はいるもの・・・と受け止め

越冬用の箱設置の是非云々から

遺棄は犯罪であり

遺棄を取り締まり

野良猫を管理する

行政とボランティアそして好きな人も嫌いな人も

野良で生きなければならない猫に人として道義的責任の共有

そんな社会を望むのは常識からかけ離れた考えでしょうか?

ー 続く ー