当初は繁殖を繰り返し60頭近くの野良猫がいた
墨田区側の隅田公園
その酷い状況にゼロを目指し
50頭近い野良猫のTNRや毎年の捨て猫に関わり
保護して譲渡したり
死を看取ったり
突然姿を消していった子
交通事故で亡くなった子など
持って行き場の無い怒りや切ない思い
無理解への憤りなどストレスを抱えての22年
ようやく2頭となり
寒さが厳しいなかで最後の2頭の保護に動いた
事の発端は若い男性から区役所に寄せられたクレームにより
設置していた越冬用の小屋の撤去だった
公園という公共の場で小屋の設置はNo!
設置はいけないことと理解はしていても
* 恭平と名付けたこの子は遺棄されたと思われる
* なんじゃと名付けたこの子はもう12〜13歳位だろうか
好きだからこそ見える2頭の生きている環境の厳しさに
情において忍びない・・・
この感性を持ち得ない猫嫌いの人との会話は成立せず
クレームに弱い行政は
たった一人のクレーマーに真摯に向き合った結果だった
「暖」を取る為に落ち葉に身を沈めて寝る姿に
ボランティアのお一人が堪り兼ねて再度小屋を設置
しかしそれも撤去され再度区役所に苦情が入り
区役所直々に現場を訪れボランティアに今度は注意勧告
再び冷たい雨が降るなか濡れた落ち葉に埋もれて寝る姿に
私は猫にも腹が立ってきた!
ボランティアの方々に了解を得て
2頭を我が家で引き取ることに・・・
ー 続く ー