汐入公園とその周辺地域猫(19) | 「下町の猫たち クワトロの会」

「下町の猫たち クワトロの会」

東京・墨田区など下町周辺地域の自治会等に地域責任を求めつつ「野良猫対策」をご提案し、TNRに取り組む任意のボランティア団体です。野良猫への不妊・去勢手術や保護せざるを得ない猫たちの飼育者募集などのクワトロの会の活動を紹介をさせていただいています。

餌やりと地域との間で起こる

典型的な問題がここでも起きた


汐入公園からほど近い

都営アパート付近で

後始末をした上での餌やり行為に

「No!」

餌やりの方が

自治会の方から言い渡された


避妊去勢の捕獲は

個体識別が出来る

餌やりの方の協力、

とても有難いものです。

現に問題が起きて以来

ここ3週間、猫の捕獲「ゼロ」


そこで荒川保健所に

自治会への説得をお願いした。


6月10日

その結果を伺うべく

再度、荒川区保健所に。








結論は

やはり

餌やりはNo・・・

そして

避妊去勢の捕獲も敷地内ではNo・・・


理由として敷地内にある

子供用砂場に猫の糞尿被害があり

不衛生で健康が危惧される

とのことだった。


確かに

糞尿問題は多くの人々にとって

不快感ばかりでなく

健康への影響も・・・


しかし

敷地内での捕獲までが「No」とは

避妊去勢をどう理解されているのか?


卵(捕獲)が先か

鶏(糞尿)が先か???


一見すると遠回りに思える

野良猫への避妊去勢

しかし

「動物の愛護と飼育に関する法律」に

沿いながら

問題解決に繋がる

確実で唯一の方法と言える

解決策の捕獲を

どうすれば受け入れていただけるのか?


無用な争いを起こすことなく

協調への対話は成立するのか?


ちょっとここで

話は変わりますが・・・


今年の夏は猛暑が予想されるが

荒川区では

捕獲猫たちは

分厚いネットに移されて

捕獲器又は段ボールに入れられ

病院搬入。

夏は蒸し風呂?


また捕獲に一緒に動いている

ボランティアさん

唯一の休日を返上して

ここ数か月間の捕獲で

少し休みが必要です・・・

その申し出に

9月末まで捕獲も夏休み

と相成りました。


9月に入ったら

「地域猫活動再開」を

町会・・・自治会・・・地域住民へ

荒川保健所の協力を得て

お知らせ予定です。

それまでに

この問題にどう対応したら良いか?

ゆっくり考えることに。 


避妊去勢の捕獲を

止めるわけにはいきません。

猫たちのために

餌やりの方々のために

そして

結果、地域のためにも


2016年6月13日現在手術完了などの状況:

 (5月17日以降捕獲頭数 ゼロ)

  オス           10頭

  メス            15頭
  保護仔猫         3頭

  去勢済(耳カットのみ) 1頭 計29頭


まだまだ汐入地域猫活動

   続きます!