ところでオマエ、モンキー・バジャは好きか?
モンキーBAJAです。
BAJAと書いて、「バハ」と呼びます。
昔、地元の怖い怖いパンチパーマのA先輩に、
「オフ車の“バジャ”っていいよな? なぁ? オマエもそう思うだろぉ??」
と巻き舌で言われた。
私は、
「この人は、ウケを狙うため、わざとボケているのか…。
いやいや、A先輩はこんな下らんボケはせん」
と即座に考え、
「そうですねぇ。自分も、バジハって、いいと思います!」
と誤魔化した。
「おい、オマエ。今何て言った? バジハって何だ?」
と突っ込まれやせんかと冷や汗モノだったが、
A先輩は、すこぶる機嫌の良い顔で、
「バジャって、カッコいいよなぁ、やっぱ!」
と一人納得していた。
とても怖くて、
「先輩、バジャではなく、バハです」
などとは言えなかったが…。
BAJAとは、
バジャではなく、もちろんバハで、
メキシコ領のバハ・カリフォルニア半島に由来しています。
数年前、A先輩と飲む機会があった。
A先輩は四人の子供の良きパパ&
否の打ち所のない、パーフェクトなオッツァンになっていた。
いい塩梅に酔ったA先輩は、
ユデダコのような真っ赤な顔で、
後退した頭をしきりになでながら、
「俺んちはよう、カカア殿下に見えるがなあ。
実際はトトオ殿下なんだぜ」
と。
「先輩、それを言うなら、亭主関白です」
ダックスと静岡県
ホンダのダックスです。
私が初めて4ミニの取材に行ったのは、
静岡県にある某パーツメーカーの駐車場で開催された、
4ミニのミーティング。
地元・静岡からの参加者がほとんどだったのですが、
当時から、ダックスは多かったですよ。
参加車両はダックス5割、シャリィ2割、モンゴリ3割といったところだったと。
当時のダックスは今のようなカリカリにチューニングされたカスタムは少なく、
前後ローダウン、たまに外装を派手にペイントしたカスタムがあった程度かな。
今ではカスタムパーツも増えるとともに、ワンオフカスタムも当たり前。
太足系、フレームのストレッチ、フレームの板金も当たり前になりました。
ダックスカスタムは、同じ4ミニでも、
モンゴリとは別カテゴリーといえるんじゃないかな?


