身体状態と傾斜台 | めざすぞ!四感王 〜視力は失っても残った四感をフル稼働、前向きな人生をめざす〜

めざすぞ!四感王 〜視力は失っても残った四感をフル稼働、前向きな人生をめざす〜

全盲の管理人が、ある時は身障者への偏見や誤った認識を指摘、またある時は日々の喜びや小さな気づきなど綴ります。皆さん前向きでいきましょう!!

私は、長い入院生活とその後の規律性低血圧による半引きこもり生活が祟り、膝がまっすぐ伸びなくなってしまった。


さらに足首も硬くなり、可動域が小さい。


これによりどうなったのか?というと、まず膝が完全に伸びない、しかも左右の脚で差があるため、どうしてもつま先歩きになってしまう。


それを正すべく足裏全体で着地しようとすると、足首が思うように曲がらず体の重心が後方に偏り倒れてしまう。


なので歩く時は、室内なら手すりや壁、屋外なら誰かの介助が必要だ。トレッキングポールがあるとなおよい。ちなみに、一般的な杖は短すぎて腰を曲げて歩かなければならず、腰痛になるので不向きだ。


こんな歩き方では、すぐにふくらはぎ、膝裏、裏腿の筋肉が疲労してしまう。病気と長い入院生活による起立性低血圧や筋力減少もあり、長い距離を歩くなんて夢のまた夢だ。だから私は、これまで以下のことを行なってきた。


○起立性低血圧克服のため辛くても体を起こした生活

○スタミナ強化のための歩行訓練

○筋力アップのための自主筋トレ

○膝、足首の可動域拡大のためのマッサージ

○これらを理学療法士管理のもと行う


その他、外食など目先の「ニンジン」をぶら下げたり、YouTubeに動画を投稿したりとモチベーションを保ってきた。


そんな中、あるアイテムと出会った。それが「傾斜台」だ。


これは体重計ほどのサイズの台で、傾斜をつけて固定することができる。その斜面に立つことで足首を曲げた状態に固定させ、ふくらはぎの筋肉をほぐすのだ。


主にリハビリ用として病院などにあるらしい。理学療法士の先生も早い時期からこれがあれば……と言っていたのだが……




あったーーーーー!!


何気なくデイサービスの職員君に話したところ、彼の友達が筋トレ用に所有していたのだ。しかもそれを譲ってもらうことができたという。


しかし……




角度大きすぎ!ちなみに、これが設定できる最も小さい角度。


乗ろうとしたが、足首が曲がらず立てない!逆に足を乗せてから立ちあがろうとしたら体持ち上がらず(笑)


先生はとりあえず15度くらいから試すのがよい、といっていたので、これはリハビリ用ではなく筋トレに特化した作りなのかもしれない。


まぁ、手すりにつかまりながらなら乗れるかな?という感じなので、現在手すり工事待ち。


乗ってるだけで効果があるなんて素晴らしい。



©️2024 Koichiro