妄想異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術 第2話 召喚されてみればII | 開発くんのブログ

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ピン芸人開発くん劇場が日払いで一人暮らしの日常も芸人活動を書き綴って行きます。

舞台は阿佐ヶ谷中心

 開発「うわこれは」

辺境都市ファルトに着いた。

周りは高い壁に囲まれていて街に入るにはウルグ橋砦を潜る必要がある。

門番「おいお前達」

ディアブロ「何だ貴様は?この俺を呼び止めるとは相応の覚悟があるのだろうな」

門番「我々はここを通る者をチェックしているのだが」

門番さんはディアブロさんに威圧されて少し怯んだ。

開発「ちょっディアブロさん何も喧嘩腰にやらなくても御免なさいこの人こういう」

ディアブロ「貴様こういうのとは…」

レム「私の召喚獣の様な者です、事情は複雑ですが」

シェラ「違うってば!私が召喚したの!」

二人はディアブロさんのマントの両脇から顔を出した。

開発「何してるの?二人共」

門番「レムさんとシェラさんでしたか…でも召喚獣?」

開発「あっ僕は普通の冒険者ですからね」

門番「そこは疑ってないので」

開発「それなら良かった」

門番「人型というのは見た事も聞いた事もありません…しかも喋ってますよ?」

ディアブロ「ふん」

レム「私の力であればあり得なかった召喚獣でも呼び出せます、まさか疑っているのですか?」

シェラ「私だって!」

開発「ていうかなんで二人は隠れてるの?」

門番「レムさんの力を疑う訳ではしかし召喚獣に必要な首輪もついてないようですし…」

開発「それって確か」

ディアブロ「首輪ならここにあるだろう?」

レム「なっ」

シェラ「やめてやめて!」

ディアブロさんは残酷にも門番に二人の首輪を晒した。

開発「だから」

門番「ええ!!」

開発「異例な事なんだね」

門番は怯み通してくれた。

ディアブロ「ふん…街へ行くぞ」

シェラ「ちょっと!あんまり目立たないでよね!」

レム「首輪を見られるなんてこんな恥辱」

開発「心中お察しします」

街へ入った

開発「うわー凄いエルフ、豹人族、グラスウォーカー、ドワーフ、混魔族(さてまずは)」

レム「あの…宿屋に行きたいのですが」

ディアブロ「ふむ…俺もそう思っていた所だ」

冒険者「あれってレムさんとあのエルフの子だよな?なんで隷従の首輪を?」

街の住人や冒険者達がヒソヒソと囁く声が聞こえてきた。

開発「ちょっと先に行ってるよ」

エルフ「待ってよー」

宿屋に入る

メイ「今日は宿屋(安心亭)の看板娘メイちゃんだよー」

開発「そうだ、お金か」

レム「無いんですか!?」

開発「困ったな」

シェラ「そういえばサトシってここに来るまでモンスターと戦ったんだよね?」

開発「うん」

ディアブロ「その時のドロップアイテムはどうした?」

開発「それなら」

手を前に翳す

ぶあ

デ&シ&レ&メ「!!」

皆は驚いた表情をした。

ディアブロ「これは(アイテムストレージ、此奴俺と同じ)」

シェラ「虚空庫だ」

開発「虚空庫?」

レム「アイテムなどを収納できる空間魔法の事です、見るのは初めてです」

開発「成程、換金出来るアイテムとかある?」

メイ「それとそれは換金出来るね、後それは武器や防具を作る素材になるよ」

開発「成程じゃあ換金してからまた来ようかな」

メイ「換金所なら向かいお店で出来るよ、武器やならその奥鍛冶も出来るよ、部屋なら抑えとくよ」

開発「じゃあ行ってくるね」

僕は宿屋を出て換金所に行きお金を得た。

開発「後は武器屋かな」

そこで更に盾を売った。

開発「やっぱり刀はない」

店主に絵を描いて聞いた所

開発「サーベル」

自分が求めていた形に最も近く手持ちのお金で買える範囲だった。

開発「後この手斧も買おう」

サーベル、手斧、防具は1段階上の方スムースクロス、スムースロワーを購入した。

開発「成程鍛治で自分の好む装備を作る事も出来るのか(明日に出戻りかかろう)」

大方の用事は済んだので一先ず宿屋に戻る事にした。

第2話 召喚されてみればII 完