覗き穴から海の色。 -4ページ目

ほぼ引用の今日。

一日の着地点は丸の中なのに、今日だけは飛びっぱなしだ。

ふにゃふにゃとして、心細くて、時々泣きそうになる。


最近はよく空を瞼の裏に見るのだけど、

空の色は溶けかけのレモンのかき氷のような黄色で、

雲の色は白に近いような力のないぼやけた水色だ。

なんだか向こう側のない空。


大切なひとが死んでしまいそうになっていたとしても、

世界は1mmも変化せずに一日一日続いていくということを実感した。

空気はさわやかで、太陽は明るくて、花は美しい。

私はそのことが恐いし、許せないのだ。

世界は冷たいと思う。






17年先のこと、少し想像して、また眠る。

その光はオレンジ。

お久しぶりです。
あなたはお元気?


最近の私はとても大きな出来事があって、
それは本当に人生の方向とか居場所を変えてしまうかもしれないほどの勢いを持っていて、
どうしたらいいかと思っている毎日。


そうしてる反対側で、仕事をたんたんとこなす日々。あまり考えないようにしているね。



一人の人間がすっかり変わってしまっても、世界は変わらずに動いてることの不思議さになじめないのです。


かわいそうなのは私じゃなくて、あの人なのだ。






それはわかっているけど、どうしたらいいかわからなくて、悲しくて、いつもの世界はぼやんとしていて、灰色の膜につつまれているようだ。

どちりなきりしたん復讐編。

最近気になるのは復讐という言葉で、

私は23年間と何カ月か生きてきて特に復讐したいと思えるような人間はいない幸せな人間だけど、

復讐という言葉のもつ陰鬱さ・悲痛さ・めらめら燃えているようすなどにひきつけられる。


コンパニオンの復讐。

ナイフの復讐。

お父さんの復讐。

ゴミの日の復讐。

復讐。復讐。



ひとつひとつになかなかなドラマがあるよね。





今日は休みで寒かったので昼間に用事と約束をすませたら、

家に帰ってふとんで本を読んだ。



ホラーとかおばけとか殺人とか

そうゆうのじゃなくても、恐い本ってたくさんあるよね。