昨日、新潟からお客さんが来られました。
新潟から、山形まで来られたのはこれまでで3人目です。
カウンセリングには、ブログを読みましたという人が
けっこう来られます。
そんな時、ブログも少しずつでも書いてきてよかったなと思います。
自分が感じてきたこと、
自分が体験してきたことを、誰かに伝えるだけで、
それを読んだ人が何かを感じて、
気持ちが救われることだってあります。
私がこの仕事をやっているのは、
自分の実体験にあります。
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自分が過去、気持ちが弱く、
19歳~22歳まで、視線恐怖や神経症で精神安定剤や睡眠薬を飲んでいたこと。
鬱や引きこもりを体験したこと。
自分自身がどう生きていいかわからなくて、悩み苦しんだこと。
世の中の事が、なんにもわからなくて、ずっともがいてきたこと。
人との関わり合いとか、自分のやりたいことも、なにもわからなかった。
そんな体験があるからです。
過去の私も、人に対する依存や甘え、被害者意識を持っていました。
完全にこれらがないという人の方が少ないですが。
いろんな感情や体験を通して、人は学んでいくのだと思います。
心理カウンセラーになろうと思った時、
自分が変われた体験があり、それも、誰かの役に立つかもしれない、
「人は変われる」ということを伝えたいと思いました。
変わると言っても、「今の自分をだめだ」と否定するのではなく、
現在の自分をまず受けいれて、認めて。
そこから、少しずつ、悪習慣や考え方や心の持ちようを変えるだけです。
心理療法では、それを可能にしていくことができます。
そうするだけで、本当に周りの現実も変わっていきます。
私のカウンセリングを受けたクライアントさんも、
小さい変化から、大きい変化まで、
「人は変われる」ということを体験しています。
何度も何度も、繰り返し、同じことをやってきたら・・
「自分には無理なのかな」
とあきらめてしまう気持ちもわかります。
私もそうでしたから。
でも、それでも、人は変われます。
いつからでも、どんな状況からでも。
ご自分のことを、ほんの少しでも信じてあげてほしいなと思います。