「○○をやりたいけど、できない。」
という方がけっこういらっしゃいます。
私も過去、独立してお店をやろうと決める前や、
何かを始める前、決める前、
こういう葛藤の時間がしばらくありました。
「やりたい。
でも、どうやっていっていいんだろう?
やっぱりやめておこうかな。
難しいよな。
でも、やりたいな。
うーん・・・どうするべ?
やっぱりやめるか。うん、やめとこう。
いや、でも、やりたいから、今考えてるんだよな~
う~ん・・・」
こうやって、考えの堂々巡りをしているのが、
自分の中で葛藤している時ですね。
誰もがこういう葛藤を経験しているかと思います。
セミナーなど行くとよく聞くのが、
「独立したいけど、できない」
とか、聞きますね。
「結婚したいけど、いい人がいない」
「病気を治したいけど、治したくない。」
「痩せたいけど、痩せれない。ダイエット面倒」
「変わりたいけど、変われないと思います」
「稼ぎたいけど、稼ぐのも行動も面倒」
などなど、いろんな葛藤があります。
決めればいいのに・・・
考えが堂々めぐりして、なかなか決めれないという状態ですね。
何かをやりたいのに、できないという時。。
誰かがとめているわけでもありません。
自分で止めています。
そして、考えの堂々巡りをして、葛藤で、
無駄にエネルギーを使い、疲れます。
その葛藤がなくなると、やりたい方向へと進むことができます。
私のいちばん強かった葛藤は、
「タバコやめたいけど、やめれない」
という時でした。
20代の時、一日3箱タバコを吸い、20代後半で、
「やめたいけど、やめらない」
という状態が3年くらいありました。
今は、7年前にタバコをすっぱりやめて、水と野菜中心の食事で若返り、
かなりの健康オタクになりました♪
ちなみにダイエットも、3年前にジムに通いだし、
半年で6キロの減量に成功して、
体脂肪は8%代というアスリート並をキープしています。
逆に言うと、何かを実現している時は、
自分の中の葛藤がない時、なくなった時でもあります。
葛藤している時、自分の中に2人(もしくは複数)の自分がいる状態です。
わかりやすく例えると、
成功したい自分と、成功したくない自分。
変わりたい自分と、変わりたくない自分。
みたいな感じです。
でも、その自分の止めている方の話を聞くと、
だいたいがうまい言い訳をしている自分に気が付きます。
(言い訳と思わないで、それを正当化してしまうと、
ずっと、言い訳して逃げるのが癖、パターンになってしまいます。。)
その言い訳の声の正体は・・
■やるべきことから、逃げたいなという子どもの自分です。
インナーチャイルド。
■そして、もっともらしいい言い訳をする、ニセアダルトの声もあります。
大人の考えをねじ伏せる、大人を納得させようとする、ニセのアダルト。
よく聞くわかりやすい例だと、
「独立したいです」とずっと言っていて、
行動に移さない人を見たことありませんか。
よーく話を聞くと、憧れはあるけど独立が怖いとか、
失敗したら周りに対してかっこ悪いとか、
だいたいがかっこ悪い姿を見せれないとか、プライド守りたいとか、
そんな本心が見え隠れしている時があります。
大人を納得させようとするニセアダルトの声だったりします。
ダイエットとか、他の例でも言えますが、
何かをやりたいといいながら、できないという時、
自分の中の葛藤の声、もう一人の自分の声を聞いてみて下さい。
だいたいが言い訳です。
言い訳している自分に気が付いてみて下さい。
そして、言い訳している自分とちゃんと話して、
その自分が納得すると、人は変わり始めます。
何かをやりたいと思って、それをとめているのは、
他でもないもう一人の自分です。
これも良く見る例ですが。
言い訳する声が、やりたいという自分の本心をごまかし続けます。
これに気が付かないと、言い訳、ごまかしの自分がずっと続いて、
自分の本心すらもわからなくなる場合もあります。
葛藤がなくなれば、スムーズに、目標やなりたい自分、
行きたい方法へ進んでいくことができます。
カウンセリングで使う心理療法やNLPでは、
この葛藤をうまく統合するスキルがいくつかあります。
こういうスキルを使わなくても、自分の中の声に気が付いて、
この葛藤を終わらせることができる方法もあります。
やりたいのを止めている側の自分の声をちゃんと聞いて、
その自分と話し合って、納得させることで葛藤が終わります。
葛藤がなくなれば、やりたい方向へ、
目標へ、なりたい自分へと進んでいけるかと思います。^^
心理カウンセリングは常時致しております。
詳しくはHPをご覧ください。
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