【無意識にできたアンカー】 | 山形全国対応心理カウンセリング・鬱病や生きづらさや緊張・恐怖症を改善する福島宮城新潟

山形全国対応心理カウンセリング・鬱病や生きづらさや緊張・恐怖症を改善する福島宮城新潟

東北山形県山形市のカウンセリング。鬱や生きづらさ、緊張あがり症・社会不安障害の解消、人間関係を良くする方法、潜在意識の活用方法、問題解決方法など書いてます。カウンセリングを受けた方の感想・声なども。対面・電話カウンセリングで全国対応しています。福島仙台新潟

何度かメルマガで書かせていただいていますが。


 僕は過去に、人がいるとこで緊張し、対人恐怖症や
 視線恐怖症になったり、鬱や引きこもりを経験しました。

 当時は、どうやって改善していいかわからずに
 非常に苦しみました。

 今は普通に美容室で髪を切っていますが、
 以前は、そんな事すらも容易には出来なかったのです。

 ある出来事が起きたことにより、
 25歳から、31歳くらいまで行けませんでした。

 行きたいのに行けなくて・・・。


 美容室を考えるだけで、緊張していました。

 「どこの美容室に行こうか」とただ考えてしまうと、
 行く勇気がもてなくて、夜中に1人で、ぐるぐると
 ドライブしたこともあります。

 「なんでこんなに緊張するんだろう」
 「なんで行きたいのに行けないんだろう」
 「自分はおかしいんだろうか・・」

 深夜の街を車で徘徊しながら、思い詰めた事もありました。

 体験ある方はご理解いただける事と思いますが。
 ある場所に行きたいのと思うのに、そこに行けないという事や

 したい事や望むことがあるのに、恐れで出来ないという事は
 本当に本当に辛い体験です・・・。


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■ 日常で起きてるアンカーリングとは!?
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 有名な話で、ロシアのイワン・パブロフという有名な心理学者の
 実験の話があります。

 パブロフは、犬にエサをやる時に必ずベルを鳴らしました。

 やがてエサがなくても、ベルを聞くと、犬がよだれをたらすように
 なりました。

 これが「条件反射」と言われます。

 その後に人間にも、条件反射と似たプロセスがあること発覚し、
 そのことを「アンカーリング」と名付けられました。


 「刺激」と「反応」が結びついている状態です。

 良いアンカーもあれば、悪いアンカーもあります。


 例えば、良くある例ですと、

 ・会社に行く(刺激)と、いつも憂鬱な気分になる(反応)
 ・ある音楽を聞く(刺激)と、恋心を思い出す(反応)

 といったような事です。


 スポーツ選手などは、いいアンカーリングを使っていると思います。

 ・試合の前にいつも決まって同じ音楽を聞いて、やる気を出す
 ・バッターボックスに立つと、毎回ある動作をして、ホームランを
  打った時の感覚になる。

 など。

 アンカーリングは特別なことではなく、誰もに日常的に出来ています。


 僕の日常のアンカー例ですと、

 ・スポーツジムの後は、必ずグレープフルーツジュースを飲みたくなる。
 ・土曜日なるとカフェモカが飲みたくなる。
 ・スーパー銭湯に行くと、カレーうどんが食べたくなる。
 ・新幹線に乗ると、コーヒーが飲みたくなり、わくわくする。
 ・何かの仕事、作業前・後は必ず紅茶を飲む。
 ・ある音楽を聞くとやる気がでる


 などがあります^^


 アンカーリングとは、五感で受け取る何らかの特定の刺激から、
 反応が出る条件反射なのです。


 1.目からの刺激を受けて、反応がでるもの
 例、「TVで映画を見ていると、必ずポテトチップスが食べたくなる」

 2、耳からの刺激を受けて、反応がでるもの
 例、懐かしい音楽を聞いて、当時を思い出すなど。

 3、味やにおい、五感からの刺激を受けて、反応がでるもの
 例、カレー食べた時、一緒に刺身も食べたくなる。
 

 ほかにも、ある香水の匂いで、昔付き合った人を思い出す。
 などなどがあると思います。

 このような条件反射的な行動というのは、誰にでも日常に
 たくさんあるんです。

 そう考えていくと「アンカーじゃないものはない」とも
 言えるかもしれません。


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■ 無意識にできてしまったアンカー
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 私達は、常にこういう条件反射の中で生活しています。

 「ある場面に行くと、緊張する」というのも、一つの条件反射、
 つまりアンカーリングに該当します。


 僕は、今普通に美容室で髪を切っていますが、
 25歳から、33歳くらいまで、美容室に行きたいのに
 行けませんでした。

 時々、勇気を出して「行ってみようかな」と思うのですが、
 緊張がどんどん大きくなりどうしても行けませんでした。

 誰でも、ある程度は緊張すると思うんのですが。
 僕の場合は、自分でそれを大きくしていたのだと、セラピストに
 なった今は、良くわかります。


 25歳の時に、街中のオシャレな美容室に行った時のことです。

 レジでお金を払う時に、緊張と暑いので、大量の汗をかいた時が
 ありました。

 大量の汗を、ハンカチで拭きながら、緊張しながらレジで
 お金をし払ったのです。

 その時の自分は、

 「かっこ悪い」「かなり緊張していると思われたか」
 「恥ずかしい、みっともない。早く、その場を去りたい」

 そう思いました。


 この出来事以来、美容室の事を考えるだけで
 緊張するようになりました。

 自分の中では、とてもインパクトがあったんだとも思います。

 「美容室の事を考えるだけで、緊張する」というアンカーリングも
 そのような時にできました。


 少し時間が経ち、美容室へ行ってみようかなと思う。(刺激)
 そうすると、また思い出して緊張する。(反応)


 これを繰り返していたのです。


 自分で悪いアンカーを何度も再現していました。

 しかし今では、美容室は月一度のリラックスタイムで
 くつろいでいい時間になっています。

 長年、緊張で行けなかった美容室に対して、
 緊張がなくなり、そればかりか今では、すっかりリラックスの
 空間にまで変えられました。

 この話を聞いて、どう思いますか?

 もしも、あなたの感じたことや悩んでいらっしゃる事などが
 ございましたら以下のアドレスまで、ご連絡を頂ければ
 幸いです。

 
aitatakashi@freedomheart.jp

 セラピストとして少しでもこのメールマガジンを
 ご覧下さっている方々のお役に立てればと思って
 いるからです☆


 さて、それでは次回は、今回話したような状態から
 私はどうやって、変わる事ができたのか?

 という話の続きをさせていただきたいと思います。
 とうご期待下さいね!


 それでは最後までお読み頂きましたこと、
 本当にありがとうございます♪

 どうぞこれからも、宜しくお願い致します(^^)