2024年8月2日に「金曜ロードショー」で『トイ・ストーリー2』を放映するので、2020年に掲載した「ネタバレの詳しいあらすじ」を再掲載する。
監督:ジョン・ラセター
主な登場人物(声優/吹替版声優)役柄
【オモチャ】
ウッディ(トム・ハンクス/唐沢寿明)カウボーイ人形 。
バズ・ライトイヤー(ティム・アレン/所ジョージ)スペースレンジャーの人形。
ミスター・ポテトヘッド(ドン・リックルズ/名古屋章)ジャガイモ頭の人形。
ミセス・ポテトヘッド(エステル・ハリス/楠トシエ) ミスター・ポテトヘッドの妻。
スリンキー(ジム・ヴァーニー/永井一郎)体がバネでできている犬のオモチャ。
レックス(ウォーレス・ショーン/三ツ矢雄二)恐竜のオモチャ。
ハム(ジョン・ラッツェンバーガー/大塚周夫)豚の貯金箱。
ボー・ピープ(アニー・ポッツ/戸田恵子)電気スタンドの人形。
エイリアン(ジェフ・ピジョン/桜井敏治)ピザ・プラネットのクレーンゲームの景品の人形。
ウィージー(ジョー・ランフト/佐古正人)ペンギンのオモチャ。
ジェシー(ジョーン・キューザック/日下由美)カウガール人形。
ブルズアイ(フランク・ウェルカー)ウッディの愛馬。
プロスペクター(ケルシー・グラマー/小林修)石炭探し名人。
ザーグ(アンドリュー・スタントン/佐々木梅治)バズを倒そうとする悪の帝王。
バービー(ジョディ・ベンソン/高橋理恵子)着せ替え人形。
【人間】
アンディ・デイビス(ジョン・モリス/北尾亘)ウッディたちの持ち主の少年。
デイビス夫人(ローリー・メトカーフ/小宮和枝)アンディのママ。
アル(ウェイン・ナイト/樋浦勉)オモチャ屋。
(タイトル)
ガンマ星域セクター4。バズがザーグの惑星に着陸。無数のザーグの兵に囲まれるが、バズがクリスタルをレーザーで撃つと、光線が分散されて一瞬で全滅させる。
地面が割れ、バズは中に侵入する。通路には罠が仕掛けられていたが、切り抜ける。張り出した道の先に「ザーグのエネルギー」を見つけ、浮き板を進むが落下する。バズは翼を出して飛び、「ザーグのエネルギー」を取ろうとすると、映像だった。そこにザーグが現れて攻撃し、バズは破壊される。
これはレックスがやっていたゲームだった。
ウッディはアンディとキャンプに行くため、帽子を探し、オモチャ達も一緒に探す。レックスが誤ってリモコンを踏んでテレビが点き、アルのおもちゃ店「トイ・バーン」のCMをしていた。スリンキーが帽子を見つけた。犬のバスターが子供部屋に入って来て、ウッディは慌てて隠れる。バスターは鞄の中からウッディを見つける。ウッディとバスターは仲良しだった。
アンディが来てオモチャ達で遊んでいるうちに、ウッディの腕を破ってしまう。アンディはウッディを置いていき、ウッディは落ち込む。
予定より早くアンディが戻って来るが、壊れた腕を見てウッディをゴミ箱に捨て、オモチャの亡霊に襲われる。それはウッディの夢だった。
ウッディは本の陰に、のどが壊れたペンギンのオモチャのウィージーを見つける。ウィージーは、オモチャは壊れれば売られる運命と言う。外でママが不用品バザーの看板を出していた。ウディは急いでオモチャ達を点呼する。
ママが子供部屋に来てバザーに出す物を探し、ウィージーを持っていく。ウッディはバスターに乗ってバザーへ行き、ウィージーを探す。戻ろうとして、ウッディが落ちる。アルがウッディを見つけ、ママに高値で買うと言う。ママは拒否するが、アルはウッディを盗んで行く。バズが車に飛び乗るが、失敗する。
オモチャ達は、犯人の人相書きを描く。バズは車のナンバーの「LZTYBRN」が「アルのトイ・バーン」であることに気づく。
アルは、ビルの向かい側の店に仕事に行く。ウッディはケースから出て窓から見ると、高いビルだった。ウッディを、馬のオモチャのブルズアイとカウガール人形のジェシーが歓迎し、箱に入った金鉱堀り人形のプロスペクターに紹介する。プロスペクターはウッディの沢山のグッズを見せ、有名なオモチャだと教える。
オモチャ達はテレビでアルのCMを探し、スケッチが地図を写す。バズは、命がけで自分を救ったウッディを探しに行くと言い、ポテトヘッド、スリンキー、ハム、レックスも同行する。
ジェシーはウッディに、昔の『ウッディのラウンドアップ』のビデオを見る。ウッディは、自分が人気者だったと知って喜ぶ。プロスペクターは、仲間が揃ったので東京の小西オモチャ博物館に売られると言う。ウッディは、アンディがいるので行けないと言うと、ジェシーは倉庫の暗闇に戻りたくないと泣く。博物館は4体セットでなければ買わなかった。
アルが戻って来たので、皆は元の場所に戻る。アルがウッディを取ろうとして、腕が取れる。アルがどこかに電話する。ウッディは腕が取れて、パニックになる。
オモチャ達は道を歩くが、なかなか進んでいなかった。バズは皆を励まして進む。
真夜中、アルがソファーで寝ていた。ウッディはケースから出て、彼の胸ポケットから、取れた腕をこっそり取る。突然テレビが点いてアルが起き、ウッディをケースに戻し、腕を持って出て行く。ジェシーがリモコンでテレビを点けて、邪魔したと思ったウッディが、ジェシーと喧嘩する。
朝、オモチャ達はやっと「アルのトイ・バーン」の向かい側に着いた。オモチャ達は、車通りの多い道を、コーンを被って横断する。コーンを避けようとした車が次々に事故を起こすが、オモチャ達は無事に渡り切る。
朝、アルの部屋にオモチャの修理屋が来る。
オモチャ達は店に入ろうとするが、体重が軽くて自動ドアが開かず、一緒に飛んで開ける。オモチャ達は手分けしてウッディを探す。レックスは、ザーグのゲームの攻略本を見つける。
修理屋はウッディの腕を縫い、体をきれいにする。アルは感激する。
バズは、自分の人形がたくさん陳列してあるのに驚く。バズはニューアクションベルトが欲しくなる。ハムが運転するオモチャの車にポテトヘッド、スリンキー、レックスが乗ってバズを探す。バズが展示品のオモチャからベルトを取ろうとすると、展示品のバズがバズを捕まえ、ハイパースリープを続けるように言う。2体は格闘する。
ハム逹はバービー人形逹に社長のアルの居場所を聞くと、ツアーガイド・バービーが車に乗って案内する。レックスが車から落ちて、追いかける。バズは展示品バズに箱に入れられ、陳列される。車はバズの陳列場所を通り、オモチャ達は展示品バズを仲間のバズだと思って車に乗せる。
アルは、直ったウッディをいろいろなポーズで写真を撮る。小西から電話が来て、アルは事務所に戻る。
プロスペクターはウッディに、ジェシーと仲直りするように言う。ジェシーは元の持ち主のエミリーの思い出をウッディに話す。ジェシーはエミリーと遊んで幸せだった。エミリーは大きくなると忘れ去られ、チャリティに出された。プロスペクターはウッディに、アンディも大人になるので、博物館に行って子供たちに愛され続けるように勧める。ウッディは出て行くのをやめる。
オモチャ達は店の事務室でウッディを探していると、アルが来たので隠れる。アルは西村に写真をファックスで送り、交渉が成立する。レックスたちはアルの鞄に隠れる。箱から脱出したバズがアルを追うが、体重が軽くて自動ドアが開かない。バズは箱の山を倒して自動ドアを開けるが、箱の1つの「悪の帝王ザーク」からザークが出てきて、バズを追う。
オモチャ達はアルを追う。アルはエレベーターで最上階の23階に上る。オモチャ達は通気口からエレベーター坑へ行き、展示品バズは磁石で壁を上り、他のオモチャは垂らしたロープにつかまる。バズはビルに行き、レックス達の足跡を追う。
アルは部屋でオモチャ達の荷造りをする。ジェシー達は日本に行けると喜ぶが、ウッディは浮かない。
壁を上っていた展示物のバズは飛ぶと言って手を放すが、エレベーターの上に落ち、最上階に行く。エレベーターの底にバズがしがみついていた。
アルの部屋ではウッディ達がテレビ番組の真似をして遊ぶ。オモチャ達は通気口を進み、ウッディの声の方に向かう。オモチャ達はジェシー達を襲ってウッディを連れて帰ろうとする。そこにバズが来て、展示品とどちらが本物か言い争う。バズは展示品バズのヘルメットを取って反応を見せ、自分の足裏のアンディの名前を見せる。
ウッディはジェシー達仲間と一緒に日本の博物館に行くと言う。バズはウッディに、コレクターズアイテムではなく、オモチャだと言う。ウッディはアンディに捨てられる恐怖を語る。バズは、子供に愛されてこそ生きる喜びがあると教えたのは君だから、危険を冒して助けに来たと話す。ウッディは名誉なことだと言い、バズはガラスの向こうから子供たちを眺める事かと反論する。オモチャ達はウッディを残して帰る。
ウッディはビデオで「君は友達」の歌を聴いて、アンディのことを思い出し帰ると言う。ウッディはジェシーとブルズアイにも、一緒にアンディのもとへ行こうと誘う。プロスペクターは換気口の蓋を閉め、出て行くのを邪魔する。プロスペクターは博物館に行くのを望み、昨晩リモコンでテレビを点けたのも彼だった。
アルが来て、ウッディ達4体のオモチャを箱に詰め、日本に出かけようとする。バズたちはエレベーター坑に急ぐと、エレベーターの屋根に乗ってザークのオモチャが来る。
ザーグと展示品バズが戦い、エレベーターの屋根に乗る。他のオモチャ達もエレベーターの屋根に飛び降りる。ザークは展示品バズに「お前の父は私だ」と教える。展示品バズは驚き、動けなくなる。レックスがしっぽでザーグをはね飛ばすと、ザーグはエレベーター坑に落下していき、展示品バズは「父さん」と叫ぶ。
バズはエレベーターの天井の非常口を開ける。天井から伸びたスリンキーがケースの金具を開け、ウッディを出そうとするが、プロスペクターが邪魔する。1階に着き、アルはエレベーターから出て、車で行ってしまう。オモチャ達はピザ・プラネットの車で追う。展示品バズとザーグは親子でボール投げをして遊ぶ。スリンキーはアクセル、レックスはナビゲーター、ハムとポテトヘッドはレバーとボタンを担当し、車を運転してアルの車を追いかける。ポテトヘッドは車内のエイリアンの人形を助ける。
オモチャ達の車は国際空港に着き、ペット用の籠を被って空港内に入る。アルは緑のケースを手荷物に預け、オモチャ達も手荷物のベルトコンベアーに乗るが、荷物配送場の中はとても広く、似たようなケースがたくさんあるので、手分けして探す。ポテトヘッド達がケースを開けると、カメラが入っていた。スリンキーがバズとはぐれる。バズがケースを開けると、プロスペクターが襲ってくる。ウッディが止めると、プロスペクターはウッディの腕を破き、大人しく箱に入れと言う。バズたちがカメラのストロボで目くらまししながらやって来て、ウッディを助ける。ウッディはプロスペクターを別の鞄に挟む。そのかばんは女の子の鞄で、バービー人形も一緒だった。
ケースからブルズアイを出すが、ジェシーが入ったままケースは荷物運搬車に乗せられる。ウッディとバズはブルズアイに乗り、荷物運搬車を追う。ウッディが荷物運搬車に飛び乗る。ウッディは飛行機の貨物庫でジェシーをケースから出し、アンディと妹のところに行こうと誘う。
貨物庫の扉が閉められ、飛行機は離陸のため移動させられる。ウッディとジェシーは車輪の脚に降りる。飛行機の下にはブルズアイとバズがいた。ウッディは音声発生器の紐をナットに引っ掛け、ジェシーに「ウッディのラウンドアップ」の最終回のように飛び降りろと言う。ウッディとジェシーは、ブルズアイの背中に乗る。オモチャ達は家に帰る。
アンディがキャンプから帰ってきた。ベッドの上にはウッディ達の他に、ジェシーとブルズアイもあり、ママのプレゼントだと思ったアンディは喜ぶ。家の前には荷物運搬者があった。
次の朝、アンディがウッディの腕を直す。ジェシーは新しい家族がまたできたと喜ぶ。トイレに行きたいと鳴くバスターのため、ジェシーがドアノブにジャンプしてドアを開ける。ハムがザークのゲームをしていると、レックスは本物を倒したと言う。ハムがテレビを点けると、アルのトイ・バーンが破産して安売りのCMをしていた。ポーはウッディを誉め、エイリアンのオモチャを助けたポテトヘッドを、ポテト夫人が褒め、養子にすると言う。ウィージーの喉が治って『君は友達』を歌う。
モーリーは歩けるほど成長していた。ウッディはアンディの成長を心配するより、今を楽しむと言う。その時が来ても俺のそばには相棒のバズがいる。無限の彼方へ共に行こう、と言う。ウィージーはバービー人形たちと一緒に歌う。
(エンドクレジット。NGシーン。バービーが愛想笑いに疲れたと言う)
(写真は「IMDb」より)