『FLY!/フライ!』ネタバレの詳しいあらすじ | アンパンマン先生の映画講座

アンパンマン先生の映画講座

映画の面白さやストーリーの素晴らしさを伝えるため、感想はネタバレで、あらすじは映画を見ながらメモを取って、できるだけ正確に詳しく書いているつもりです。たまに趣味のAKB48のコンサートや握手会なども載せます。どうかご覧ください。

監督:バンジャマン・レネール 2024年

主な登場人物(声優/日本版吹替)役柄

【マック一家】

マック(クメイル・ナンジアニ/堺雅人)神経質だけどピュアで家族思いな父ガモ。

パム(エリザベス・バンクス/麻生久美子)明るく頼れる家族の要の母ガモ。

ダックス(キャスパー・ジェニングス/黒川想矢)好奇心旺盛で自立に憧れる兄ガモ。

グウェン(トレシ・ガザル/池村碧彩)おてんばでキュートな妹ガモ。

ダン(ダニー・デヴィート/羽佐間道夫)気難しいが子供に甘いおじガモ。

【旅で出会う者】

エリン(キャロル・ケイン/野沢雅子)謎に包まれたサギのおばあさん。

チャンプ(オークワフィナ/ヒコロヒー)ニューヨークのワルなハト集団のリーダー。

デルロイ(キーガン=マイケル・キー/関智一)ジャマイカ出身のオウム。

グーグー(デヴィッド・ミッチェル/鈴村健一)アヒルのヨガインストラクター。

キム(イザベラ・メルセード/芹澤優)渡り鳥家族の娘。

ジョー(不明/谷山紀章)キムの父。

エリー(不明/喜多村英梨)キムの母。

 

 「それでは、寝る前のお話。昔々、綺麗な池であり天国で、全ての者が幸せに暮らしていた。でも2羽のカモの子供は退屈だった。池の外に出たいと思っても、外にはハンターがいると言って、父が禁止していた。2羽が池の外に出ると、恐ろしいハンターに捕まり、死んでしまいました。おしまい」と父ガモのマックが子供の兄ダックスと妹グウェンに話す。グウェンが「本当?」と聞く。

 母ガモのパムが「サギが迷子の子供を見つけて助けました」と続けると、マックが「そのサギは異常殺人者でカモを食べようとした」。パム「その時、両親が助けに来た」。マック「でも、手遅れで、ダックスは死にかかっていた。この池にいたら安全だったのに」。グウェンは「もう1羽のカモは?」と聞く。パムは「2羽とも池に戻った」と話す。子供は寝る。

 パムはマックに「怖い話をするとグウェンがおねしょする」と注意し、マックは「怖がりだから生きている」と言い返す。

 (タイトル『MIGRATION』。オープニングクレジット)

 アメリカ北東部ニューイングランドの小さなムースヘッド池で、カモの一家が暮らしていた。ある日、皆で巣にしている木の洞のヒビを修理していると、移動途中のカモの群れが池にやって来る。パムがマックに、挨拶に行こうと話していると、好奇心旺盛なダックスとグウェンが先にカモの群れに行き、カモ一家の娘キムに「ようこそムース池に」と挨拶する。

 キムは「冬に暮らす南に渡る途中に寄っただけ。あなた達はどこへ?」と聞く。グウェンが「ずっとこの池。外は危険が一杯で…」と答えると、ダックスは慌てて遮り「違う」と答える。キムは「一緒に来ない?きっと渡りが気に入る。南国料理は好き?」と誘い、両親を呼びに行く。

 マックとパムが来て、グウェンが「ダックスが女の子と話していた」と教える。キムの父ジョーが来て「君達も私達と一緒に渡りたいと聞いた」と言い、キムの母エリーが「私達、ジャマイカに行くところ。まるで魔法のような所。海が光る」と教え、パムは興味を持つ。ジョーが「私達の群れと一緒に渡ろう。素晴らしいぞ」と誘う。パムは行きたいと思うが、マックは「この冬は、いろいろ忙しいので行けない」と断る。カモの群れは飛び立つ。

 パムはマックに「ここから出て、外の世界を見たい」と言う。ダックスとグウェンもジャマイカに行きたいと言う。マックは「旅は危険だ」と反対する。パムは「父親なら子供達に広い世界を見せてあげて。臆病者は人生のチャンスを逃がす。渡りをしたいのではなく、冒険をしたい」と力説する。マックは「試す価値がない」と答える。パムは「目を覚まして」と、がっかりする。

 その夜、マックはおじガモのダンに会う。ダンは「家族のいさかいを聞いた。お前が正しい。ここは食べ物が沢山ある。俺を見ろ、ハッピーで健康で一人になった」と言う。

 それを聞いて行く気になったマックは、寝ている家族を起こし「準備はいいか。家族そろって渡る。未知の世界に冒険だ」と言う。パムは「本当に?」と驚く。マックは「そうだ。一家揃ってジャマイカへ行く」と伝える。3羽はマックに感謝する。

 グウェンがダンに「私達、ジャマイカに行く。おじさんも一緒に行こう」と誘う。父は「4羽だけで行こう」と止めるが、グウェンが「お願―い」と言うので、ダンも一緒に行く事にする。

 朝、父が「尾羽は?羽の開きは?頭を離陸モードに」と5羽の最終チェックをし、「レッツ・フライ」と飛び立つ。空で5羽はV字隊形で飛ぶ。ところが、他の渡り鳥とは逆方向に飛行していた。

 嵐になり、5羽が桟橋の下で雨宿りをする。パムは「皆で冒険している」と元気づけるが、ダンは「みんな死ぬ」と弱気を言う。マックはパムに言われ「母さんの言うとおり、大丈夫だ」と言う。

 そこに、マックの物語では悪者のサギが来る。マックは「サギは動く物しか見えない」と言うが、見えていた。サギのエリンは「こんな所で何している?ここでは凍える。エリンの巣でくつろいで」と、5羽を巣に連れて行く。

 小屋の様な巣には高齢のサギのハリーがいた。5羽が帰ろうとすると、エリンは泊まって行くように言い、ドアを閉める。マックは「僕らを食う気だ」と怯える。ハリーが飛んできた蠅を嘴で捕まえ、エリンは「ハリーはヨボヨボだが、ハンターだった」と教える。5人は怯える。エリンはベッドだと言って、フライパンを水面に浮かべる。4羽はフライパンに入る。

 真夜中、嵐が過ぎたので、マックは3羽に、おじを置いて逃げようと言う。すると、入口にエリンが立っていた。エリンは「お前たちはベッドから出て行けない。夜中は、ハンターが餌を食べる時間だ」と脅す。逃げようとするダックスとグウェンにエリンが「約束する。痛くしない」と近づき、それを止めようとするマックとパムをハリーが捕まえる。

 すると、大きなナマズがダックスとグウェンを飲み込む。エリンがナマズを捕まえて2羽を吐き出させる。エリンが「こいつが一口であなた達を飲み込もうとしていた」と教える。マックはエリンが2羽を助けたと知る。エリンはマナズを明日の朝食にすると言う。安心した5羽は、エリンとハリーのベッドで寝る。

 朝、エリンが5羽を見送り、「子供達と別れるのが辛い。食べたいくらいだ」と言う。エリンは「冗談だ」と言う。グウェンが「エリンにお別れのキスをしたい」と言うが、マックは止めさせる。エリンは「帰りにまた寄って」と見送る。

 パムは飛びながらマックに「スリル満点だった」。マックは「フライパンの中に魚の死体が入っていた」と言う。

 ダックスは雲の中に飛び込んで遊ぶ。マックは「遅れを取り持出さないと」と言うが、皆も雲で遊ぶ。

 マックは霧の中に光るものを見つける。それは超高層ビルの頂上のライトで、5羽は霧に包まれたニューヨークの中を飛んでいた。マック達は、ガラスの壁に映った自分達の姿に驚き、クレーンの鉄骨にぶつかりそうになり、ビルの屋上から大通りに落ちる。走る自動車を必死で除け、マックとダックスとグウェンは工事現場のゴミの中に突っ込む。パムはビルの屋上にいた。

 屋上で、マックはパムの無事を喜ぶ。ダンはクレーンの鉄骨に挟まり、落ちる時に旗に絡まり、セントラル・パークに飛んでいく。4羽は助けに行く。

 ダンが旗から抜け出すと、サンドイッチを見つける。食べようとするとハトが次第に集まって来て、囲まれる。4羽はそれを見つけ、マックが「あっちに行け、クズの鳥どもめ」と追い払う。すると鳩のボスのチャンプが来て、マックに「誰が言った?もう一度言え『クズの鳥どもめ』と」と凄む。マックが言い訳すると、チャンプは「うちらの島を荒らして、食べ物を盗んだ」と言いがかりをつける。

 そこにパムが来て「何か誤解があったようね」と分け入って、サンドイッチを50対50に分ける事を提案する。チャンプは80対20、パムは60対40と言い合いになり、67対33で妥結する。ダンがサンドイッチを分け、分けたサンドイッチにハトが群がる。

 機嫌がよくなったチャンプは「困ったら何でも聞いてくれ」と言う。パムが「ジャマイカに行きたいけど、道に迷った」と言う。チャンプは「ジャマイカへの道に詳しい奴がいる」と5羽を案内する。子供達は母の勇気に感心する。

 チャンプは公園の出口で「俺から離れないで付いてこい」と言って飛び立つと、バスに衝突し、再びバスに衝突し、電動スケートボードに轢かれ、「離れて付いてこい」と言って飛ぶ。チャンプの道案内で5羽は大通りを飛ぶ。グウェンが風船の紐に絡まり、ダンが引っ張って飛ぶ。

 チャンプは5羽をビルの屋上に連れてくる。そこには虎の顔を書かれたヘリコプターがあった。チャンプは「デルロイのオーナーはシェフで、怠け者を食わせるハンター」と説明する。チャンプと5羽は、通気口から建物の中に侵入する。

 通気口からシェフの部屋に侵入すると、デルロイはジャマイカでシェフに捕らえられ、鳥籠に入れられたコンゴウインコだった。デルロイは「ジャマイカに帰りたい。家族に会いたい」と泣く。ダックスは、デルロイを助けようと言う。デルロイは「鳥籠の鍵は下の階の厨房にいるシェフがいつも持っている。見つかったら、カモのア・ロランジュ(鴨肉のオレンジ風味)にされる」と教える。ダックスが取りに行くと言い出すので、マックが代わりに行く。

 厨房のドアが開き、マックが中に飛び込むと、虎の刺繍の上着を着たシェフが味見をしており、コック達が怯えていた。シェフは上着を脱いで調理を始める。壁に掛けた上着のポケットに鍵があった。

 マックがコック達に見つからないように、こっそり上着に近づく。するとパムも来ていた。調理台の上でパムの尾羽をマックが咥え、パムが消火器の上に乗って、上着の鍵に嘴を伸ばす。すると、マックはシェフが鴨料理をしているのを見て驚き、思わずパムの尾羽を離す。パムは鍵を咥えるが、尾羽を離されてバランスを崩して消火器のレバーを踏む。消火器が消火液を噴射して跳び、厨房の火を消す。シェフは鍵を咥えたパムと、マックがいるのに気づいて追いかける。パムとダックは急いで厨房のドアから出る。

 2羽が1階のフロアに来ると、「サルサナイト」が始まる。沢山のペアがフロアでダンスを始め、2羽は踏まれそうになって逃げ回る。2羽が偶然に踊ると踏まれない事に気づき、音楽に合わせて踊りながら、ダンスフロアから脱出し、階段までやって来る。

 シェフが追いかけてくるのを見た2羽は、急いでシェフの部屋に行く。マックが鍵を口に咥えて鳥籠の鍵穴に差し込もうとするが、上手くいかない。ダンが押すと、マックが鍵を飲み込んでしまう。マックの腹の上にパムと子供達が乗って押すが、鍵は出てこない。

 シェフが部屋に入ると、デルロイ以外に誰もいない。柱に羽が落ちているので、シェフが怪しんで覗くがいない。マック達はシェフの反対側に回り込んでいた。するとグウェンが持ってきた風船に穴が開き、ヘリウムガスが漏れて音を出す。マックが穴を口で塞ぐと、マックの体がヘリウムガスで膨れる。マックはヘリウムガスを噴射しながら部屋を飛び回り、シェフと衝突する。その衝撃でマックは鍵を吐き出し、鍵を受け取ったデルロイが鍵穴に差し込んで、鳥籠から脱出する。

 自由の身になったデルロイは大喜びし、マックスに「今までで一番勇敢なカモだ」と感謝し、5羽をデルロイの故郷に連れて行くと約束する。チャンプも「あんたは大した鳥だ」とマックを褒める。マックもチャンプを「君も自分で言うほどワルじゃない」と褒める。ダンは「サンドイッチの恩を忘れるな」と言い残し、デルロイの案内で5羽は飛び立つ。

 農村部を飛行し、デルロイは「あと数時間で海だ」と教える。パムは「光る海を見たい」と言うと、デルロイは「もっとグレイトだ」と期待させる。

 すると、グウェンが「漏れそう」と言う。パムが飛びながらするように言うが、グウェンは嫌がり、地上に降りる。

 グウェンが藪の中で糞をしていると、マックは鳥の絵が描かれた扉を見つける。マックは階段を降り、皆に付いてくるように言う。暗い地下室をパムが心配するが、デルロイは「ワイルドなカモが魂の冒険をしている」と言う。

 地下室を通り、反対側のドアを開けると、小屋の中でアヒル達がグーグーをインストラクターにして、ヨガをしていた。アヒル達はマック達を歓迎する。飼育員のエアリとメイが小屋の戸を開けると、庭が広がり、グーグーが「ここはアヒルの楽園だ」と言う。アヒルはたらふく餌を食べ、飼育員がアヒルの体にオリーブオイルを塗り、肉の天秤のシーソーに乗って遊んでいた。池があり、最近ウォータースライダーができたと言う。マック達もここで遊んで楽しむ。

 ダックスはアヒルの楽園に、シェフが運転するトラックが着いたのを見つける。シェフは飼育員に金を渡す。グーグーは「エアリとメイが、見学に連れて行く」と教え、アヒル達はトラックに乗る。ダックスはグーグーを引き留める。それを見つけたマックにダックスは「あのシェフが来た。エアリとメイがシェフにアヒルを売った。料理の材料にされる」と教える。

 マックが信じないグーグーを説得している間に、ダックスがトラックの荷台のアヒルに「トラックから降りて逃げる」という。それを見つけたシェフが、ダックスの両翼を踏み、ダックスの翼の先の羽が抜ける。シェフが二股フォークでダックスの首を挟んで動けなくする。それを見たマックはシェフに襲い掛かる。マックは「今だ。逃げろ」と言うと、アヒル達がトラックから逃げ出す。

 マックは一同とアヒル達に「みんな飛べ」と言う。アヒル達が飛び立つが、羽が抜けたダックスが飛べず、マックは背中にダックスを乗せて飛ぶ。

 夕方、疲れたマック達とアヒル達は、海岸近くのホテルのプールサイドに降りる。マックは「勝手な事をするから、殺されそうになった」と責める。ダックスが「説明させてくれ」と言うが、マックは「説明はいらない。俺のいう事を聞いていればいい」と責める。ダックスはマックに反抗する。

 夜、シェフがヘリコプターを操縦して、マック達とアヒル達を探す。みんなが寝ているが、ダックスが眠れずにフェンスにいると、グウェンがダックスの機嫌を直そうとする。

 シェフのヘリコプターがマック達とアヒル達を見つけ、投網で一網打尽にする。離れていたダックスとグウェンだけ無事だった。

シェフは網を引き揚げ、ヘリコプター内に格納する。アヒル達を檻の中に閉じ込めるが、アヒルの中にマックとパムを見つけ、別の籠に閉じ込める。

羽が抜けたダックスは飛べず、みんなを追うことができなかったが、良い事を思いつく。

 ヘリコプター内のパムは「もうおしまい。子供達を見失った。あなたが正しかった。池から出るんじゃなかった」と嘆く。マックは「お前は決してあきらめなかった。ポジティブ精神だ」と慰める。

 2羽は、籠の隙間から足が出る事を知り、ダンスのように歩調を合わせて歩く。アヒル達が閉じ込められている檻を開けるボタンを押そうとすると、シェフが籠ごと2羽を捉まえる。パムがシェフの鼻に噛みつく。さらにデルロイやダンやアヒル達が、檻の中にあった果物をシェフに投げつける。

 倒れたシェフは、誤って床を開くボタンを押し、2羽が入った籠とシェフが落下する。シェフは投網に捕らえられ、マックがシェフの髪を足で掴む。マックの足が掴んだ髪から滑り、2羽の籠が落下する。

 そこに抜けた羽の代わりにデルロイやアヒルの羽を付けたダックスと、グウェンが飛んできて、籠を持ち上げながら、二股フォークを抜いてマックとパムを救出する。4羽は抱き合って喜ぶ。

 ヘリコプター内では、デルロイとアヒル達が扉に体当たりして、鍵を開けて脱出する。デルロイは「また会えてよかった。さあ、ジャマイカに行くぞ」と言う。一行は夜の海を飛ぶ。

 海上に降り、デルロイは「迷子になった」と言う。マックは海が光るのを見つける。夜が明け、傍に陸地が見え、デルロイは「ジャマイカだ」と感激する。マックがダックスに先頭になるように言う。ダックスが「尾羽は?羽の開きは?頭を離陸モードに」と皆に最終チェックをし、「レッツ・フライ」と一斉に飛び立つ。

 ジャマイカに付いた皆は、喜んで飛び回る。デルロイは親戚達に会う。ジャマイカは、青々とした山々と透き通るような水に、色とりどりの鳥たちが飛び交い、楽園の様だった。キム達の家族もいて「おそかった」と挨拶する。キムはダックスとの再会を喜び、色とりどりの羽を褒める。デルロイは「故郷に帰って来た」と親戚達と飛び回って喜ぶ。

 マックはパムに「ありがとう。目を覚まさせてくれて」と感謝する。パムはマックに抱き着く。2羽は砂浜で踊る。ダックスとグウェン、デルロイと親戚のインコ達、渡りカモ達、アヒル達も皆一緒に踊る。

 〔翌年の春〕

グウェンはワニをペットにしていた。ダックスは「家に連れて行けない。自由にしてあげて」と説得する。パム達はムースヘッド池に戻る準備をしていたが、マックは迷ったペンギン達を故郷に帰そうと言う。ダンが「ダメだ」と言うと、グウェンやペンギンが「おねがーい」と言い、ダックスは了解する。皆は南極への旅に向かう。

(タイトル『MIGRATION』。エンドクレジット。一行が南極へ向かう旅の絵葉書。最後に南極点に立つの絵葉書)

(写真は「IMDb」「映画com」より)