『すずめの戸締まり』本編冒頭12分映像のネタバレの詳しいあらすじ | アンパンマン先生の映画講座

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 2022年11月11日公開の『すずめの戸締まり』本編冒頭12分の映像が解禁されたので紹介する。8日(火)に試写会を見る予定なので、続きは試写会後に掲載する。

監督:新海誠 2022年

主な登場人物:読み(声優)役柄

岩戸 鈴芽:いわと すずめ(原菜乃華/幼少期:三浦あかり)九州の静かな町で叔母と2人で暮らす17歳の女子高校生。

宗像 草太:むなかた そうた(松村北斗)『閉じ師』として日本各地の扉を閉める旅をしている青年。

岩戸 環:いわと たまき(深津絵里)鈴芽がまだ幼い頃から二人で暮らす、鈴芽の叔母。

 

 幼い少女が廃墟で母親を探している。そこに母親がやって来る。

 それは岩戸鈴芽の夢だった。鈴芽は叔母の岩戸環と暮らしていた。鈴芽は自転車で登校する。

その途中、青年(宗像草太)に「この辺りに廃墟はない?扉を探している」と聞かれ、「人の住まなくなった集落なら、あっちの山にあります」と教える。

 鈴芽は遮断機が下りた踏切で会った同級生に、顔が赤いと言われ、道を引き返す。山の中の廃墟の「門波リゾート」に行き、先ほどの青年を探す。

廃墟の元温室のような水がたまった場所の中央に扉を見つけ、開けると、その向こうに別の世界の夜空の草原が広がっていた。扉を通ると元の水たまりで、後ろの扉の向こうには、また夜空の草原が広がっていた。鈴芽が何度か扉を通るが、結果は同じ。

 鈴芽が水たまりの中に動物の形の置物を見つけ、手に取ると、いつの間にか白い動物に変わり、逃げて行った。恐ろしくなった鈴芽は帰る。

 鈴芽は昼頃、学校に登校する。同級生と一緒に環が作った弁当を食べる。鈴芽が窓の外を見ると、山から煙が出ていたが、同級生には見えない。すると携帯電話に「緊急地震速報。震度4」の通知が来る。教室が揺れるが、大した揺れではなかった。鈴芽は山の煙が異様な形になるのを見るが、やはり同級生には見えていない。

 すずめは自転車で、急いで廃墟に行く。先ほどの開いた扉から煙のような異様な物が出ていた。青年が必死に扉を閉めようとしていたが、煙の勢いに負けそうだった。青年は「ここから離れろ」と叫ぶ。青年は扉に弾き飛ばされる。水たまりから光の糸のような物が伸び、青年は「これはまずい」と叫ぶ。

 煙のような物は町を包む。また「緊急地震速報」が鳴り、先ほどより大きい振れが襲う。青年は落下してきた建物の破片から鈴芽を守ってケガする。青年は「ここから離れろ」と言って、再び扉を閉めようとする。意を決した鈴芽も一緒に扉を押す。

青年が呪文を唱えると、鈴芽に人々の声が聞こえる。青年は扉を閉めると「お返し申す」と言って鍵をかける。

元の風景が戻る。

 (タイトル『すずめの戸締まり』)