『土竜の唄 香港狂騒曲』ネタバレの詳しいあらすじ(再掲) | アンパンマン先生の映画講座

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映画の面白さやストーリーの素晴らしさを伝えるため、感想はネタバレで、あらすじは映画を見ながらメモを取って、できるだけ正確に詳しく書いているつもりです。たまに趣味のAKB48のコンサートや握手会なども載せます。どうかご覧ください。

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2021年11月19日に『土竜の唄・・ファイナル』が公開される。11月13日に「土曜プレミアム」で『土竜の唄・香港狂騒曲』が放映される。そこで、2017年1月に掲載した「『土竜の唄・香港狂騒曲』ネタバレのあらすじ」を再掲載する。
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 日浦匡也(堤真一)が操縦するヘリコプターに、ヤクザが入った檻が吊るされ、全裸の菊川玲二(生田斗真)がぶら下がっていた。
(前作のあらすじ)
 広域暴力団組織、数寄矢会トップの轟周宝(岩城滉一)を現行犯逮捕するため、潜入捜査官「モグラ」として下部組織の阿湖義組へと潜り込んだ玲二は、義兄弟の盃を交わした日浦と、関西有力暴力団蜂乃巣会との抗争にケリをつけた。日浦は蜂の巣会のボス鰐淵拓馬(菅田俊)と五分の兄弟盃を交わす約束をした。玲二がサウナに入っていると蜂乃巣会の残党が襲って来るが、サウナに見せかけた檻ごとヘリで持ち上げた。檻を火の上に降ろすと、周りで数寄矢会のヤクザ達がフォークダンスを踊る。
 警視庁組織犯罪対策部課長に兜真也(瑛太)が就任し、清廉潔白をモットーに警視庁内の浄化を敢行する。兜は谷袋警察署長の酒見路夫(吹越満)に玲二の話を聞きに来る。
東京へ帰った日浦と玲二は、数寄矢会の四天王と周宝に、鰐淵との兄弟盃を交わす件と、周宝と直参の盃を交わし日浦組立ち上げを願い出る。四天王が反対するが、周宝は日浦組の看板を贈る。周宝は日浦に大金を渡し、チャイニーズ・マフィア仙骨竜の殲滅を命じる。玲二は周宝のボディーガードになったが、人質代わりだった。
 日浦組立ち上げの日に日浦が組員に訓示をしている時に玲二は誘拐され、目覚めると留置所の檻の中で、酒見、赤桐一美(遠藤憲一)、福澄独歩(皆川猿時)が、全国指名手配の玲二と連絡を取るには、ここしかないと言う。玲二は仙骨竜の話をすると、3人は黒幕に誰かがいると教える。また、兜が警察組織内の不正取締に力を入れ、玲二を狙っている事を伝える。3人は「土竜の唄2番」を歌って去って行く。玲二は自力で留置所を脱走する。
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 日浦は仙骨竜の台頭には、数寄矢会を破門されたはぐれヤクザが背後にいると踏み、桜罵百治(古田新太)通称モモンガが怪しいと睨む。日浦と黒河剣太(上地雄輔)が鼯鼠一家に行くと、桜罵は明らかに黒だった。
 玲二はボディーガードとして轟の屋敷に赴く。周宝の妻毬子(鈴木砂羽)のマッサージ中にハレンチな行為をした玲二が裸にされて、甚振られてると周宝とその娘の迦蓮(本田翼)が帰宅した。迦蓮は玲二に、自分の言う事も聞くように甚振る。
 迦蓮のボディーガードとして玲二が運転していると、迦蓮が玲二の上にまたがって、初めての男になってくれと迫る。玲二は動揺するが、恋人の若木純奈(仲里依紗)が怒ってフロントガラスをけ破る妄想をして断る。迦蓮は怒って玲二を車から放り出す。
 兜は純奈を高級レストランに呼び出して、玲二の話を聞き出そうとする。
 1人になった迦蓮は何者かに誘拐される。玲二は高級クラブにいた周宝に報告し、責任を取って指を摘めようとするが、周宝はどうするか考えろと一喝する。周宝がトイレに立つと、従業員を装った女性殺し屋胡蜂(菜々緒)がワイヤーで周宝を絞め殺そうとする。ちょうどトイレに来た玲二が胡蝶と死闘を繰り広げ、何とか周宝を助けるが、胡蝶はビルから飛び降りて逃げる。
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 周宝の携帯に百治から、娘を誘拐したと連絡が入る。仙骨竜と百治は裏でつながっていた。百治は、周宝に組長の引退を迫る。百治は、周宝の命令で武器の密輸をした時に警察の捜査が入り、責任が周宝に及ばないように破門されたのを怨んでいた。
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 日浦が誘拐現場をみはる埠頭の広東食品第4倉庫であることを突き止め、1人でヤクザ達と戦う。携帯で場所を聞いた玲二は、黒河のバイクに乗って現場へ急行する。日浦は百治に義足を折られる。玲二は乱戦の末に迦蓮を救い出す。兜率いる警察も現場に到着し、日浦と玲二は分かれて逃げる。
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 玲二は、迦蓮を連れて公園に逃げる。迦蓮は玲二に抱きついてキスすると、純奈がやって来る。説明できない玲二に、迦蓮は愛想をつかし、通りかかったパトカーに乗って去る。パトカーの運転手は、警官に偽装した胡蝶だった。玲二は、純奈に自分が潜入捜査官であることを説明できない。兜率いる警察隊が玲二を取り囲むが、純奈は玲二を信じ、人質になったふりをして玲二を逃がそうとする。玲二は兜に肩を撃たれ、海へ落ちる。
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 玲二が気づくと、日浦が操縦する小型機の中にいた。迦蓮は仙骨竜により香港の高級ホテルで開催される人身売買会場へ連れ去られ、香港へ向っていた。小型機はガス欠になり、香港の住宅街に墜落する。闇医者で玲二は肩の銃弾を抜き、日浦は強化した義足を装着する。先に入国していた黒河と合流する。
 日浦と玲二、黒河の3人は、下水道から人身売買会場の高級ホテルに侵入する。玲二は女装して人身売買オークションの舞台に立たされる。百治は周宝へTV電話の回線をつなぎ、迦蓮をオークションに出したくなければ引退しろと迫る。人身売買オークションに掛けられる美女は24人+女装した玲二で、客がステージに上がって品定めが始まる。オークションが開始され、24番目の迦蓮が目玉商品だった。周宝は、脅しに屈しない姿勢を貫く。百治の後ろ盾は、警視庁の兜真矢だった。
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 最後の迦蓮のセリが始まる。着替えた玲二が会場に向かうと、仙骨竜と胡蝶に取り囲まれ、黒河が加勢する。迦蓮の落札が決定した瞬間、玲二が会場に乱入し、迦蓮を助け出す。会場は大混乱になり、怒った兜は玲二に銃を乱射する。日浦はコントローラーを人身売買の少女(久松郁実)に渡し、少女の操作で日浦が仙骨竜と大乱闘になる。日浦は百治を倒す。胡蝶は虎を檻から放つ。
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 玲二は迦蓮を連れてビルからの脱出を図り、黒河の指示でビルを爆破して脱出口を開く。パラシュートを装着していると、兜が来て玲二を銃で撃つが、純奈の防弾チョッキを着た玲二は無事で、弾切れになる。迦蓮の加勢もあり、玲二は兜を倒す。日裏が来て迦蓮と先にパラシュートで脱出する。玲二も脱出しようとすると胡蜂が来襲し、虎を玲二に放つ。玲二も慌てて脱出するが、落下しながら虎に頭を噛まれる。その様子を世界各国の報道番組で報道され、国際指名手配容疑者にされる。