こんにちは柴商です
ちょっと前に出たシンワさんの『新しいレーザーロボ』をご紹介します。
出力を3段階で切り替えできるシンワの定番の
レーザー墨出し機の『レーザーロボ LEXIA』に
振動に強いタイプのラインナップが加わったんです。
『レーザーロボ LEXIA-E グリーン』です。
レーザーの照射パターンで全4タイプ。
今回のシリーズはグリーンタイプのみです。
シンワ レーザーロボ 【LEXIA-E グリーン】
※画像のクリックで商品ページに行きます
基本の縦横タイプ「21」と
通大矩照射のタイプ「31」
通り芯が2本のハイクラスタイプ「51」と
縦ライン4本+床から15mmの横全周タイプ「51AR 」
今回の新しい LEXIAの特徴は、振動に強くなったこと。
「E-sensor」というものを搭載。これは
振動に強い電子水平センサー+モーター方式のものです。
振り子とダンパー方式の物はラインがどうしても揺れてしまうのですが、
この「E-sensor」だとピタッと安定。ビルなどの振動や揺れの大きい作業現場でも
素早くライン決めが出来ます。
ラインの強さを3段階に切り替えでき、グリーンの出力の安定感など
元々墨出しレーザーとして評価の高い『LEXIA』ですが、
振動に強くなってさらに揺れやすい現場でも活躍する機種となりました。
シンワさんからこの新しい LEXIAの動画が出てました。
振動に強いという最大の特徴の他に、このLEXIA-E には標準付属で雲台がついてるんです。
これまでは雲台がない時は、いちいち三脚を調整して斜めに照射していましたが LEXIA-Eは付属の雲台を使って斜めに照射することができるので 簡単に位置を設定できます。
バッテリーは本体につけても外しても充電できる着脱式。
本体とは別の場所で充電を済ましておくことが出来ます。
充電残量もボタンを押して確認可能。
そしてもちろんIP54。
粉塵や水の飛沫による故障の心配がありません。
LEXIA-Eは従来前機種の 普通の?LEXIAの機能を継承していますので
出力を3段階で切り替え可能。
「強モード」は高出力の一番ハッキリしたグリーンレーザーなので、
明るい現場でもしっかりと確認できます。
「中モード」は強モード程は電池を喰いませんので、まぁまぁの明るさと
使用時間の両立が可能。通常使用はコレで。
「弱モード」は電池長持ち仕様。連続使用時間が中モードの約2倍!
長時間使用したい場面で活躍。「弱」とはいえ、ぎらつかず見やすいグリーンみたいです。
全モードとも電源を切っても照射ラインパターンを記憶するラインメモリー機能
搭載。復帰時のライン切り替え不要です。
今回の4機種中、最上位機種は「51AR」。51に「AR」が付きます。
縦ライン4本+横全周のフルラインタイプでコチラの「51AR」のみ、
回転台を外すことで、低い位置での墨出しができます。
驚異の低さ15mm、低い位置での横全周を実現。
他の3機種は、
それぞれ、【本体(+付属品)のみ】と
【本体(+付属品)受光器・三脚セット】があります。
雲台を標準で付けたのはさすがだな、と思いました。
せっかくの振動をなくしたブレないレーザー出力で、
振動の度合いに左右されずスピーディーに目視確認出来るのに
三脚の調整で手間を取られるのは効率悪いですもんね。
雲台のレバーでサッと斜めを取れるのでいいと思います。
今回の振動に強いセンサー+モーター方式を採用した新しいLEXIA
『レーザーロボ LEXIA-E』。
従来前機種の振り子&ダンパー式と比べると、お値段の差は定価ですと数万あるのですが、段違いに安定したラインと付属品の充実でより効率的でスピーディーな作業が実現できます。
柴商もお値段を頑張る事といたしますので、
測量に特化したツールメーカー
「シンワ」のレーザー墨出し器をお考えの大工さん・職人さんにもぜひ
チェックしてもらいたいです。
勿論、お値段や用途に応じて「従来機」や「赤レーザー」も併せて
是非色々見てご検討頂ければと思います。
柴商webで。お待ちしております