かねてから観たいと楽しみにしていた
映画「栄光のバックホーム」を
夫とともに鑑賞してきました
この映画については
予告を観た時にボロボロ涙が出てしまって
本編を観たらどうなってしまうんだろう
と思っていました
結論から言うと、
予告は本当に良く出来ていた!
ということでした
涙で見られないと思っていた本編ですが
やや興醒めしてしまう箇所もあり
「映画」としてどうかというと
正直少しだけ微妙な感想です
映画を観る前に
生前の横田慎太郎さんの動画をみたり
横田さんのお母さんの視点から書かれた
「栄光のバックホーム」
という本を読んでいたので
うーん、そこのニュアンス違うのでは?とか
本で知っている情報があるので
もっとそこの背景を観てる人に
分かるようにして欲しい、とか
横田さんの素直で純粋で真面目で
少し天然なあのキャラクターを
もっと上手く描いてほしかったーとか
勝手に色々と思ってしまいました
ただ、私がそう思ってしまうのは
本や残されている動画などから感じる
横田さんやお母さんの人柄などが
とってもとっても魅力的で素晴らしくて
そこに惹きつけられてしまったから
という事もあると思います
息子の同級生でもチラホラ
観に行った子たちがいるようですが
好評みたいです
息子も今週末観に行くそうです
横田さんが一途にひたむきに
大好きな野球に向き合って
そして病気とも真摯に向き合って
いつも自分で自分の道を決めてきた
一片の後悔なく自分の人生を生き切った、
その事を映画を通して感じてくれたら
嬉しいなと思います
横田さんのポジションはセンター
息子のポジションもセンターです
足を使って試合を動かす、
そんな姿に息子を少しだけ重ねてしまいました
とはいえ息子は中学から野球を始めて
横田さんとはレベルが天と地、
比べる事もおこがましいですが
それにしても脇を固める俳優陣の豪華なこと!
え、それだけのシーンにこの人を?
と思う場面がチラホラ
それからエンドロールがとても良かったので
これから観る方は最後まで絶対に
観て欲しいなと思います
予告の最後に出てきた
「すべての横田慎太郎に捧ぐ」
どういう意味?とずっと疑問だったのですが
あー、なるほどそういう事なんだというのが
エンドロールで分かりますよ
横田慎太郎さん、永遠の背番号24番
慎太郎さんの人生は本当に奇跡でしたね
慎太郎さんの人生の全てに大きな拍手を
送りたいと思います
お母さんのまなみさんにも同じように
大きな拍手を送ります
横田慎太郎さんという人がいたこと、
絶対に忘れません
