日大新理事長に林真理子氏就任が決まった事を歓び、祝福したい。
林氏が経営者としての経験を持たない事が、理事長就任に支障を来たす事は無いと思う。
前田中理事長も、日大相撲部出身の素人だったろう。
素人が思想も経営哲学も持たず、自己利益に走ってしまった失敗であったが、それで日大の経営に揺らぎはない。 一般企業と大学経営とは違う。 一般企業経営の基本は売り上げだが、大学経営の基本は信用だ。
林さんの母校愛と、母校を建て直すという熱情は大きな信用を育むだろう。
生徒が肩身の狭い思いをすることなく胸を張って社会に出ていけるよう、汚名を雪いでもらいたい。
大学を含む日本の教育に不信を持ってから50年、いや60年近くになる。
以前ブログに投降したが、中学3年の時学校教育に失望して以来の50年だ。
戦後は戦前とは違うと、戦前批判の言葉と反省の言葉ばかり。
反省の言葉だけでは社会形成は出来ないと、大人たちに背を向けてきた50年だった。
背を向けた50年は、我関せずの無責任の50年だった。 その50年の無責任を、今背負ってブログ投稿をしている。
子殺し、親殺し、公金に群がる犯罪に対して距離を置こうという意識も薄い現代人。
自由主義は、我儘の主張を認めるものではない。独裁の否定である。
日本社会の劣化は産業力の低下ばかりが原因ではない。
反省の言葉ばかりで正しい教育を施せなかった世代の責任ですよ。 私も林さんも、その無責任世代に居ると思う。
海外の番組で、討論を主体にした教育風景を目にすることがある。
NHK教育で見る番組だが、教授が一つのテーマに沿って学生に意見を述べさせている。
意見の主張は、個人意見を述べる事ではない。意見を通してその意見を集約することにある。
バラバラの意見では方法論になり得ない。言いっぱなしでは役に立たないという事だ。
アグネス論争を経験した林真理子の経験値に期待する。
どうせ素人の学校経営だ。 経営なんぞブレーンに任せておけばいい。潰れはしないよ。
一つ高い位置に身を置いて、教育の観点から大学経営を広く眺めて欲しい。
林真理子を思いきり振り撒いてみてはどうか。 貴女なら出来る。
松尾洋