キッシンジャーのウクライナ戦争に関する発言が流れて1週間になる。

恐れていたニュースに接して、その発言の内容をどの様に伝えればいいかと思案してきたが、時間の制限に追われるばかり。

日本では参議院選挙が始まった。 各党の政権構想は、相も変らぬ内向きの発言の羅列だ。

彼らの発言に、これからの日本の目指す指針は無い。

現在の世界情勢の中、ロシアのウクライナ攻撃を見守る中国の今後の動きに直面する日本の立場についての話は無い。

共産党志位委員長発言に有るのは、憲法上認めない自衛隊を使って日本を守るという言葉だけ。 認めない自衛隊員に、命を懸けて国を守って来いと言えるのか志位さんは?

キッシンジャー発言が世界世論の大勢になりつつあることは、中国と対峙する地政学上の日本にとっての一番の問題だ。

のんびりと自己利益を目指す参議院選挙なぞに付き合ってはおれない。

日本の現在の立場、状況は時間の制限の中にある。世界世論、流れの制約だ。

 

若い人はキッシンジャーを知らないかもしれない。 ニクソン大統領時代から活躍したアメリカの有名な政治学者で、米中国交を成立させた人物だ。発言力を持つ。

私は、ロシアのウクライナ攻撃が始まってすぐに、早く戦争を終わらせろと発言した。

長引く戦争は社会を、世界を疲弊させる。当事国でない国から厭戦論が出てくる。

これが怖かった。 そうなる前に戦争を終わらせたかった。

 

今ウクライナ戦争は、民主主義国と独裁国の対立となっている。

ここで民主主義国が引くような事になれば、そのまま独裁体制、専制主義体制の力を助長することになる。

そのまま、台湾、わが国日本の尖閣列島線上の脅威となる。

松尾洋