(3)昭和32年頃、網戸は普及していなかった。
その開閉法
網戸の開閉法は四通りに区別できます。
一つは、はめ殺し戸、つまり、窓に網戸をたて込んで、朝も晩も、ひと夏中、そのままにしておけばよいやり方です。
たとえば、引違いガラス障子の場合、窓全体の半分を開けるだけですから、一方のみぞに網戸一枚をはめて、開閉は他の一枚のガラス障子を移動させるというもの。
あるいは、格子の桟の裏全体に網を張るもの。
また、あるいは、引違いガラス障子の外側に一枚網戸を釘打ちしてしまうものなどが考えられます。
このやり方は、ずっと、そのままで置ける点、戸締りが従来のままで完全な点が便利ですが、アパートなどの場合、ふとん一つ干すのにも網戸をはずさなければならないことが難点でしょう。 |
↑ サンケイ(今の産経新聞)大阪版 昭和32年(1957年)6月25日火曜日 7面 婦人経済(大阪府立中央図書館所蔵)
『住いを快適にする 網戸の工夫 防虫と通風の効果 開閉法に四通りの区別』
↑著作権の保護期間が満了しているので、転載自由とする。
↑画像を入力するのは大変なので、写真・図は省略する。表記を変えた箇所がある。