(4)昭和32年頃、網戸は普及していなかった。
第二は引き戸です。
これは網戸も開閉できるようにするたて方で、工夫すると、いろいろ面白い方法があります。
たとえば、外に雨戸がある場合には、ガラス障子のかわりに網戸をいれかえるとよろしい。
また、窓の両側に戸袋が設けられる場合は、窓の敷居には引違い網戸をたて、その外側に両方に引き開けるガラス障子と雨戸を戸袋に引き込むとよろしい。
窓全部が開放できて、2枚の網戸が、全部、有効に風通しと防虫と目かくしをかねるわけです。
ただ、戸袋をつくる壁が片側だけにしかない場合は、一方の引違いガラス戸と同じミゾに網戸をはめてみます。
ちょうどガラス戸と網戸とが二両連結の電車のように移動できるので都合はよいものです。
ただし、この場合、戸締りが必要なので、日よけと目かくしをかねた回転用ルーバーを取付けます。
ピッタリと閉じれば、台風のときにも雨戸がわりになります。 |
↑ サンケイ(今の産経新聞)大阪版 昭和32年(1957年)6月25日火曜日 7
面 婦人経済(大阪府立中央図書館所蔵)
『住いを快適にする 網戸の工夫 防虫と通風の効果 開閉法に四通りの区別』
↑著作権の保護期間が満了しているので、転載自由とする。
↑画像を入力するのは大変なので、写真・図は省略する。表記を変えた箇所がある。
なお
戸袋(とぶくろ):引き戸において、戸を開けたときに戸が収納される場所 |
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%88%B8%E8%A2%8B
敷居(しきい):襖や障子などの建具を立て込むために開口部の下部に取り付ける、溝やレールがついた水平材 |