昔のオランダでは、悪性マラリアが長く流行していた。
マラリアが年々、反復流行する地方は、常に、多少、流行し
一時、尋常度を越えて、蔓延し、その流行が全国に及んでいき
流行がない国に及ぶことがある。
マラリア蔓延の状況は、短時に変化を来し
古来、流行していた国も、現今は全くマラリア流行しなくなることがある。
オランダの如きは、19世紀初頭において
マラリア流行の故国であったが
現今は減少して、ローマの流行病となるに至った。
その現今の流行は、比較的、小区域に限定され
古来の如き悪性マラリアが長く流行することはない。
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↑『新纂麻刺里亜療法』(荒井多門編。東京:金原医籍。明治34年9月発行。国立国会図書館の近代デジタルライブラリーのサイトで無料で閲覧できる)p 9, 10を私が現代語訳したものである。
昔のオランダでは、悪性マラリアが長く流行していたことがわかる。
悪性マラリア=熱帯熱マラリアと解釈すれば
昔のオランダでは、熱帯熱マラリアが長く流行していたということになる。
なお
『【出典その2】 ドイツでは、冬でも、マラリアに感染?(1884年~1888年)』
http://ameblo.jp/475229/entry-10129423374.html
に
1827年以前のどこかの時点で
オランダの平均寿命が、マラリア流行のため、25歳であったことを記載した。