お父ちゃんが一番大事にしていたアルバムの中で、一番大事にしていた写真です。
祖父母、両親との間で育った私の姉二人の小さな小さな頃の写真です。
ちなみに、かわいい?私はまだこの世にいません。
父がなくなるまで、この写真を見るたびに涙を流していました。
長姉は法務省の要職を仰せつかり、62歳にして17代目当主になる初孫にも恵まれ、子守に仕事に息がつく暇もございません。
次姉は先の3月末で教職を定年退職しました。
3人兄弟小さな喧嘩はありましたが、明日に持ち越すようなことはありませんでした。
だって、姉が怖いんだもん。
すぐ降参です。
この年になり、この写真を見て、やはりお父ちゃんの子です。
涙が流れてくるのです。
この前の浸水の恐れがあった際に、躊躇なく持ち出したのは、この写真が入ったアルバムであったことは言うまでもありません。