こら、おっさん! 見苦しいぞ | 瀬戸際おじさんの徒然日記

25日始業時早々、若い若い職員組合の職員に、来年で定年を迎えるおっさん(いつもの課長補佐)がフロアーまる聞こえでわめいております。


どうやら、係長と課長補佐の管理職手当が4月からカットされることについてのクレーマー。


まあこのおっさん,普段から回りに人が居ようと居まいと仕事中に、フロアーまる聞こえで個人的な取引のモンスタークレーマーで有名でございます。


「お前らのお陰で、わしは保険を解約して3月までと同じ給料を確保せなあかんのや!」


「わしが職員組合にいた時は、税務手当3000円を確保するのに徹夜して頑張ったんや!」


回りはシーンと静まりかえっております。


こういうときに私は、彼をいちびる(相手をさんざん褒め殺し、最後にドーンとつき落とす)のが好きなんです。


私 「それはそうと、補佐が懸念されてた欧州ショック?(本人がそう言ってんですから)もうその対応は万全に整いましたか?」


補佐「もうすでに、水を200ℓ、米3俵は用意できたんや。まだ缶詰はまだや。歯磨き粉1ダース、歯ブラシ20本は用意できた。」


このころ、笑いを抑えようにも、こらえようがありません。


私「ガスボンベは?鍋は? すき焼きしてんやったら肉もいるで! 缶詰やったら、デザートにみつ豆もいるで!」「刃物もいるんやたら、砥石もいるで」


補佐はそれを用意必須メモにちゃんと書いております。


おそらく周りの人は、私と補佐の会話を笑いをこらえながら聞いているものと思われます。


だって、彼が招いた殺伐としたフロアーを、だれかが明るくしなけりゃいけないんだもの。


言ってる私が、笑いをこらえながら言っておりますが、言われているおっさんは、自分がいちびられていると思っているのか、いないのか、次から次と用意のため買った品物を私に説明してくれております。


「おいおい、このおっさん、管理職手当をなくされて怒り倒しているくせに、らちもない品物に大金をはたいて」とは、かわいそうで、とても言えませんでした。