変なタイトルですが、この4月から係長と課長補佐に対して、管理職手当がなくなることについて、こんなことを考えてしまいました。


その昔、秀吉や家康は手柄を立てた武将に対して土地を与えてきましたが、その数が増え、与える土地もなくなり考えた結果、本阿弥家と結託して、正宗が打ったかの様に刀を鍛冶屋に打たせ、折紙を付けてそれを恩賞として与えてきました。


武将はそれが嘘か真か知る由もなく、恐れ多くも有難く拝領し、それが今に伝わり、重文や国宝に堂々となっている刀がたくさんあります。


でもこれらの刀の中には、江戸時代に作られたものが相当数まぎれております。


ちょっと待ってくださいよ。


正宗は,13世紀から14世紀にかけて存在したであろうといわれている刀工です。

刀は江戸時代の製作です。


また、これが本当に正宗が作ったと断定される刀が1口もございません。

だって正宗の製作の基本となる刀、銘の入った刀がが存在しておりません。


正宗の時代は、行光や国光の優れた刀工が活躍しており、彼らに比べて正宗と思しき刀工の技量はその足元にも及びません。


しかし当時、その程度の技量の鍛冶屋がいて、刀を打っていたことは事実なんでしょう。その作った刀があると言われているんですから。


銘の入った刀が1口もないのにどうして、700年近く前の刀をそれと断定できるのでしょうか。


話が元に戻ります。


今回、係長、課長補佐の方々には、当局は財政的に余裕がないとして、肩書と責任とで、プライドを持って仕事をするように期待し、手当をなくして(土地を与えず)肩書(鉄に正宗と刻んだ棒を与えて士気を上げようと考えておりますが上がるわけがありません。


まあ私や隣の係長は、そんなことは他人ごとでございまして、どちらでもいいことでございますが。


いつものマイペースでここで静養、帰りは一杯ひっかけて、帰るのが健康の秘訣でございます。