昨日、亡父の七回忌の法要が終わりました。


お寺様からの案内で百回忌に当たる方がおられるとの案内も受けておりましたので、その方の法要も兼ねて行いました。


この方は祖父の長兄で明治時代に、早稲田に入学しましたが、休憩中に友達とふざけていて、机の角で脊髄を損傷し、地元へ帰り養生されていましたが、養生の甲斐もなく二十代半ばで亡くなったことは祖父生前中に聞いておりました。


非常に頭がよく、学生時代から囲碁にふけり、その相手が近郷におらず、町の名士にその相手を求めて、その際いつも連れてもらっていたやさしい兄さんだったとは、祖父の弟から聞いた話です。


私の物心ついた時から、祖父母から囲碁、将棋の類は覚えたらいけないことを口を酸っぱくして諭されてきました。


おそらくこの方の轍を踏ませまいと思う心だったかどうかは知りませんが、自慢じゃございませんが、囲碁、将棋は全くわかりません。

はさみ将棋がやっとでございます


父の法要と、この方の法要を無事執り行えて、心の整理ができ、今安堵しているところです。