なかなかITストラテジスト試験(ST)の学習が進みませんが、先日ようやく後回しにしていた午後1に入りました。
解いたのは令和4年の問1「国際物流会社におけるデジタルトランスフォーメーション」の問題になります。
本番では選んでいない問題でしたが、解いてみると悪くない感触でした。同じ論文試験でこれまで受験した、システムアーキテクト(SA)やプロジェクトマネージャ(PM)よりは、やはりSTの午後1は相性がよいような気がします。
理由は問題文のページ数が多少少ないこともあると思います。長いと後半まで来ると、それまでの内容がふわふわすることがありますので。
解答解説を「午後問題の重点対策」で確認しましたが、問題文を読んでいるときに「ここは出題されるのでは」というところが説明の中にいくつかありました。この感覚はSAで合格したころにもありましたので、手応えとして悪くありません。
ただ一部解説にわかりにくいところもあったので、出社時の昼休みに書店に行ってきました。「情報処理教科書」の解説が読みたかったからです。
高度区分では午後問題の解説は一冊だけだと腑に落ちない時もあり、そんな時には別の参考書の解説を読むようにしています。
以前は複数冊購入していましたが、さすがに再雇用ですので、今はそこまでの贅沢は言っていられません。
ただ書籍を見ると令和4年度の解説は載っておらず、ネットで確認するようになっていました。
以前データベーススペシャリスト試験(DB)でも、情報処理教科書や合格教本で隔年の発刊になっていたことがありましたが、高度区分の書籍はそれほど需要がないため、毎年は出していないのでしょうか。
情報処理教科書のネットのダウンロードには書籍のアクセスキーが必要ですが、1つ覚えれば何とかなります。
話しはそれますが、情報処理技術者試験では、定番と呼ばれる参考書があります。例えば、PMの三好さんやSTの広田さんの情報処理教科書がそれに当たります。
三好さんのPM本は私の情報処理技術者試験の原点になりますし、広田さんのST本の特に午後1の解説は、おそらく他の参考書の著者の方がこれを参考にして合格され、それに自分なりのアレンジを加えて執筆されているのではと思えるほど素晴らしいものです。
私自身この本に憧れがあり、SAにようやく受かった時に「情報処理教科書は10冊ぐらい購入しているけれど、これでやっとSTを読むことができる」と思ったものでした。
広田さん、翔泳社さん。これぐらいで。。すみません。
ということで、この後、図書館で情報処理教科書と午後問題の重点対策の解説を堪能してきます。
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午後2の解説もわかりやすいです