意外にもサマースプリントで競り合った牝馬2頭が現段階では新聞の印は薄い。外国馬を迎え撃つ日本の最後の砦候補はダッシューゴーゴーに傾いている感じがする。


去年は逃げ粘るウルトラファンタジーにゴール直前まで迫り同タイムながら2着でゴール。・・・してからの降着判定で順位を下げてしまった。

届きそうで届かない偉大なる父の背中。今年も、スプリンターズSは残された子孫達に試練を与えるのであろうか・・・?その試練を乗り越えた先には「親子制覇」のドラマが待っている。


スプリンターズSの語り草になっているのがフラワーパークvsエイシンワシントン。

リアルタイムでレースを見ていないオペラにとっては、JRA-VANや携帯版優馬で記載されている関連記事を読むだけでも新鮮なんだが、レースは長い写真判定の末、勝敗が決まったとか。

当時は、この2頭の一騎打ちが濃厚だったかもしれないがファン心理としては、二強対決でどちらが1番強い馬なのか興味があるのは時が流れても一緒だろう。


長い写真判定の末、涙を呑んだのはなにもダッシャーゴーゴーやエイシンワシントンだけではない。1頭のG1馬の功績の裏には何頭分のドラマが存在する。小差で負けても大差で負けても何千何万いる競走馬の中で限られた馬だけが許されるG1の舞台なんだから近走の成績がイマイチでも馬鹿には出来ない。

レースを予想する僕ら人間達も各々の予想スタイルで真正面からぶつからないとレースで頑張る馬達に失礼だ。


少し話が脱線してしまったが、ダッシャーゴーゴー以外にも「G1馬」の称号を目前で獲りそこなった馬がいる。古豪・ビービーガルダンだ。

スプリンターズSはローレルゲレイロに、高松宮記念ではキンシャサノキセキに敗れてしばしスランプに陥っていたが、徐々に復調してきている印象。

2年前のローレルゲレイロとの激戦は去年のグリーンチャンネルのTVCMでも地上波で流されフラワーパークvsエーシンワシントンの激戦には劣るかもしれないがこちらも着差1cmも激戦であったのは紛れもない事実。


カレンチャンやダッシャーゴーゴー、エーシンヴァーゴウの短距離界の新時時代を幕あける結果にも興味が無いわけではないが、やっぱり個人的には叩き上げの「努力家」のG1タイトル奪取の瞬間の方が見てみたい。

相手に不足ない今年のメンバーだからこそ・・・。



「まるでメジロマックイーンの様だった」とコメントを残した池江調教師。


神戸新聞杯は他を寄せ付けない完勝劇で制したオルフェーヴル。


上がり3F32.8は去年のローズキングダムvsエーシンフラッシュを抜きレース記録の様だ。逆に考えると、ウインバリアシオンやフレールジャックが去年の1着2着とほぼ同タイムの上がりなのを考えるとオルフェーヴルは今後末恐ろしい馬になる事は確かだ。


ディープインパクトも強かったがテイエムオペラオーの様な長期政権が来る日もそう遠くない様な気がする。全く持ってこの強さは今の民主党も見習って欲しいものだ。


今日の携帯版優馬に記載されていのだが、秋初戦を勝利で飾った2冠馬は3頭しかおらずその3頭全てが菊花賞で連対している模様。


最後の1冠のタイトル獲得に追い風ムードのデータだが、馬も人間頭同じ様に生き物。菊花賞までも間も成長している。無論、オルフェーヴルも例外ではないが1強ムードは個人的には歓迎出来ない。


震災の影響で歯車の狂ったローテーションにより力が発揮出来なかった馬がトライアルで権利を順当に取っている印象があるが、その馬達は皆、一度はオルフェーヴルに敗れてきた馬。期待度は薄い。


こんな1強ムードの菊花賞こそ出世が遅れた晩成型のステイヤー血統の力の見せ所であり、打倒・オルフェーヴルの期待がかかる。と言っても、きっと賞金がギリギリだと思うから今年の菊花賞は抽選・除外対象組に注目したいと思います。


でも、親子2代の3冠トレーナーの瞬間も見てみたい気持ちもある。だから、競馬はレースの結果以外のサイドストーリーがあるから奥が深い。

先週はオルフェーヴル、アネーストリー共に貫禄勝ちで終わった重賞だったが、秋の中山開催を締めくくるスプリンターズS。前哨戦のセントウルSの結果を振り返ると、外国馬が負けて強しの印象。降着はあったものの異国の地の慣れない環境下の中で出走した2頭とも上位入選は凄い。

日本馬もダッシャーゴーゴーやエーシンヴァーゴウ、サンカルロなど現在の短距離界の上位クラスの馬が走っている事から尚更の事。


それでも何が起こるかわからないのが競馬。と、言いはじめたのには根拠がある。

コース変わりして今週で2週目。下級条件ながら、今の中山1200mには血統的偏りが見られる。


それは父・母父の組み合わせを抜きにしてサンデー系×ミスプロ系の組み合わせがよく馬券に絡んでいる。


出走馬を確認してみればわかるが、外国馬はもちろんのこと日本代表の上位人気になるだろう馬達は皆非サンデー系が多い。と言うより父・サンデー系は数える程しかいないし、サンデー系×ミスプロ系の組み合わせはアーバニティとパドトロワ、ベーリングボーイの3頭。厳密に言えば、アーバニティとベーリングボーイは母父レイズアネイティヴ系なので実質パドトロワ1頭のみ。

実績から考えてもどの馬も人気になるとは思えない。


気になる外国馬の配合を見てみるとグリーンバーディーの父・Catbirdはディンヒル直子のダンチヒ系で母父のラストタイクーンはノーザンダンサー系。

ラッキーナインの父・DubawiはSeeking the Goldラインのミスプロ系で母父のGreenDesertはダンチヒ系。

ロケットマンの父・ViscountはRainbowQuestラインのレッドゴッド系で母父はグレイソヴァリン系。


レースまでまだ時間があるし、当日になっても1200mのレースが行われると思うからその場その場で馬券に絡んだ馬の血統を見て行くだけでも馬券の打点を上げてくれる馬が炙り出されると思う。


上半期のG1は上位人気の決着が目だったので下半期1発目位は荒れに荒れて欲しい。