最近の重賞勝ち馬の血統を眺めていると「父・キングカメハメハ」はもちろんのこと、サンデーサイレンスの息子、孫が父親となりサンデー系飽和状態」になっている。サンデー系と一括りにしても各馬の「セールスポイント」があるわけだからそれはそれでいいと思うけど、主役一人が元気で回りが今一つだと、勝負事もただただしらけてしまう。

名勝負の陰には必ず、脇役や伏兵が存在する。みんながみんな90年代の巨人や全盛期ヴェルディーの様な「タレント選手」ではないのだ。


そう考えると、父親としてのロベルト系の元気の無さには少々残念だ。ウオッカの引退後、エース級のロベルト系出身の馬が出てきていない気がする。やはり一部の血統に偏り、パワーバランスが崩れてしまうと面白くない。


今週の平安Sはエスポワールシチーのほぼ1強ムード。調教タイムを見比べてみても他馬を圧倒している。が、今年の京都ダート1800mはロベルト系血統馬の馬券の絡みが多い。

とは言っても、エスポワールシチーの母父はブライアンズタイムなのだが・・・。


穴馬を探すとしたらロベルト系1本に絞りたい。


ある意味、血統予想も「サイン」予想や「リンク」予想に共通するところがあるのでは・・・?と個人的に思う。


年が明けてから、中山芝2200mはサンデー系×ノーザン系の馬券の絡みが多く、ノーザン系の中からピンポイントに狙いを定めるならノーザンテーストの血が流れている馬の好走傾向が強い。


出走登録馬を見てみると有馬記念4着・ルーラシップの一番人気は避けられないだろう。

ただ、ルーラシップの配合は父・キングカメハメハ×母父・トニービンの配合である為、今の中山芝2200mの好走傾向からかけ離れている。

それでも、エアグルーヴの子供なので「ポテンシャル」の印籠で押し切られる可能性はあるが「狙ってみたい!!」と思える馬でもない。


それなら、まだトーセンレーヴの方が狙ってみたいと思える。

トーセンレーヴの配合は父・ディープインパクト×母父・Caerleonであり好走条件を満たしている。

同コースで母父・ダンスインザダークがそこそこ馬券に絡んでいたので母父・ニジンスキー系のこの馬にとっては追い風になるだろう。

何よりこのレースは池江厩舎×「トーセン」のタッグには連覇の懸る一戦。こちらの馬の方が勝負度高いと思える。


「ノーザンテースト」にこだわるならリッツィースター。父・スターオブコージーンなので狙い目の本線から少し反れているが、前走・格上挑戦でアルゼンチン共和国杯を勝ったトレイルブレイザーを負かしてのOP入り。トレイルブレイザーは重賞初制覇の勢いでJCも4着に入選している事を考えると昇級初戦でも面白い存在になりそう。


◎ビートブラック


トゥザグローリーの2年連続有馬記念3着の実力は認める。認めるけど、ハンデ戦である事忘れはいけない。トゥザの58.5キロを物差しにした場合、血統・実績を考えれば⑦ビートブラックの57キロは十分逆転可能な斤量。


距離に不安の残る4歳勢を尻目に安定株の優等生が主役に立つチャンス。


馬券は⑦単・複で勝負。