45歳からの挑戦 オヤジテニス進化論 -4ページ目

苦痛

私たちはみな2つの苦痛のひとつで苦しまなければならない。

訓練の痛みか後悔の痛みである。

その違いは訓練の重みは数オンスであるのに、

後悔の重みは数トンもあることだ。


ジム・ローン(米国を代表する国際的な思想家。コカ・コーラ、IBMなど、一流企業のコンサルタントとしても活躍)


後悔の痛みを忘れ、訓練の痛みを避けるなら、待っているのは更に大きな後悔の痛みだ。

重心の感知

重心を感知することと、脱力は相互に関連している。
重心を感知しなければ脱力できない。

脱力しなければ重心を感知できない。
重心を敏感に感知することは、脱力への道である。

SAT-TUN

武道の達人はミリ単位で重心を感知しているという。
ミリ単位は無理としても、せめて1cm単位で重心を感知できるようになりたいものだ。

体の軸

世界のトッププロ達は、走らされても体の軸がぶれないし、力まずにリラックスして振り抜いて打っています。ですから安定してパワーのあるショットを打ち続 ける事ができるのです。
つまり、体の軸の保ち方や力の抜き方などの正しい体の使い方ができてはじめて、スクールなどで教わるラケットワークを生かしきることができるのです。

榊原太郎(脱力テニスインストラクター、TennisBiz代表)


大切なのはラケットをどう振るかではなく、正しい体の使い方を覚えることだ。

意識するとできない

 人は過剰に意識して運動すれば、筋肉もスムーズに動かず、良いプレーができないことはわかります。

わざと意識させること、あえて意識させないこと、このさじ加減がコーチの実力であり、教わる側の選択肢でもあると思います。

長島 俊記(USPTAプロフェッショナル2、JPTA公認プロフェッショナルコーチ、打ち方よりも勝ち方を教えるコーチ)

意識するべきことと、意識しないこと。
この二つの見極めが重要だ。


失敗と成長

「失敗」と書いて「せいちょう」と読む

野村克也(東北楽天イーグルス前監督)

人間は失敗してこそ自分の間違いに気づくもの。気づく前に言われても頭には入らない。

何が問題なのか。疑問に思い、考えるようになって、はじめて成長できる。

感情と動作

Emotion(感情)をコントロールしたければ、Motion(動作)をコントロールせよ

ジム・レイヤー(USPTA/USPTR両プロテニス協会に認められた唯一のマスタープロとしてナブラチロワ、サバティーニ、セレス、クーリエ、松岡修造などトップ・テニスプレーヤーを指導したメンタル・トレーナー)

勝者になりたければ勝者の振る舞い
(動作)をせよ、そうすれば勝者のように感情をコントロールできるだろう。

鍛える

技でやるから体を鍛える必要がないと考えるのは素人だ、何もわかっていない。
技は体が出来てこないと出来ないのだ。
何か教われば出来るというものではない。

佐川幸義(大東流合気武術宗範、日本の武術史上最強の実力者

技に目をとらわれがちだが、その技を可能にしているのは己の体。
まずは土台となる体を鍛えなければならない。

感覚を磨く

テニスはボールをコントロールするスポーツです。
その為に必要な感覚(視覚、聴覚、触覚)を磨かなければいけません。
必要な感覚が磨かれた時に、コーチのアドバイスを実行できるのです。

戸村基貴(Feeling Tennis  著者、大脳生理学に基づくテニス指導方法を確立)

まずは自分の感覚を磨くこと。
そしてその感覚に合うものを取り入れることが上達につながる。

タイミング

タイミングは掴まない。
タイミングは合わせない。
タイミングは自然と合うもの。

小関勲(バランストレーナー、小関アスリートバランス研究所代表、メルマガより引用)

タイミングは意識すればするほど合わなくなる。考えるな、感じろ!



挑戦

失敗をすることは耐えられるが、挑戦しないでいることは耐えられないんだ。

 
マイケル・ジョーダン(NBAでバスケットの神様と称された不世出のスーパースター)

失敗を恐れるな!挑戦しないと残るのは後悔だ!