ドラゴンハート 最後の闘い | ウール羊と “ちょこっと” ニャン吉

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大好きなんですよ、ドラゴン。

「ドラゴンハート 最後の闘い」




【ストーリー】
騎士ガレスは、金が含まれているという噂の隕石を捜しに行くが、
そこには隕石ではなくドラゴンの姿があった。
ガレスはドラゴンが悪の呪術師に追跡され地球に落下したことを知り、
力を合わせて悪の呪術師が支配する恐怖の世界に立ち向かうことになる。
そしてこの闘いでガレスは、真の騎士道を知ることになる…。
(アマゾン)

監督 コリン・ティーグ

出演 ジョン・モリス、タンジン・マーチャント、ジャッサ・アルワリア

製作国 アメリカ/イギリス/ルーマニア 2015/2

これ、実は三部作の三作目です。

一番最初が「ドラゴンハート」というタイトルで、主演がデニス・クエイド、ドラゴンの声がショーン・コネリーと、なかなか贅沢な映画です。

で、この「最後の闘い」ですが、三部作といってもストーリーが繋がってるわけではなくて、最初から観てなくても問題ないです。




コンニャローが諸悪の根源で、世界を牛耳ろうとしているドルイド教の生臭坊主。
自分が所属していた団体を私利私欲のために壊滅させてしまいます。




まあ、ローマ帝国時代に作った壁を守護している南方民族の騎士団を、北方民族を焚き付けて蹴散らそうと画策しているわけです。

この壁の内側にいたのが、




騎士を夢見るガレス。

ぶっちゃけ、このガレスの成長物語ですが、




騎士団がこれまた腐敗していて、貧しい人たちから税を徴収しています。

ガレスも騎士になるために徴収係をするのですが、




この老夫婦から税を取らなかったため、

「テメー、なんだこの軽さは!!タコ野郎(ウール羊的な意訳)」

と言われ、さらには

「金貨100枚で騎士にしてやらんこともねーな(ウール羊的な意訳)」

と、理不尽な要求をされてしまいます。

ていうか、ストーリー解説は “騎士ガレス" ってなってますが、まだ騎士見習いです。

で、んなもん集めらんねーよ、と悲観しているときに、




隕石が落ちてきて、一攫千金を夢見たガレスは隕石に含まれる金を採掘しに壁の外へ出発します。




しかし、隕石の中にいたドラゴンに吹っ飛ばされちゃうわけですが、このドラゴン、卵を大事に抱えてました。




隕石の中でドラゴンが目覚める瞬間がカッコいい!!




いやいや、どう見ても卵だろうが。
金じゃねーよ。

ここから卵争奪戦が始まり、瀕死の重症を負いながらも(ついでに溢れんばかりの下心で)卵を守ったガレス。
もうすぐ俺死んじゃうかも?と思ったところで、




ドラゴン登場。
卵を守ったお礼に自分の心臓を分け与えます。




このドラゴンがすごく表情が豊かで、卵が無事でホッとした様子だとか、目の動きなどがすごくリアルです。

一作目のドラゴンと比べると体つきが華奢なので、絶対メスだと思ったらまさかのオスでした。

や、確かに声優は男性だったけどな?
そんなん脳内から消えてたぜ。




その後ドルイド教の生き残りであるローンに助けられ、




仲間もできたガレスは卵を守って壁の内側へ帰ろうとします。

この女優さん女戦士って感じでカッコいいですね。




この人ちょっと細すぎないか?と思ったけど、




なんだ、カッコいいじゃん。

これはアレですね。
アイパッチが効いてますね。

悪の生臭坊主率いる北方民族ですが、これも部族が別れていて、上の画像の女戦士・ローニュとトレヴァー率いる部族と生臭坊主に傾倒している部族があって、結構複雑な感じです。




このローンくんが結構活躍してくれるのですが、なんとなくコミカルです。
しかし、やるときはやる男前な見習い坊主。

ぶっちゃけ、主人公のガレスがかなり利己的で自分勝手な人物なので、ストーリー重視や主人公に感情移入しながら観たい人はオススメできないのですが、




ウール羊みたいなドラゴン好きには面白い映画です。




このシーンは、

「チッ、つまんねーヤツに心臓をやっちゃったぜ(ウール羊的な意訳)」

というやり取りがあるのですが、ドラゴンの表情がクルクル変化して、本当に生きてるみたいです。




このドラゴンがムカつく生臭ヤローに呪いを受けてしまうのですが、この呪いを解くには心臓を共有しているガレスの心のあり方が鍵になってます。




いやーもう、ドラゴンがいいですね!!

まあ、ストーリーや人物像など賛否両論はあれど、ウール羊はわりと楽しめました。

実のところ、ウール羊は一作目の「ドラゴンハート」が大好きなので、オススメはこちらです。




 10世紀のヨーロッパを舞台に、騎士とドラゴンのコンビが悪政と戦う姿を描いたSFXファンタジー。圧政に耐えかねた農民が起こした暴動で王は死に、幼いアイノン王子も瀕死の重傷を追った。女王は息子の命を救おうと騎士ボーエンと共に洞窟に棲むドラゴンのもとを訪れる。慈悲の心を持ち民衆を苦しめない事を条件に、心臓の半分を王子に授けるドラゴン。しかし成長したアイノンは父以上の暴君となり、それがドラゴンの心臓のせいだと考えたボーエンは単身ドラゴン狩りを開始する。ある日、人語を解するドラゴンと出会ったボーエンは、戦いの後に意気投合し和解する。こうしてドレイコと名付けられたドラゴンとボーエンは、悪い竜とそれを退治する者という役割を演じながら金を稼いでいくが、アイノンを父の仇とする娘カーラの出現によって圧政に立ち向かう事を決意する……。
<allcinema>

監督 ロブ・コーエン

出演 デニス・クエイド、ショーン・コネリー(声)、デヴィッド・ジューリス

製作国 アメリカ 1996/8

まあ、こちらもレビューは割れてるのですが、ストーリーはこちらの方が好きです。
ラストが切ないんだよ・・・。
CGは今の技術に比べると劣るのですが、こちらの方が暖かみがあって、感情移入しやすいです。

つか、「最後の闘い」ではドラゴンが地球外生物なんだが。

なぜだ。