こんにちは。
やっと目的地に到着した、
ニャン吉です。
さてと、モーちゃんにはカトラ農場で待っていてもらって、俺は街の中へ入りたいと思います。
大丈夫!!
“最高級" とはいってもたかがニンジン!!
そんなに値は張らないはず!!
・・・・・・たぶん。
「あっ!!」
「あっ!!」
あ?
モーちゃん。
「なんだ?」
ずいぶん顔が広いね・・・?
「フッ、これも人(馬)徳というやつだ」
ありえねーし。
どうなってんの?
なんかこう・・・。
予想外すぎて頭がついていかない。
この件については考えることを放棄しよう。
それやりも、ここの主人にモーちゃんを預かって貰わないと。
モーちゃんを預かって欲しいんですけど。
「・・・・・・え?」
え?
「あら、いいえ。なんでもないわ。馬の管理ならガイマンドに言ってもらえるかしら」
わかりました。
・・・・・・ なんか反応が変でしたが。
ま、いいか。
「も、モーちゃんを預かるだって!?」
へ?ああ、はい。
モーちゃんは街に入れないので、ここで預かってほしいなー、って・・・。
あの~、もしかして泣いてます?
「泣いてねぇ!!泣いてたまるかコンチクショー!!」
やっぱ泣いてんじゃん。
なんで?
「それはな、お前の馬が・・・う、馬が!!」
え!?
モーちゃんが何か・・・。
「これ以上は言えねえ!!」
いや、言えよ!!
カトラ農場の人々にはなんとか持ちこたえてもらいましょう。
「俺の毛根がなくなる前に引き取りに来てくれ・・・グスン」
モーちゃん、ほんと君は何をやったんだ。
それよりも、
ソリチュードといえばスパイス入りワイン!!
ここに来たら必ず飲まないとね!!
何本か買って宿屋にお持ち込みしよう。
すみませーん。
スパイス入りワインありますかー?
「あら、いらっしゃい」
まずこれを下さい。
えーと、あとは・・・。
あるだけ全部!!
「毎度あり!!」
さてと、それじゃ宿屋ウィンキング・スキーヴァーに行って宿を取らなきゃ。
フッフッフッ。
今日は思う存分飲むぞー!!