推理作家ポー最後の5日間 | ウール羊と “ちょこっと” ニャン吉

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「推理作家ポー最後の5日間」




世界初の推理小説家とも言われる偉大なる作家にして詩人のエドガー・アラン・ポー。40歳の若さで亡くなったその死には今なお多くの謎が残されている。本作はそんなポーの謎に包まれた最期の日々に焦点を当て、彼が自身の小説を模倣する猟奇殺人鬼との壮絶な頭脳戦を繰り広げていたという大胆な着想で描くゴシック・テイストのサスペンス・ミステリー。
 1849年。アメリカ、ボルティモア。ある夜、密室で母娘が犠牲となる凄惨な猟奇殺人事件が発生する。現場に駆けつけたフィールズ刑事は、それが数年前に出版されたエドガー・アラン・ポーの推理小説『モルグ街の殺人』の模倣であることに気づく。ほどなく第2の模倣殺人が起こり、フィールズ刑事はポーに捜査への協力を要請。ところが今度は、ポーの恋人で地元名士の令嬢エミリーが、彼女の誕生日を祝う仮面舞踏会の会場から忽然とさらわれてしまう。しかも犯人はポーに対し、一連の事件を小説にして新聞に掲載すれば、今後出てくる死体にエミリーの居場所のヒントを残してあげようと戦慄の挑戦状も用意していた。為す術なく、犯人の要求に従い原稿を書くポーだったが…。
<allcinema>

監督 ジェームズ・マクティーグ
出演 ジョン・キューザック
   ルーク・エヴァンス
   アリス・イヴ
製作国 2012年10月/アメリカ




江戸川乱歩の名前の由来の人だね。

自分も好きな作家なので期待した。
ポーの小説が随所に出てきて、しかも謎に包まれた死に焦点をあてる、なんてのは面白いと思ったんだけどな。




ただ、事件の描写が・・・。




この中には入れてないけどさ。




グ・ロ・い!!

ジョニー・デップの「フロム・ヘル」も事件の描写がグロ気味だったけど(面白かったけど)これは・・・。




被害者が事切れるまでのシーンがあるんだけど、小説そのままを映像化されちゃうと残酷すぎるので(つか、痛い。視覚的にかなり痛い)・・・。




犯人がちょっと印象が薄いかな。




この二人が相手だと、もうちょいアクの強い人の方がよかったかも。




ラストの、事件の種明かしはなるほどそうだったのか、と唸る反面イライラもする(個人的に)。

ストーリーはいいと思う。
小説も上手く取り入れてるし。
ただ痛い(視覚的に)。
思わず腹とか首とか押さえちゃったじゃないか。

グロ耐性がない、もしくは血を見ると気絶する、ダークソウルのあの罠にはイライラした、しかもリモコンを画面に投げつけたい衝動が起きた、という人々にはオススメしない(スカイリムにも同様の罠あり)。

はっ!!
も、もしかしてこれってネタバレになるのだろうか。

・・・まあ、いいか。
笑って許してくれることを期待する。